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ヤンデレ海月娘ちゃんに海中に引きずり込まれてキスしてないと溺れちゃう深海までお持ち帰りされた話
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  • 監禁
  • ホラー
  • 拘束
  • 人外 / モンスター
公開日2022年06月24日 20:37 更新日2022年06月24日 20:37
文字数
1780文字(約 5分56秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
彼女に激似の海月娘
視聴者役柄
三年前に彼女を亡くした男性
場所
あらすじ
≪あらすじ≫
今日で彼女が亡くなってから三年が経つ。
あの日の事故はいまも鮮明に覚えていて、海なんて二度と行かないと決めていたんだ。
どうしても付き合いでいかないといけないことになって、歩いていると彼女そっくりの人に声をかけられた。
何やら困ってる様子だったので、俺は手伝うことにしたんだ…。
本編
//おどおどしている。
あ、あのぅ……。すみません……。

あ、そうですそうです。そこのお兄さん…。

ちょっと頼みごとがあるんですけど…いいですか?

よかったぁ……。実はですね……。

この浮き輪、全然膨らまなくて……。

さっきから格闘してるんですけど……。

ふぅーっ……。

ほら、さっきからずっとこの有様なんです……。

それで男の人に頼みたいなあって探してたら、あなたが通ったので声かけちゃいました。

いいんですか…?
じゃ、じゃあっ…!

あ、あ、…
わ、私が口付けたとこに口付けるのは嫌ですよねっ。

すぐ拭いてきますっ!

お、お待たせしました。手際が悪くてすみません……。

ど、どうですかね? 膨らみます?

わ、わぁ、すごい!
こんなにすぐに膨らむんですね。

やっぱり男の人はすごいなあ。

あ、あの……どうして……見ず知らずの私に……こんなに優しくしてくれるんですか?

昔の彼女に似てたから?

//小さい声で
案外……覚えてるもんですね。

へ、へぇ、そうなんですね!
そんな偶然があるんですね~、何だかロマンチックです。

あ、あの、まだ時間ありますか?実は……その私金づちで……。
正直浮き輪があっても怖いんですよね……。

良ければ沖の方まで連れて行ってほしいなぁ……って。

さ、さすがにわがまますぎますよね……?

ほ、ほんとですか!
やったぁ!

じゃ、じゃあ、お願いしますっ!


【沖】
わぁ……。
どこを見ても海……。

私たちがいた砂浜があんなに遠くに……。

こんな遠くで足がしびれたら……もう戻れませんね……。

……えいっ。

ふふ、ふふふ……。つーかまえた……。

もう浮き輪も要りません。
バレたらめんどうくさいので、割っておきましょうか。

ああもう、じたばたしないでください。
大人しくしてったら……!

どうしてこんなことをするのか……ですか?

どうしてって…この姿に見覚えはありませんか?

そうです。
3年前に水難事故で亡くなったあなたの彼女です。

先ほど似ていると言ってましたが、それもそのはずです。
正真正銘、あなたの彼女ですよ私は。

正確にはあなたの彼女を餌にして生まれたのが私という個体ですが……。
まぁ、あまり大差はありません。

この身体が大きくになるにつれて
彼女が言うんですよ。

"あなたのことがほしいほしい"って。

あまりにもうるさくて……
関係のない私もあなたを好きになってしまいました。

見つけ次第こうしようと計画を練っていたんですが……

長らくあなたはこの海には現れませんでした。

そうですよね。
彼女を亡くした場所に行きたがる人間がどこにいるんでしょうか。

でも、今日は現れた。
彼女の三回忌だったから。

それであなたを引き込むことにしたんです。

優しいあなたはすぐに私の罠にかかってくれましたよ。

それはもう面白いくらいに。入れ食い状態の釣り人の気分でした。

……お待たせしました。
お待ちかね、彼女と運命の再会です。
存分に喜んでください?

ふふ、
それよりも身体が動かなくて怖いですか?

そうですね。
少しだけ動かせるようにしてあげます。

首から上だけ…ね。

ああそうだ。
いまのうちにこの景色を目に焼き込んでおいた方がいいですよ。

私たちは真っ暗な深海に住んでますから…。
いずれ私しか見るものがなくなります。

それに呼吸も…。

そうです。
パニックを起こされても困るので、一時的に空気の膜は張ってあげてますが……
それも長くはもたないでしょう。

深海に行けば水圧でシャボン玉みたいに、ぱんっです。

そしたらあなたの呼吸はどうするのか…?

それは、ここ。
私の唇から空気を取り込むんです。

別に恥ずかしいことではないでしょう?
彼女といつもしていたようにすればいいだけです。

私が別の女の容姿じゃなくてよかったですね?
浮気にはなりませんよ?

一度試しにやってみましょうか。

くははっ!
ぶくぶく…口から泡が漏れて…。

苦しい?
苦しいですね…。

逃げようとしても無駄ですよ。
触手がしっかり身体を絡めとってますから。

死にたくなかったら…わかりますよね?

おーい…。

あちゃ、もう気を失ってる。

人間は本当に弱いなあ。

(キス)

っぷは。

おーい。

おーい。

あ、目を覚ましましたね。

これは救済です。
次からは、あなたからするようにしてくださいね?

わかったら、返事。

返事できてえらいね。

彼女の記憶では、あなたは甘えるのも好きだったそうですね。
これからも甘えていいんですよ?

//馬鹿にしてる風に
私が癒してあげまちゅからね~。

じゃ、了承を得たということで。
早速私たちのお家へ……深海に行きましょうか。
しっかり抱き着いていてくださいね。

ふふ…。
かつてあなたが望んでいた通り……死ぬまで一緒に……私と暮らしましょうね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ヤンデレ海月娘ちゃんに海中に引きずり込まれてキスしてないと溺れちゃう深海までお持ち帰りされた話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者

ライター情報
pixivにて、台本を投稿し始めました。
ヤンデレや甘々、わからせなどを学び中。
シチュエーションボイス採用を目指しております。

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