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【逆わからせ】ダウナー吸血竜ちゃんに別れ話をしたら、種族の差をわからされた。
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  • 別れ話
  • ファンタジー
  • 人外 / モンスター
  • ダウナー
  • 逆わからせ
公開日2022年06月27日 20:43 更新日2022年06月27日 20:43
文字数
1861文字(約 6分13秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ダウナー吸血竜
視聴者役柄
彼氏のようなペットのような人
場所
自宅
あらすじ
≪あらすじ≫
元々吸血竜は朝が弱いとされている。
これは元になった吸血鬼の血を強く引き継いでいるからであり、ダウナーな彼女はその特徴が顕著に出ている。

寝ている間に吸われていることもあり、腕から生傷が消えることはない。
それに嫌気がさした俺は、甘言に乗せられ……ずるずると浮気関係を続けていた。
本編
ねぇー……。
こっちきてぇ……お腹減ったあ……。

……血吸わせて……。
早く来ないと……私飢えちゃう……。

……やだ。
君の血がいいの……動物の赤身なんてヤダ……。

また指だけ……?
ああ……腕私の噛み後で傷だらけだもんねぇ……。

……目立つから隠したいんだ……?

……しょうがない。
……あむ。

おいひ……ま、まぁひゃらめ……全部吸ってから……。
君の血好きぃ……。

ぷは、ごちそうさまでした。

ああ、吸いすぎちゃった……。
私、吸血鬼と竜のハーフだから……効率悪いの……いつもごめんね。

……そうだ。
どうせなら、一緒にお布団はいる……?

……用事があるんだ。
ふーん……いってらー……私留守番してるから……。

……おやすみ。


☆ ★ ☆ ★


……おはよ。
まだ帰ってきてない……。
お腹すいたぁ……。

電気……わっ(リモコンを落とす)

……めんどいからいっか。

"いつ帰ってくるの……"っと。
あいつ……最近帰ってくるの遅い気がする……。
メッセージの既読も遅くなってきてるし……。

私を置いて何してるの……。
私より大事な用ってなに……。

もしかして、浮気……?
なわけないよね……。


★ ☆ ★ ☆


……おかえりー。
用事結構時間かかったね……私お腹すいちゃった……。

……!
……ねぇ、なんで君から他の女のニオイがするの……?
……消してきたみたいだけど、わかる。

いつもより濃いニオイ……。
用事ってなに……。
私の知らないところで、なにしてきたの……?

わかれたい……?
別れたい……って言ったの?
私の聞き間違え……?

……早く訂正して。
……最近甘えてばっかりで構ってあげてなかったのは謝る。

……?
……構ってほしいからそういう嘘いうんでしょ?

……別れ話も嘘。
……その気持ち悪い匂いもどこかで香水でも買って被ったんでしょ。

君は……そういうところ私と同じで抜けてるから……。

だって……。
だって……君に女なんて出来るわけない。

私は見ての通り美少女だし……お胸も大きい。
いつだって、君に身体許可してるし……。
他の女に劣る要素ないもん……。

……それに君は我のこと好きって言ってくれたじゃん。
いつって……君が子供のときだけど?

……ほんの少し前の約束も守れないの……?

それにさ……
もしその女がいたとしても……人間でしょ……。

私は竜族だよ……?

はるか上位種である私のモノに手を出すバカがどこにいるっていうのさ……。
嘘をつくにしても、もうちょっとリアルにしないとだめ……。

……すぐ見抜かれちゃうよ。

それと……ついていい嘘とついちゃいけない嘘くらい、君はわかると思ってた……。

ぐすん。
ひどい……私傷付いた。
謝って。
いますぐ。


……。
ほんとにいるんだ……そんなバカ……命知らずすぎ。

何怒ってるの……?。
……私がその女を馬鹿にしたから?
……馬鹿に馬鹿って言って何が悪いの……?

……あ、ちょっと待って……どこに行くつもり……?
……ねぇっ……ちょっと……。
その女のところに行くつもりなんだ……。

っふぅ……はぁあ……。
……いままで我慢してきたけど……もう我慢できない。


(壁ドン)


……別れ話をするにしてもさ。夜にこの話をしたのは悪手だったね。

……夜は私の時間だよ。

ただでさえ、君は人間でか弱い種族なのに……。

……逃げないで。
ほら……両手を片手で抑えられるくらい君は弱いんだよ。ほんといい度胸してるよね……。

ほら……さっさと私に首を差し出せ……。

……首を振らないで。飲みにくい。
……あとうるさい。ご近所迷惑。

抑えつけたところで……。

ねぇ、見て……って見れないか。
君の息荒くて……ぷっくり血管が浮き出てきてる。
飲んでほしいよぉ飲んでほしいよぉって……どくどく脈打ってるね。

おいしそぉ……。
いただきまぁす……。

かぷ。
……ん。……んくっ……。

あはぁ……やっぱり首元の血は格別だねえ……。

……おっと動かないでよ。私が飲んでるでしょ。

君はね……
このまま限界まで血を吸われて……私の眷属になるの。

……本当は君から差し出すまで待っていたかったんだけど……こんなことされたら……しょうがないよね。

……ペットの分際で、私に刃向かおうとした罰だよ?

……前からしたいとは思ってたんだ。
だけど……君の負担が大きいから我慢してた。

でもその我慢も限界。
まさか外で浮気してるとは思わなかった……。
最近腕から吸わせないのも、その女に何か吹き込まれたからでしょ……?

例えば、
"彼氏の腕をこんなに傷つける彼女なんてあり得ないよ"とか
"私なら、君を傷つけないで癒してあげられる。だから別れて私と一緒になろ"とか。

……あとでその女教えてね。
跡形もなく消し飛ばしてくるから。

さっきの話は……嘘?

へー……
やっぱり君はこれを望んでたんだ……本当にかわいいね……。

//低音
って信じるわけないだろ。
いい加減にしろよ。

……まぁいいよ。
眷属になれば……君は完全に私のものになるんだから。

……この契約は、君そのものに刻むタトゥーのようなもの。

……見事結ばれれば。
君が拒んでも……私の思うがまま、君を動かせるの……。
素敵だよね……。


(任意の吸血時間)


ぷはぁ……これで……契約完了。
いっぱい吸っちゃったから……キスマークみたいになってる……。

ねぇ……。
……もう二度と……誤解を招くような行動はしないで。
……浮気なんてもってのほかだよ。わかった……?

眷属なんだから……
……ご主人様の言うこと聞けるよね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【逆わからせ】ダウナー吸血竜ちゃんに別れ話をしたら、種族の差をわからされた。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者

ライター情報
pixivにて、台本を投稿し始めました。
ヤンデレや甘々、わからせなどを学び中。
シチュエーションボイス採用を目指しております。

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