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夏休みの忘れられない思い出
written by はやぶさ
  • 告白
  • ラブラブ
  • 甘々
  • 癒し
  • お姉さん
  • 夏休み
  • 夏祭り
  • 花火
  • 従姉妹
公開日2022年08月23日 20:49 更新日2022年09月04日 15:54
文字数
2624文字(約 8分45秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
従姉妹のお姉さん
視聴者役柄
中学生
場所
田舎
あらすじ
サムネはTrinArtで作成しました。
https://ai-novel.com/art/

・あらすじ
夏休みに田舎の親戚宅に遊びに行き、同じく遊びに来ていた従姉妹のお姉さんと仲良くなる。

・キャライメージ
従姉妹。高2。年上。
本編
// SE:蝉の鳴き声ループ
「えー?何ここ?秘密基地?」
「こんなところがあるなんて知らなかったー」
「ひとりでどこ行ってんのかなー?と思って、あとつけてみたらこーんな面白そうなところ独り占めしてたのかよー」
「何?何?何隠してるのー?宝物ー?」
「お姉さんにも見せてみなさーい……」
「って……これ……エロ本?」
「……っぷっ……ははははは」
「折角の夏休みにこんなところでひとりで隠れてエロ本読んでたのかよ」
「このエロガキー」
「黙ってて欲しかったらここあたしにも使わせろよ」
「あの家にいたらガキ共がうるさいからさー」
「ここなら誰も来ないし静かに過ごせるでしょ?」
「な?一緒に使おうよ」
「いいの?やった!」
「じゃ、あたし飲み物とか買ってくるわ」
「ちょっとここで待ってろなー」
// 5秒くらい無音
「お待たせー」
「ほらよ。ラムネでよかった?」
「ん?ああ、別にいいよそんなの気にすんなって」
「あたしのほうがお姉さんなんだからこのくらい当たり前でしょ」
「いいから飲みなよ。喉乾いてんでしょ?」
「炭酸苦手だったら悪いけど」
「あたしは別に大丈夫だけど」
// SE:ビー玉の音
// 飲む
「ぷはぁ!美味しい」
「あー、なんか生き返るわー」
「ほら、あんたも早く飲みなよ」
「あたしが買ってきたんだからありがたく飲みなよ?」
「あっ、もしかして間接キスになるとか考えてるぅー?」
「うりうりー、顔赤いぞぉー」
「あはは、冗談だってば。怒んないでよ」
「ほら、もう一本買ってきてあるからさ」
「さっさと飲もうよ」
// SE:ビー玉の音
// 飲む
「やっぱ夏はラムネだよねぇー」
「ふぃー、暑い日に飲むラムネ最高だわ」
「え?お金?いいよ別にこれくらい」
「子供がそんなこと気にしないの」
「子供は大人に甘えときなってば」
「いいっていいって、お姉さんに任せなさいって」
「それより、他に何か欲しいものない?何でも言ってみ?」
「はいはい、遠慮しないの」
「じゃあ、お菓子ね」
「オッケー、おっけー」
「あとは適当に食べ物と飲み物でも買っとこうかな」
「冷蔵庫があれば良かったんだけど、ないから仕方ないよね」
「え?近くの川で冷やせば良いじゃんって?」
「うーん、それも悪くないけど今日は我慢するわ」
「ま、今日じゃなくても良いしね」
「とりあえず、お菓子をいっぱい買ってこよっと」
「あんたはそこで休んでて」
「すぐ戻ってくるからねー」
// 5秒くらい無音
「ただいまぁー」
「いやー、思ったより時間かかったなぁ」
「何してたの?……宿題ぃ!?まーだ終わってないの!?」
「うわぁ……まじかぁ……」
「まぁ、子供だし仕方ないっちゃ仕方ないのか……?」
「いや、それにしてもだな……うん……」
「流石にそれはやばいと思うよ?あたしも手伝ってあげるからさ、ちゃっちゃと終わらせようよ」
「まずは……数学?」
「どれどれー……うわっ……結構忘れてるなー」
「んー……これは結構かかるかもだなぁ……」
「よしっ、明日は朝から勉強だね」
// SE:蝉の鳴き声ここまで
〜数日後〜
「ねぇ?今夜花火大会があるらしいんだけどさ、一緒に行かない?」
「いいじゃん行こうよー」
「ばあちゃんが浴衣用意してくれたしさ、着ていこうよ」
「じゃあ夕方6時に行くから準備しといてね」
「絶対だからね!約束だから!」
「嫌とは言わせないよ」
「じゃ、また後でね」
// 5秒くらい無音
「やっほー、待ったぁ?」
「ほらどう?似合ってるっしょ?」
「へへん、可愛いだろー」
「えっ?馬子にも衣装ですってぇ?」
「ひっどいなー、そんな言い方しなくてもいいじゃんかー」
「あんたは……うん、まあまあ似合ってるんじゃない?」
「まあ、いいんじゃない?」
「お世辞じゃないよ、ほんとだよ」
「さてと、花火までまだ時間あるし屋台でも見に行こっか」
「わたあめ食べたいんだよねー、ちょっと付き合ってよ」
「奢ってくれるの?この前のお返し?ふーん、ありがとね」
「んじゃ、早速買いに行きますかね」
// SE:祭りの人の声ループ
「おじさん、わたあめ1つちょーだい」
「どうもー」
「そっちは何買ったの?」
「焼き鳥?へー、美味しそうじゃん」
「一口ちょうだいよ、あたしのもあげるからさ」
「ほい、あーんして食べさせてあげようか?」
「いらないって、照れんなよ」
「そうそう、大人しく口開けなって」
「はい、あーん」
「……美味しいでしょ?」
「あはは、間接キスなんて意識しちゃってんのー?」
「ごめんごめん、冗談だってば。怒んないでよ」
「ばあちゃんに穴場スポット教えてもらったからさ、そこで見ようよ」
SE:祭りの人の声ここまで
// 5秒くらい無音
「ここならゆっくり見られると思うからさ」
// SE:花火の音ループ
「ほら見てみなよ、綺麗でしょ?」
「あたし好きなんだ、花火」
「なんかさ、上手く言えないんだけどすごく落ち着くっていうかさー」
「見てて癒されるんだよねぇ」
「そう思わない?」
「え?あたしのほうが綺麗?」
「……生意気にお世辞なんか言っちゃってさ」
「ふふっ、ありがとう」
「来年も一緒に?」
「……ごめん、あたし来年は受験だからさ……多分来れないかなー」
「……ねぇ?」
「(小声)キス(ここまで)しよっか?」
「だーかーら、キスしようって言ってんの!」
「二人だけの忘れられない思い出作ろ?」
// SE:花火の音ここまで
// 軽いキス
「……しちゃった」
「感謝しろよーあたしのファーストキスなんだからさぁ」
「あんたも初めてだったんでしょ?」
「お互い初めての相手なんだ」
「なんかそれって運命感じない?」
「はははっ、なに赤くなってんのさー」
「可愛いとこあんじゃん」
「あたしも恥ずかしいんだからあんまり茶化すなよー」
「あーもう、この話終わり!花火終わったみたいだしもう帰るよ!」
〜最終日〜
// SE:蝉の鳴き声ループ
「ねぇ?一緒にいられるの今日が最後だね……」
「せっかく仲良くなれたと思ったのになぁ……」
「あたし考えたんだけどさー」
「来年受験だっていったじゃん?あんたの住んでるところの近くに行きたい大学があんのよね」
「うちの親やあんたの親にも相談しなきゃだけど、あんたの家に下宿とかできないかなぁって思っててさ」
「そしたらずーっと一緒にいられるじゃん?いい考えだと思わない?」
「うん……あたしあんたが好き」
「大好き」
「あんたはどうなの?」
「あたしのこと嫌い?」
「そっか、嫌いじゃないんだね」
「良かった……」
「じゃあ、付き合おうよ」
「うん、恋人になろう」
「あんたと付き合いたい」
「ダメ?」
「あたしは本気で言ってる」
「あんたは違うの?」
「え?ほんとにいいの?やった!」
「えへへ、これであたしたちは恋人同士だよ」
「これからよろしくね、大好きだよ♡」
// キス
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
夏休みの忘れられない思い出
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
はやぶさ
ライター情報
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