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クールでボーイッシュな後輩の本当の姿
written by はやぶさ
  • 告白
  • 学校/学園
  • 甘々
  • 純愛
  • 後輩
  • ボーイッシュ
公開日2022年08月29日 01:10 更新日2022年09月04日 15:50
文字数
2329文字(約 7分46秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
演劇部、後輩
視聴者役柄
演劇部OB
場所
指定なし
あらすじ
サムネはTrinArtで作成しました。
https://ai-novel.com/art/

・あらすじ
クールでボーイッシュな後輩の手助けをしたお礼を兼ねてデートをすることになって……。

・キャライメージ
高2、クール、ボーイッシュ、演劇部

・聞き手イメージ
高3、演劇部のOB、受験生
本編
「やあ、先輩おはよう」
「ああ、ボクは朝の稽古をしていたんだ」
「もうすぐ文化祭だろう? だから今のうちに仕上げておかないとね」
「そういえば他の先輩はちょこちょこ稽古を見に来ているけど、どうしてキミは見に来てくれないんだい?」
「受験勉強だって? 確かにそれは大切だけど……」
「でも、たまに様子を見に来るぐらいなら……」
「ま、まあ強制はしないさ!ははは」
「え!? 今日来てくれるのかい!?」
「そうか!」
「じゃあ今日の放課後、楽しみにしているよ」
「ふふ、今日は特別なんだから、気合いを入れていくよ!」
// 5秒くらい間
〜放課後〜
「もうすぐ文化祭だ。気合を入れて行こうじゃないか」
「今日は珍しいお客さんも来ているしね」
「さあ、稽古を始めようか」
// 5秒くらい間
〜稽古終了後〜
「ふう、とりあえず今日はここまでにしよう」
「先輩、どうだったかな? 何か気になった点があれば言って欲しい
「改善出来るところはしていきたいからね」
「ふむ……いや、やはりキミの指摘はいつも的確だね」
「それに、やっぱり褒められると嬉しいものだね」
「うん、ありがとう。これからもたまにでもいいから来てくれ」
「さて、それじゃあそろそろ後片付けをしようか」
// 5秒くらい間
〜文化祭当日〜
「先輩おはよう、いきなりで悪いんだが、少し手伝って欲しいことがあるんだ」
「ちょっと準備室まで来てくれないかい?」
「実は1人体調を崩してしまっていてね、代役を探しているところなんだ」
「結構重要な役なんだけど、頼める人は他にいなくて困っていたんだ」
「頼むよ、キミにしか頼めないことなんだ」
「僕がカバーするからさ、お願いだよ」
「……ありがとう」
「よし、じゃあ早速台本を渡すから読んでみてくれ」
「読み終わったら演技指導をするから」
// 5秒くらい間
〜演劇終了後〜
「お疲れ様、本当に助かったよ」
「いや流石だったよ。文句なしの演技だった」
「一度しかしかも稽古でしか見ていないのに、あそこまで出来てしまうなんてね」
「引退してしまったのが勿体ないくらいだ」
「そうだ、明日土曜日だし、もし良ければお礼も兼ねてどこか遊びに行かないか?」
「もちろん奢るよ、どうかな?」
「本当かい? いや、そう言ってくれると信じていたよ」
「では明日の13時に駅前集合でいいかい?」
「ああ、それじゃまた明日」
// 5秒くらい間
~デート当日~
「あ……先輩、おはようございます!」
「いつもと雰囲気が違う……?」
「ああ、この格好ですか?これが私の本当の姿です」
「普段私はああいうキャラを演じているんです」
「先輩には本当の私を知って欲しかったので、こうやって素を見せてるんです」
「どうですか? 似合ってますか?」
「ありがとうございます、嬉しいです」
「ふふ、先輩のそういうところ好きですよ」
「それでは行きましょうか」
「まずはどこに行きたいですか?」
「どこでもいい……? もう、先輩は乙女心がわかってませんねー」
「うーん……じゃあ映画とかどうでしょう?」
「ちょうど見たいやつがあるんですよ!」
「決まりですね!行きましょ♪」
// 5秒くらい間
~映画鑑賞後~
「面白かったですね〜!」
「特にあのシーンはハラハラしました……!」
「先輩はどうでした?」
「そうですか……!よかったぁ〜」
「ん? あ、もうこんな時間なんですね……」
「楽しい時間はあっという間ですね」
「この後どうしますか?」
「ちょっと早いですけど、ご飯でも食べに行きませんか?」
「はい、そうしましょう!」
「何食べたいですかー?」
「何でもいいんですか?んー、それならあそこに行ってみたいです」
「ふふ、楽しみです」
「着きましたよ」
「ここはパンケーキが美味しいって評判なんです」
「さ、入りましょう」
「ここ、カップル割っていうのがあって、それを使えば安く済むらしいんですよね」
「なので、先輩と来たかったんです」
「やってくれますよね?」
「やった♪ 先輩大好きです♡」
「それじゃあ注文しちゃいましょうか」
「えっと……私はこのベリーソースのパンケーキにしようかな」
「先輩はどれにしますか?」
「これ?わかりました!店員さん呼びますね」
「すみませーん」
「えっと、ベリーソースのパンケーキを一つお願いします」
「飲み物は紅茶でお願いします」
「はい、以上で大丈夫です」
「美味しそうですね〜」
「いただきまーす」
「んん〜!美味いし〜!!」
「一口いりますか?」
「あーんしてあげますよ」
「ほら、口開けてください」
「遠慮しないでください、あーん」
「美味しいですよね!?」
「良かったです。私も一つ頂きます」
「んん〜!こっちも美味しい!!!」
「ふぅ……ご馳走様でした」
「さて、そろそろ出ましょうか」
// 5秒くらい間
~会計後~
「今日は楽しかったですね」
「また一緒に遊びに行きたいです」
「次はどこに行きますか?水族館とか動物園もいいかもしれませんね」
「遊園地もいいですね!」
「色々考えておきますね」
「あ、駅が見えてきましたね」
「帰りたくないなぁ……」
「え!?な、なんでもないですよ!!気にしないでください!!!」
(聞こえてたのかな……)
// 5秒くらい間
~家の近くまで移動~
「先輩、今日とっても楽しかったです」
「それに家まで送ってくれてありがとうございました」
「いえいえ、こちらこそ付き合ってくださってありがとうございます」
「……あの、先輩……好きです……私とお付き合いしてください……!」
「……ダメ、ですか……?」
「…………そ、うですよね……やっぱり私なんかじゃ……」
「…………へ?」
「い、今なんて言いました?」
「ほ、本当に私のことがす、好きだって……?」
「嘘じゃないんですか……?」
「本当ですか……?」
「嬉しい……」
「せ、先輩……?」
「わ、私だって我慢してたんですよ……!」
// キス
「んっ……はぁ……」
「えへへ……キスしちゃった……」
「嬉しいけど、これ以上はだめです……
「誰かに見られちゃうかもだから……」
「じゃあ、また明日学校で会いましょう!」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
クールでボーイッシュな後輩の本当の姿
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
はやぶさ
ライター情報
主に女性演者様向けの台本を作成しています。
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