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ボクっ娘年下彼女に膝まくらで甘やかされる。
written by シノト
  • 甘々
  • 同棲
  • 恋人同士
  • 癒し
  • ボクっ娘
  • 甘やかし
  • 励まし
公開日2022年09月12日 18:07 更新日2022年11月01日 08:07
文字数
1532文字(約 5分7秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ボクっ娘年下彼女
視聴者役柄
恋人
場所
あらすじ
お疲れな様子のあなたを、年下のボクっ娘彼女が甘やかしながら寄り添います。

pixivにも投稿しています。
本編
あ、やっと出てきた。
今日、お風呂長かったね。

んー?

ねえ、なんか疲れてない?

嘘だ。
ボクの目は誤魔化せないぞ!

なんでなでなでするんだ……!
もうっ。

やっぱり、君疲れてるよ。
だって泣きそうな顔で笑ってるもん。

意地っ張りだな。

ほら、ソファ。

だから、ソファに座る!
で、ボクも隣に座る。

そして、膝。

膝にごろんして?

そうそう、膝まくら。

なんでって。
ボク、決めたから。

今日は君を甘やかすって。

なに笑ってるんだよ!
ボクだって、甘やかされるばっかりじゃないんだぞっ!

ほら、いいから膝まくら!

(膝枕:天井の方を向いて、彼女の膝をまくらに寝そべっている)

よし。

今日もよく頑張ったね。
えらいよ。

は?
ぎこちない?

そんなことないし。

いや、そうかもしれないけど……。
でも、本心だよ。

君はよく頑張ってる。
毎日毎日、すごいよ。

うん、本当だ。

ボクはちゃんと見てる。

よしよし。
君はえらい子だ。

ふふ、君の言う通り、撫でるのは得意かも。
よく妹をあやしてたからね。

そんなふくれっ面しないで。
甘えることは悪いことじゃない。

ね?

ほら、身体強張ってるよ。

最近、肩のコリがひどいって言ってたね。
もしかしたら、ずっと張りつめてたのかも。

身体も、心も。

ちょっと力抜いてみよう。

ボクも君を甘やかさなきゃってちょっと力入りすぎてるからさ。

じゃあ、一緒に深呼吸。

吸って、吐いて。

もう一回。

吸って、吐いて。

どう?

ボクはちょっとだけ、力抜けたよ。
君は?

へへ、よかった。

どうしたの?

大丈夫だよ。
ボクは君の味方だから。
怖がらなくていいから。

君の話を聞かせて?

うん。

うん。

そっか。
そんなことがあったんだ。

それは、辛いね。
悲しいし……。

うん、辛くて悲しいことだよ。

誰かと比べる必要なんてない。
君が辛かったら、君が悲しかったら、それは辛くて悲しいことなんだよ。

自分の気持ちを大切にしてあげて。

よし、よし。

よく頑張ったね。
よくこらえたね。

でも、もういいよ。
ボクの前では頑張らなくていいよ。

うん

ボクにだったらいくらでも甘えて。

頭もっと撫でてほしい?

いいよ。

よし、よし。

涙、無理に止めないで。
声も押し殺さなくていい。

泣いちゃおう。
嫌だって叫んだっていい。

全部受け止めるから。

解決はできないけど、ここにいる。
君が嫌になっちゃうくらい傍にいるんだからね。

よし、よし。

涙拭いてあげる。

鼻もかむ?

それは自分でする?
ふふ。

いいよ、みっともなくても。
いいんだよ。

だって、君だから。
それも、君だから。

君が好きだよ。

ボクはね、何かをこなせる君だから好きになったわけじゃない。

君自身を好きになったんだよ。

できること、できないこと。
それは君にくっついてる付属品。

確かにはじめはそれに惹かれたのかもしれない。

でもね、今は君が好きなんだ。

頑張る君。
頑張れない君。

かっこいい君。
情けない君。

どれも、ボクが大好きな君なんだよ。

だから、いいんだ。
ボクに甘えて、頼って、泣きついてくれたらいいんだ。

そうだよ。
ボクはね、どんな君も好きだ。

だけどね。

一番は笑ってる君が好き。

君のにこーっていう笑顔。
嬉しそうな笑顔。

もう、無理に笑おうとしない。
それはボクの好きな笑顔じゃありません!

だからさ、今はいっぱい泣こう。

君が心から笑える。
そのために。

なんで謝るの?
ボクが落ち込んだら、甘やかしてくれるくせに。

ふふ、そうだね。
二人で甘やかし合ってさ、そうやって生きていこう。

おじいちゃんおばあちゃんになっても。
縁側でお茶でも飲みながらさ。

ふふ、それも楽しそうだね。

眠くなってきた?

いいよ、このまま寝て。

え、膝まくらしてたらボクが眠れないんじゃないかって?

こんな時でもボクの心配?
君は優しいなぁ。

でもいいんだよ。
今日はボクに甘えて?

うん、大丈夫。

よし、よし、とん、とん。

あったかい夢を見てね。

おやすみ。

【終わり】
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ボクっ娘年下彼女に膝まくらで甘やかされる。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
シノト
ライター情報
主に女性演者様推奨の台本を書いています。

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