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彼女に小さくされて持ち帰られて……
written by くるっくー
  • 監禁
  • ヤンデレ
  • サイズフェチ
  • シュリンカー
公開日2023年04月11日 23:27 更新日2023年04月11日 23:27
文字数
1883文字(約 6分17秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
聴き手の恋人
視聴者役柄
演者の恋人
場所
演者の家の部屋
あらすじ
気が付いた貴方が最初に見たのは、まるで巨人のような恋人の姿。
実は、貴方は彼女に小さくされて、家に持ち帰られてしまっていたのだ。
訳もわからず混乱する貴方をよそに、彼女は嬉々とした様子で貴方に語り掛ける……。

(解説)
いわゆるサイズフェチ(シュリンカー)のジャンルの台本です。
声にエコーをかけたりすると臨場感が増すかもしれません。
また、終盤の展開では心音を入れてもいいかもしれません。
(上記はあくまで一例で特に指定してる訳でもないので、思ったように演出してみてください)
本編
お、目が覚めた?
おはよ、よく眠れたかな。

あはは、期待通りのリアクションするじゃん。
そりゃびっくりするよね。起きたら、怪獣みたいにでっかい私がいるんだもん。
でも実は、私が巨人になった訳ではありませーん。
正解は〜……君がちっちゃくなってる、でした!

正確には、私が君をちっちゃくした、かな。
なんか、対象を縮めてしまう、黒魔術? みたいなものなんだって。
ほら、だってここは私の部屋で、君は机の上にいるんだよ。……あ、私が邪魔で周りが見えないか。ちょっとどくね。
……ね? よ~く見たら見覚えあるでしょ?

なんでって聞かれるとな〜……。じゃあ、逆に聞くけど、なんでだと思う?
……ドッキリ? いやいや、だとしたら大がかりすぎるって。
それに、ドッキリっていうと、その時だけで終わり、みたいじゃない?

……え?
何言ってんのさ。元になんて戻さないよ。そもそも戻れないけど。
これから君は、一生その大きさで過ごすの。
君の意識が戻るまでの間に、この定規で身長を測ってみたんだけど……6.5センチ。これが今の君の大きさ。
うん、ごめんね。その体じゃ色々不自由だろうけど、ちゃんと責任とって、毎日付きっきりでお世話するから。
……大丈夫? 飲み込めてる? なんかほっぺつねってるけど、別に夢じゃないからね?

あ、そうそう。
今日から君が暮らすお家を出してあげないとね。
……じゃん! どう? 壁が全部透明なんて、すごく斬新なデザイン!
……まぁ、見てわかるだろうからぶっちゃけちゃうと、虫かごです。でも、きちんと洗ってあるから、そのへんは安心して。
ほら見て。ここには君サイズの着替えが用意されてあるんだよ。これ元々、人形の着せ替え用のやつね。あとこれが、ハンカチで作った寝床で……。

……えっ? ど、どうしたの? 急に大声なんか出して……。

だ、だからそれについては、ちゃんと謝ったよね? ごめん、って。だって、どうしても、君を私だけのものにしたかったから……。
えっと、それとも、本当に私がお世話するか、信用できない、とか?
それなら、絶対に大丈夫。
私は決して、軽い気持ちで君にこんなことなんてしないから。
絶対に君のことを見捨てたりしないって、誓える。
だって、私は本当に、本当に君のことを……。

……え?
どうして、そんなこと言うの?
私たち、これからずっと一緒に暮らしていくんだよ?

……ねぇ。
もしかしてさ、私に逆らってるの?

えぇ? わかんないなぁ。
今の君は、私がいないとなんにもできないんだよ?
なのに、私を拒絶するの?

……おかしくなんかない。
おかしいのは、君。
なんで、もう私のものなのに、持ち主の言うことを聞けないの?

自分の立場、理解できてないんだ……。
じゃあ、教えてあげる。ほら。
……あはは! ちょっと手のひらを近づけただけで、尻もちついてビビっちゃって。弱っちいな〜。
ほら見て、君のことなんて、片手で丸ごと食べちゃえるよ。このまま捕まえちゃう?

……あ、そうだ!
ふっふっふ。せっかくだし、君の身長測定に使ったこの定規で、お仕置きしちゃおっと。
昔、罰ゲームでやったことない? こう、端っこを指でぐぐ〜ってやって、バッて離して、デコピンするの。
まぁ、君の場合は全身で受け止めてもらうことになるかな。ほらほら、立って。
……何してんの? ……本気に決まってるじゃん。早く、立って。
……いいから。早く。

ねぇ。「許して」じゃダメ。
それはただのお願いじゃん。その前に言うことがあるんじゃないの。
私に逆らったことに対してさ。

……うん。そうだよね。
でももう一つ、何が悪かったのかも、ちゃんと言ってほしいな。

……うん、よく言えました!


こっちこそごめんね。ちょっと怖がらせすぎちゃったかも。
ね、仲直り、しよっか。
こっちへ来て、手の上に乗ってくれる?
……ん、ありがと。じゃあ、動かすから、気をつけてね。いくよ?

こうして……ぎゅっ。
ふふ、抱きしめちゃった。
苦しくは……ないよね? 一応、加減はしてるつもりだけど。

こうするとさ、君のことを全部、私で包み込んであげられる。
これも、この大きさじゃないとできないよね。
……んっ、可愛いなぁ……。

勘違いしないでほしいのは、私は君を言いなりにしたいとかではなくて、
ただ、あまり勝手なことをしないでほしいだけなの。
だって、君はこんなにちっちゃくて、かよわくて、
私が守ってあげないと、危ないから。
ね? いい、よね?
……うん、嬉しい。

これから、ここで二人きりで暮らすことになるけど、
君の新しいお家のこととか、ご飯のこととか、要望があったら、遠慮なく言っていいからね。
私は、君を自分のものにする代わりに、
君に生涯尽くすって、決めたんだから。

ふふ、なんだか眠たくなってない?
いいよ。私の胸でおやすみなさい。
改めて、今日からよろしくね。……大好きだよ。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
彼女に小さくされて持ち帰られて……
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
くるっくー
ライター情報
名義変更しました。(普段のHNと表記変えてたけどややこしくなるだけだったので統一します)
くるっくぅ→くるっくー

耳かきで負ける、屈服させられるシチュエーションが大好きです。

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