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ねぇ、弟君?お姉ちゃんにゲームを教えて?
written by 泣きんぎょ
  • 甘々
  • お姉さん
  • 癒し
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2192文字(約 7分19秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者役柄
場所
指定なし
あらすじ
 お姉ちゃんにギャルゲーをしているのが見つかったあなたは、不思議そうに横に座るお姉ちゃんに解説をしながらのプレイを強いられる。
 ゲームのことはまるで分かってないがゆえに色々なことを聞いてくるお姉ちゃん。
 しかし、最後にそのゲームに姉が出てこない理由(口から出まかせ)を聞いてお姉ちゃんは嬉しそうにあなたに抱き着いてくるのだった。
本編
「弟く~ん、ごはんだよ~、今日はお姉ちゃんがとびっきり美味しいのを作ったから降りといで~」

 遠くからの声
 少しして、階段の上がる音
 少し近くから

「あら~?聞こえてないのかしら~?ん~……お姉ちゃん、いつもこの時間になったら呼ぶから弟君も分かってると思ったんだけど……」

 コンコンとノックの音

「弟く~ん、お姉ちゃんだよ~。一緒にご飯食べようよ~、今日は美味しく作れたんだよ~」

 少し待つ

「……きょ・う・は・お・い・し・く・作れたんだよ~」

 コンコンと優しいノック
 それからまた数秒

「んぅ……聞こえてないのかしら~?困ったわね……お姉ちゃん、弟君と一緒にご飯食べたいんだけどな~……」

 悪戯っぽく、おっとりした声で相手の反応を待つかのように最後を↑
 それから「な~……な~?」と語尾を繰り返すような感じで控えめに。
 そして、少しの間の後で軽い息の音

「仕方ないわね……大きくなってから勝手に入らないでって言われてたけど、お姉ちゃん勝手に入っちゃうからね? 入るよ~、弟君」

 ガチャリ、とドアの音
 そして、数歩の足音
 近くで

「んぅ?これは……何をやっているの?ヘッドホンを付けて夢中になって……これじゃ、お姉ちゃんの声も聞こえないわね~、ふふ」

 それからそっと動く音
 勢いよく抱き着いて

「わっ! んふふ~、驚いた?ご飯だよ?一緒に行こ♡」

 耳元で数回の呼吸音
 それから更に抱きしめる音

「ん~?どうしたの?赤くなっちゃって?お姉ちゃんに抱き着かれて、照れてるの~?可愛い」

 チュッと軽く頬にキス
 離れて

「ふふ、ごちそうさま♡ それじゃ、ご飯いこっか?」

 数秒の無音
 不思議そうに首を傾げる感じで

「んぅ?まだいけないの?いいところだから?ふ~ん、そうなんだ~……お姉ちゃんのご飯よりゲームの方を優先するんだ~、くすん、悲しい」

 エーンエンエンとわざとらしい泣き真似。
 その後に、またわざとらしくチラッと口にして。

「ふふっ、泣き落としは通用しそうにないね。うん、そうだよね……お姉ちゃんと弟君、ずっと一緒に暮らしてきたもんね。あはは、お姉ちゃんもね、やってる途中でちょっと可笑しくなっちゃった。駄目だね、こういう演技……お姉ちゃんには女優さんは出来そうにないね」

 可愛く語尾を上げる感じで最後↑

「それで、いけない理由っていうのが、その弟君が夢中になってやってたそれなんだね……ふ~ん、えっとR:D指定?……ふぅん、女の子の絵が一杯……こういうの好きなんだ?」

 あくまで純粋に聞くような感じ↑

「うん?どうしたの?そんなに慌てて?ふふ、いいんだよ。誰にだって夢中になって周りが見えなくなることってあるもの。お姉ちゃんにだってあるもん。弟君が、だ~い好きでそれ以外のことが見えなくなっちゃったり♡とかね♡」

 歩く音

「いいんだよ、今手が離せないっていうならお姉ちゃんがここに料理を運んでくるから」

 扉を開く音

「待っててね?」

 パタンと優しく閉める音
 それから時間経過を表すように数秒の間

「ごちそうさま。ふふ、食べている間も画面に目が釘付けだったね?そんなに好きなんだ?でも、うん、手は止めてくれたからお行儀が悪いって怒りはしないよ?ただ……お姉ちゃんの作った料理に、集中して欲しかったなぁ……なんてちょっと残念に思うけど」

 カチャカチャと食器を片付ける音
 その後にすり寄る音を入れて、耳の近くで

「そんなに好きなんだ?ねぇ、お姉ちゃんにもちょっと教えてくれる?弟君がそこまで夢中になるもの、お姉ちゃん、気になっちゃって」

 密着していることが分かるように衣擦れの音
 はずがしがる相手の反応を待つくらいの間を開けて、嬉しそうに

「あ、いいんだ?ありがと、それじゃ一緒にゲームしてこうね~」

 座布団を引きずって置く音
 そこに腰を下ろして「よいしょっ……と」と可愛らしく小声で

「じゃあ、お願いね?」

 プレイ中の質問を行うような感じで少し間を開けながら↓

「ねぇ?弟君?この人はどうしてこんなに露出の高い服を着ているのかしら~?」

「んぅ?さっきと同じ人が出てきたけど……?いつの間に服と髪の色を変えたの~?」

「あら~、この弟君と同じ名前の子……モテモテなのね~。うぅん?ねぇ?何でこの子は絵がないのかしら~?それにこの子だけ声もないし……名前が一緒なのは、偶然?」

 長い時間を示すかのように段々とフェードアウトして、一旦マイクのノイズも入らないようにカット
 それから少しして

「あぁ、そうなんだ~。ごめんね~、弟君。お姉ちゃん、いっぱい質問しちゃって。でも、弟君、物知りなのね~。お姉ちゃん、これで弟君の好きなもの少~し詳しくなったよ♡」

 最後は甘えるような声で優しく↑

「うぅん、でもビックリしちゃった。お姉ちゃん、ゲームとかって全然やらないから……こういうゲームもあったのね~」

 パッケージを見るように箱を持って、クルクルと回す音
 少し続けてから箱を動かす音を止めて

「ん~、でも……このゲームには、お姉ちゃんは居ないのね? 妹、幼馴染、クラスメイト、それからお姫様……ふ~ん、どうして?」

 少しの間
 
「え?お姉ちゃんは、お姉ちゃんだけ居れば十分だから? 他は要らない?」

 時計の短針の音数回
 それから、思い切り抱き着く音と共に耳の近くで

「弟く~んっ♡」


 それからもう完全に終わったと思えるくらいの間を開けてから駆け足の音
 バタンと思い切りドアを開く

「弟君っ!こっちのゲームにはお姉ちゃんじゃないお姉ちゃんが居るけどっ!なんでっ!?」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ねぇ、弟君?お姉ちゃんにゲームを教えて?
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
泣きんぎょ
ライター情報
 ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
 細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
 また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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