- 別れ話
- 幼なじみ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1691文字(約 5分39秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幼馴染
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
次第に病んでいき、荒んでいく自分の心。
しかし、心優しい彼女はそんな自分をよしとせず嫌な思いばかり抱える自分に見切りをつけ、あなたのもとに深夜訪れる。
もう完全に寝てるような時間帯、当然意識はない。
そんなあなたに幼馴染でもある彼女は静かに別れを告げていくのだった。
しかし、心優しい彼女はそんな自分をよしとせず嫌な思いばかり抱える自分に見切りをつけ、あなたのもとに深夜訪れる。
もう完全に寝てるような時間帯、当然意識はない。
そんなあなたに幼馴染でもある彼女は静かに別れを告げていくのだった。
本編
ガチャガチャ、キィ……窓を開ける音
それから足音を数回
「寝てる、よね?」
ポンポンと軽く触る
フーと二回ほど耳に息を吹きかける
それから数秒、無言の間を設けて
「ん、大丈夫。これなら、聞かれない、よね?」
ちょっと不安そうな感じで最後↑
それからベッドに腰かけ、頬を撫でる
「へへ、ごめん、ね?最後だと思うと我慢、出来なくなっちゃって……でも、最後だからちょっとくらい許して、ね……」
また頬を撫でる音、それを次第に遅くしていって動きを完全に止めてから
手を離して
「そういえば……あなたの部屋に入るのは何年ぶりくらい、かな?昔は、よくこうしてお部屋にまで来て遊んだものだよね……窓から窓に飛び移って、近いし、楽しいから何度も来ちゃって……お母さんに怒られたっけなぁ、こんな危ないことをしちゃダメでしょ!なんて……え、へへ、懐かしい」
昔を懐かしむ感じで、ちょっと声を震わせて悲しみまじりのように
「あの窓、鍵閉めないのは約束、だったんだよね。私がいつでも来られるようにって、二人で内緒にお話して……まだ守ってくれてたんだ」
「それとも、偶然、かな?私としては、もう、どっち……でも」
続きを躊躇うように言葉を切って
それから涙を堪えるように鼻を鳴らして
「ごめん……ごめん、ね? 私、本当は……すっごく嬉しかった。私のためのプレゼントだって言われて、それで、私のことを好きだって、言ってくれて……本当に、すっごく嬉しかったの……」
涙声で声を震わせて
「でも、ね。つらかった……頭の中に、あなたとあの子の姿が浮かんできて……楽しそうに話して、遊んで、笑い合ってる姿が浮かんできて……それで、心がモヤモヤと熱が渦巻くような感じになって……信じ、たかった」
ここから感情を抑えられないかのような少し大きな声で
「でも!信じられなかった!プレゼントを見て、心がカァッと熱くなって……私のプレゼントだっていうくせに、あの子とあんな楽しそうに選んでっ!なんて頭の中に浮かんできて!……怖いことばっかり頭に浮かんできた……酷いことばっかり頭に浮かんできた!」
言い切って、そこから少しの間を開けてから躊躇いがちに言う感じで
「あの子を……殺したいって、そう……思って」
泣きそうな感じで呟いてから、少し間を開けて
それからチャリチャリとアクセサリーを触るような音
「嘘つきだなんて言って、ごめんね……ありがとうって、素直に言えなくて、ごめんね……私、おかしいんだ……あなたの傍に私以外の人が居るのを見るとすごくイライラする、私が居ないのが許せなくなる……あなたに近づく女の子全てを八つ裂きにして私だけをあなたの結婚対象にしたくなるの」
「こんなの……おかしいよね? こんなの、ひどいよね?」
少し近づいて
「私は、こんなの、駄目だと思うんだ……こんな私は、あなたの傍にいちゃいけないって、そう……思うの………こんなに」
「こんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなに………傍に、居たいのに」
狂ったように最初は続けて、最後は涙を零すような感じで
それから声を震わせて
「どうして、私は、こんなにも醜いの? どうして、私の、心は……こんなにも汚れているの? どうして、あなたの言葉も素直に受け入れられなくなっちゃったの? 相応しくないよ……こんなのじゃ」
少し余韻を持たせて、数秒の間
それから吹っ切れた感じで
「だから、ね。私、今日はお別れを言いに来たの」
少しベッドを移動するような感じで、近づく音
「あなたに酷いことをする前に、私は消えようと思う……卑怯、だよね?わざわざ言いに来て。黙って消えちゃえば、もっとよかったのに、わざわざ会いに来るなんて……でも、ごめん。許して。こうして、聞かれないような時間に来たから……あなたに、迷惑はかけないから」
頬を触る。
それから耳を触る
そして、近くへ
「好き……大好き……臆病で卑怯な私はこんな時にしか言えないけれど……それだけは、本当に、本当、だから……」
軽く頬にキス
「え、へへ、しちゃった……けど、もうこれっきりだから……本当に、もうこれっきりだから
」
それから耳元で囁くように
「幸せに、なって」
慈しむような優しい声で
それから離れて
「さようなら。私の大好きな人」
立ち上がって、歩き去っていく音
それから足音を数回
「寝てる、よね?」
ポンポンと軽く触る
フーと二回ほど耳に息を吹きかける
それから数秒、無言の間を設けて
「ん、大丈夫。これなら、聞かれない、よね?」
ちょっと不安そうな感じで最後↑
それからベッドに腰かけ、頬を撫でる
「へへ、ごめん、ね?最後だと思うと我慢、出来なくなっちゃって……でも、最後だからちょっとくらい許して、ね……」
また頬を撫でる音、それを次第に遅くしていって動きを完全に止めてから
手を離して
「そういえば……あなたの部屋に入るのは何年ぶりくらい、かな?昔は、よくこうしてお部屋にまで来て遊んだものだよね……窓から窓に飛び移って、近いし、楽しいから何度も来ちゃって……お母さんに怒られたっけなぁ、こんな危ないことをしちゃダメでしょ!なんて……え、へへ、懐かしい」
昔を懐かしむ感じで、ちょっと声を震わせて悲しみまじりのように
「あの窓、鍵閉めないのは約束、だったんだよね。私がいつでも来られるようにって、二人で内緒にお話して……まだ守ってくれてたんだ」
「それとも、偶然、かな?私としては、もう、どっち……でも」
続きを躊躇うように言葉を切って
それから涙を堪えるように鼻を鳴らして
「ごめん……ごめん、ね? 私、本当は……すっごく嬉しかった。私のためのプレゼントだって言われて、それで、私のことを好きだって、言ってくれて……本当に、すっごく嬉しかったの……」
涙声で声を震わせて
「でも、ね。つらかった……頭の中に、あなたとあの子の姿が浮かんできて……楽しそうに話して、遊んで、笑い合ってる姿が浮かんできて……それで、心がモヤモヤと熱が渦巻くような感じになって……信じ、たかった」
ここから感情を抑えられないかのような少し大きな声で
「でも!信じられなかった!プレゼントを見て、心がカァッと熱くなって……私のプレゼントだっていうくせに、あの子とあんな楽しそうに選んでっ!なんて頭の中に浮かんできて!……怖いことばっかり頭に浮かんできた……酷いことばっかり頭に浮かんできた!」
言い切って、そこから少しの間を開けてから躊躇いがちに言う感じで
「あの子を……殺したいって、そう……思って」
泣きそうな感じで呟いてから、少し間を開けて
それからチャリチャリとアクセサリーを触るような音
「嘘つきだなんて言って、ごめんね……ありがとうって、素直に言えなくて、ごめんね……私、おかしいんだ……あなたの傍に私以外の人が居るのを見るとすごくイライラする、私が居ないのが許せなくなる……あなたに近づく女の子全てを八つ裂きにして私だけをあなたの結婚対象にしたくなるの」
「こんなの……おかしいよね? こんなの、ひどいよね?」
少し近づいて
「私は、こんなの、駄目だと思うんだ……こんな私は、あなたの傍にいちゃいけないって、そう……思うの………こんなに」
「こんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなにこんなに………傍に、居たいのに」
狂ったように最初は続けて、最後は涙を零すような感じで
それから声を震わせて
「どうして、私は、こんなにも醜いの? どうして、私の、心は……こんなにも汚れているの? どうして、あなたの言葉も素直に受け入れられなくなっちゃったの? 相応しくないよ……こんなのじゃ」
少し余韻を持たせて、数秒の間
それから吹っ切れた感じで
「だから、ね。私、今日はお別れを言いに来たの」
少しベッドを移動するような感じで、近づく音
「あなたに酷いことをする前に、私は消えようと思う……卑怯、だよね?わざわざ言いに来て。黙って消えちゃえば、もっとよかったのに、わざわざ会いに来るなんて……でも、ごめん。許して。こうして、聞かれないような時間に来たから……あなたに、迷惑はかけないから」
頬を触る。
それから耳を触る
そして、近くへ
「好き……大好き……臆病で卑怯な私はこんな時にしか言えないけれど……それだけは、本当に、本当、だから……」
軽く頬にキス
「え、へへ、しちゃった……けど、もうこれっきりだから……本当に、もうこれっきりだから
」
それから耳元で囁くように
「幸せに、なって」
慈しむような優しい声で
それから離れて
「さようなら。私の大好きな人」
立ち上がって、歩き去っていく音
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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