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公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2168文字(約 7分14秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
魔王
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
ある日、異世界の魔王に召喚されたあなた。
あなたはそこで人間で無くなったうえに元の世界には帰れないことを告げられる。
混乱するあなた。
しかし、そんなあなたに魔王は呼んだ理由を教える。
それは一目惚れ。
一緒に居たかったから
寂しかったから
そんな理由で呼ばれたあなたは、懸命に想いを伝える魔王に心を打たれ、心を次第に開きかけていく。
あなたはそこで人間で無くなったうえに元の世界には帰れないことを告げられる。
混乱するあなた。
しかし、そんなあなたに魔王は呼んだ理由を教える。
それは一目惚れ。
一緒に居たかったから
寂しかったから
そんな理由で呼ばれたあなたは、懸命に想いを伝える魔王に心を打たれ、心を次第に開きかけていく。
本編
光の音
「我が召喚に応じ、来たれ!我が眷属よ!永久の忠誠をこの身に捧げよ!」
光が収まる音
それから足音
「おぉ、来たか……来たか!我が眷属よ」
二回目の来たかは嬉しそうに
「今日、お主をここに呼んだのは他でもない。お主を我が傍に侍らせ、共に暮らしたいと思ったからじゃ!ふふ、光栄に思うがよいぞ?この魔王たる我が身と同等の存在として傍らに並び立てるのじゃ。感涙に咽び泣くが良い……あ~っはっはっはっはっ」
高笑い↑
「ん?何じゃ?その目は?我の言うことが信じられぬのか? ふむ、まぁ無理もなかろうて。説明も無しに呼び出したからのう」
腰かける音
「ほれ、ちこう寄れ。我の傍に来るのじゃ」
足音
それから腰かける音
撫でる音
「おぉ……おぉ~、本当に、ここにおるのじゃな?夢ではないのじゃな?ふふっ、全精力を傾けた甲斐があったというもの。どれどれ誓いの接吻を……」
ん~…とキスをするような感じで段々と近寄っていき
押し留められる音
邪魔されたような感じで
「なんじゃ?愛い奴よのう、我と口づけを交すのが恥ずかしいというのか? ふははははっ、馬鹿め。なにも恥ずかしがることなどなかろうて、お主の身は我と一連托生なのだからな」
ふ~、と耳に息を吹きかける
「お、ピクッとした。感じておるのか?ふはは、敏感な奴よのう」
からからと快活に笑うような感じで
それから降りて少し離れて
「さて、そういえば説明をするのだったな。あれを見よ、あの魔法陣はな。異界から眷属となる存在を呼び出す召喚術式でな。率直に言ってお主はもう帰れん、一方通行だからな」
少しの足音
「それだけでなく、お主はもう人間ではないからな。我と共に過ごす以外に道はないというわけじゃ」
歩いて近づいて
「どうじゃ?ここまでで質問は?」
少し待って
「ん、よろしい。では、次の説明へ行こうかのう。我がお主にしたことは今説明した通りじゃ。お主は人ではなくなった、我の眷属となりその命は我と一蓮托生のものであり、元の世界へ戻ることは出来ない」
ドンッと地面を叩く音
「ふざけるな?ふぅむ、まぁ最もな物言いか。我も理解を得られるとは思っておらぬ。ただ、それでもお主を呼びたかったのじゃ。聞いてくれぬか?」
衣擦れの音と共にそっと近寄っていき
耳元で囁くように
「のう?聞いてはくれぬか?我は、お主に焦がれておったのじゃから」
無音の間を数秒
それから離れて
「ん、聞いてくれるか。感謝する。ありがたいのう、お主には我も嫌われたくない。出来れば、受け入れて欲しいとずっと思っていたのじゃ」
余韻を残すように少しの間
それから思い出すように
「我は、この場所で数百年魔王として君臨していた。しかし、仲間は誰一人として居なかった。孤独だったのじゃ」
寂し気な感じで呟いて
「我に敵う者は誰一人として居なかった……しかし、我の友になるものも誰一人として居らず……あぁ、寂しかった、つらかった……苦しかった……」
最後は泣きだすような感じで
「そんな感じで日々を、心を蝕まれながら怠惰に過ごしていく中でな。手慰みに一つの魔法を作ったのじゃ。それは、異世界を覗く魔法……その世界は信じられないことに、剣もなければ魔法もなく、命のやり取りなど日常では存在しない平和な世界だった。まぁ、それだけなら我もそこまで興味をそそられなかったのだがな」
自嘲気味に最後を呟いて
それから少し明るい声で
「たった一人で泣いてるお主の姿を我はその時捉えた。なんてことはない、普通の光景じゃ。きっとこっちで見たら何とも思わず蹂躙したであろう凡庸な姿だ。しかし、この世界にあってこの姿を見るというのが我にはどうにも興味をそそられることだったのじゃ」
「あとはまぁ……それほど説明することはないかの。それまで独りで孤独だった我は、初めてみる他者の姿にあっさりと感情移入するようになり、自分のことでもないのに自分のこと以上にお主のことを応援して……ふふっ、楽しかったよ」
耳元で
「我にとってお主はもう一人の自分同然なのじゃ」
最後は甘々に媚びるような感じで↑
「さて、理由としてはこんなところかの。我は、お主が好きだったから……ううん、異性として傍に居たいと思うからここに呼び出したわけじゃ」
「絶対に、断れない形で、必勝の体勢を築いて、な」
軽くキス
それから抱き着いて耳元で
「お主は我のものじゃ。絶対に、絶対に……あの女になど渡したくはなかった。ず~っと、ず~っと傍に居たのじゃ。ぽっと出の何でもない女に掻っ攫われるなど我慢できるものか」
甘えるようにキスを数回
頬撫でを並行して二回
最後にディープキス
「のう?こんなことをする、我は、嫌いか?一方的に知っていただけなのに、何を勝手なことをと揶揄するか?」
相手の反応を待つように数秒待って
「ふふ、そうか。お主は優しいな。その優しさ、これからは我にだけ向けてくれるのだと考えると愛しさも込み上げてくるというものよ」
頬撫で一回
それからまた耳元で愛おしい人に語り掛けるように
「のう?もう一度聞いておく。どうじゃ?我と共に、一生を添い遂げる気はないか?」
最後は囁くように
それから間を開けて、離れて
「……そうか、答えられないか。だが、まぁいい。既にお主は我のものだからな」
ディープキス
「一生を懸けてお主を屈服させてみせる。いつか我の期待に応えてくれよ?」
耳元で
「我が愛しの眷属♡」
「我が召喚に応じ、来たれ!我が眷属よ!永久の忠誠をこの身に捧げよ!」
光が収まる音
それから足音
「おぉ、来たか……来たか!我が眷属よ」
二回目の来たかは嬉しそうに
「今日、お主をここに呼んだのは他でもない。お主を我が傍に侍らせ、共に暮らしたいと思ったからじゃ!ふふ、光栄に思うがよいぞ?この魔王たる我が身と同等の存在として傍らに並び立てるのじゃ。感涙に咽び泣くが良い……あ~っはっはっはっはっ」
高笑い↑
「ん?何じゃ?その目は?我の言うことが信じられぬのか? ふむ、まぁ無理もなかろうて。説明も無しに呼び出したからのう」
腰かける音
「ほれ、ちこう寄れ。我の傍に来るのじゃ」
足音
それから腰かける音
撫でる音
「おぉ……おぉ~、本当に、ここにおるのじゃな?夢ではないのじゃな?ふふっ、全精力を傾けた甲斐があったというもの。どれどれ誓いの接吻を……」
ん~…とキスをするような感じで段々と近寄っていき
押し留められる音
邪魔されたような感じで
「なんじゃ?愛い奴よのう、我と口づけを交すのが恥ずかしいというのか? ふははははっ、馬鹿め。なにも恥ずかしがることなどなかろうて、お主の身は我と一連托生なのだからな」
ふ~、と耳に息を吹きかける
「お、ピクッとした。感じておるのか?ふはは、敏感な奴よのう」
からからと快活に笑うような感じで
それから降りて少し離れて
「さて、そういえば説明をするのだったな。あれを見よ、あの魔法陣はな。異界から眷属となる存在を呼び出す召喚術式でな。率直に言ってお主はもう帰れん、一方通行だからな」
少しの足音
「それだけでなく、お主はもう人間ではないからな。我と共に過ごす以外に道はないというわけじゃ」
歩いて近づいて
「どうじゃ?ここまでで質問は?」
少し待って
「ん、よろしい。では、次の説明へ行こうかのう。我がお主にしたことは今説明した通りじゃ。お主は人ではなくなった、我の眷属となりその命は我と一蓮托生のものであり、元の世界へ戻ることは出来ない」
ドンッと地面を叩く音
「ふざけるな?ふぅむ、まぁ最もな物言いか。我も理解を得られるとは思っておらぬ。ただ、それでもお主を呼びたかったのじゃ。聞いてくれぬか?」
衣擦れの音と共にそっと近寄っていき
耳元で囁くように
「のう?聞いてはくれぬか?我は、お主に焦がれておったのじゃから」
無音の間を数秒
それから離れて
「ん、聞いてくれるか。感謝する。ありがたいのう、お主には我も嫌われたくない。出来れば、受け入れて欲しいとずっと思っていたのじゃ」
余韻を残すように少しの間
それから思い出すように
「我は、この場所で数百年魔王として君臨していた。しかし、仲間は誰一人として居なかった。孤独だったのじゃ」
寂し気な感じで呟いて
「我に敵う者は誰一人として居なかった……しかし、我の友になるものも誰一人として居らず……あぁ、寂しかった、つらかった……苦しかった……」
最後は泣きだすような感じで
「そんな感じで日々を、心を蝕まれながら怠惰に過ごしていく中でな。手慰みに一つの魔法を作ったのじゃ。それは、異世界を覗く魔法……その世界は信じられないことに、剣もなければ魔法もなく、命のやり取りなど日常では存在しない平和な世界だった。まぁ、それだけなら我もそこまで興味をそそられなかったのだがな」
自嘲気味に最後を呟いて
それから少し明るい声で
「たった一人で泣いてるお主の姿を我はその時捉えた。なんてことはない、普通の光景じゃ。きっとこっちで見たら何とも思わず蹂躙したであろう凡庸な姿だ。しかし、この世界にあってこの姿を見るというのが我にはどうにも興味をそそられることだったのじゃ」
「あとはまぁ……それほど説明することはないかの。それまで独りで孤独だった我は、初めてみる他者の姿にあっさりと感情移入するようになり、自分のことでもないのに自分のこと以上にお主のことを応援して……ふふっ、楽しかったよ」
耳元で
「我にとってお主はもう一人の自分同然なのじゃ」
最後は甘々に媚びるような感じで↑
「さて、理由としてはこんなところかの。我は、お主が好きだったから……ううん、異性として傍に居たいと思うからここに呼び出したわけじゃ」
「絶対に、断れない形で、必勝の体勢を築いて、な」
軽くキス
それから抱き着いて耳元で
「お主は我のものじゃ。絶対に、絶対に……あの女になど渡したくはなかった。ず~っと、ず~っと傍に居たのじゃ。ぽっと出の何でもない女に掻っ攫われるなど我慢できるものか」
甘えるようにキスを数回
頬撫でを並行して二回
最後にディープキス
「のう?こんなことをする、我は、嫌いか?一方的に知っていただけなのに、何を勝手なことをと揶揄するか?」
相手の反応を待つように数秒待って
「ふふ、そうか。お主は優しいな。その優しさ、これからは我にだけ向けてくれるのだと考えると愛しさも込み上げてくるというものよ」
頬撫で一回
それからまた耳元で愛おしい人に語り掛けるように
「のう?もう一度聞いておく。どうじゃ?我と共に、一生を添い遂げる気はないか?」
最後は囁くように
それから間を開けて、離れて
「……そうか、答えられないか。だが、まぁいい。既にお主は我のものだからな」
ディープキス
「一生を懸けてお主を屈服させてみせる。いつか我の期待に応えてくれよ?」
耳元で
「我が愛しの眷属♡」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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