- 姉
- ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2951文字(約 9分51秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
姉
視聴者役柄
弟
場所
指定なし
あらすじ
かつて、あなたにはあなたのことを溺愛する姉が居た。
しかし、それは姉弟愛などではなく男と女のそれ。
そのことに気付いた姉は気持ちを両親に打ち明けて弟は連れていくと宣言するも、当然受け入れられることなく頭を冷やすように一方的に銘じて姉は遠方の学校へとおしやられてしまう。
必ず迎えに来るからな、私のことを待っていろ。愛する弟よ
そう言い残してファーストキスをあっさりと奪い取って
それから数年。
最近、両親が家に帰ることなく一人ぼっちで家で待つあなたの元に離れ離れになった姉が現れる。
迎えに来たぞ、我が愚弟よ
と、見覚えのある自信満々な凛々しい顔と共に。
姉は愛する弟の元へと帰ってきた。
それは、あなたとの約束を果たすため。
自分の望みを叶えるため
例え離れ離れになっていたとしても弟を想う姉の気持ちはまったく変わってはいなかった。
いや、それどころかむしろ強く大きくなり、激しくあなたのことを求める。
あなたは、もはや女帝とも呼ぶべき精神的パワーを備えた姉に抗うことができるのか?
しかし、それは姉弟愛などではなく男と女のそれ。
そのことに気付いた姉は気持ちを両親に打ち明けて弟は連れていくと宣言するも、当然受け入れられることなく頭を冷やすように一方的に銘じて姉は遠方の学校へとおしやられてしまう。
必ず迎えに来るからな、私のことを待っていろ。愛する弟よ
そう言い残してファーストキスをあっさりと奪い取って
それから数年。
最近、両親が家に帰ることなく一人ぼっちで家で待つあなたの元に離れ離れになった姉が現れる。
迎えに来たぞ、我が愚弟よ
と、見覚えのある自信満々な凛々しい顔と共に。
姉は愛する弟の元へと帰ってきた。
それは、あなたとの約束を果たすため。
自分の望みを叶えるため
例え離れ離れになっていたとしても弟を想う姉の気持ちはまったく変わってはいなかった。
いや、それどころかむしろ強く大きくなり、激しくあなたのことを求める。
あなたは、もはや女帝とも呼ぶべき精神的パワーを備えた姉に抗うことができるのか?
本編
扉を開く音
「迎えに来たぞ、愛しの愚弟よ。約束通り、お前を私の伴侶とする!さあ、愛しい姉の胸に飛び込んでくるが良い!」
少し間を開けて
「どうした?お前の大切な大切な、愛する伴侶となる姉だぞ?何だ?そんなハトが豆鉄砲を食らったような顔をして?」
相手の言葉を聞くように「ふむふむ」と
「あぁ、そうだな。確かにお前のことを好きだから連れていくと言ったら父と母に遠くに押しやられたな。その気持ちは世間では許されるものではない、頭を冷やせと」
淡々と何とも思ってなさそうな口調
「だがな、頭を冷やしたからといって気持ちに変化があるわけがない……私はお前のことを愛しているのだからな。姉として、そして」
近づいて
「女として」
離れて
「大体だな。姉である前に私とお前は、一人の男と女なのだ。そのような感情を抱いて何が悪いというのか?思想の自由は政府だって認めているぞ?」
次は不思議そうに
「うん?これは拡大解釈だって?そうだな、想定されている解釈はこうではないだろうさ。だが、それがどうしたというんだ? 人は思いのままに生きるべきだ。抑圧されて、気持ちを押し殺して生きたりなぞするからうつ病になどかかるのだ」
凛とした格好いい感じで
「ただまぁ、父と母の言うことも理解はしたさ。確かに弟と姉で伴侶となって生きていくのは難しいだろうさ。それが出来る法整備がされていないどころか、禁止されているくらいだ。そのうえ世間では禁断のモノともされている……実際にリスクもあるからな」
「だが、そんなことで止まるような愛など私は持ち合わせてはいない!ここで出来ないというのなら出来る力を手にすればいいだけだ!」
格好よく言い切って
それから語り掛けるように
「私はしたぞ?二人で生きていけるように、愛する男と女として永久に暮らせるように全てを整えた。全てはこの賢い姉に任せてお前は付いてくるだけでいいんだ。小さな頃のように私がいつまでもいつまでも手元で守ってやるからな?」
抱き着く音
「すでに父と母には理解していただいた。まぁ多少強引な手は使ったがな」
「……うん?何だその顔は?殺してなどいないさ、仮にも私とお前をこの世に産み落としてくれた父と母なのだ。今頃はカスピ海を楽しそうに旅行しているのではないか?」
「そうだ、金だ。金と私の弁舌で分からせた。お前と私を引き離した忌まわしい障害はもう無い。私たちは、一緒に居ていいんだ」
優しく語り掛けるように
「さあ、行こう?お前もずっと私と一緒に行きたかったのだろ?」
囁くように
「これからはずっと一緒だ。もう、私のことを思って泣かなくていい。私と結ばれないからと辛い思いをしなくていいんだ」
「私が、ずっと一緒に居てやるから」
それから相手の言葉を疑うような感じで
「うん?何だ?お前もそのようなことを言うのか?姉弟でそのようなことはいけないと」
呆れるように
「やれやれ、離れている間に周囲に毒されてしまったのだな?可哀想にな。だが、大丈夫だ。愚弟よ、賢い姉に付いてこい。私がしっかりと教え込んでやる」
「私以上にお前を愛している者など居ないのだと」
「大体な、何が不満なんだ?私がお前の生涯の伴侶となれば……姉で妻で恋人で、いつまでもいつまでも別れることなく暮らせるのだぞ?そこらの薄い関係とは違う。本物の家族だ。決して見捨てたりなどしないぞ?」
耳元で
「あの女のように」
離れて
「離れてはいたが知っているぞ?愚弟、お前、私が離れてからあの女と付き合ったのだな?まったく……昔は私が妹のように可愛がって三人で遊んだこともあったというのに、コソ泥のように」
「だが、別れた。あいつは結局お前を理解してやれなかった。好きだと口にしたくせに最後まで傍に居ようとはしなかった……それでこんなにも傷ついて……女を信じることが出来ずに、こうして一人部屋に籠るようにもなってしまった。哀れなことだ」
「安心しろ。私はお前を見捨てない。私は姉だ。お前の理解者だ。生まれた頃からお前のことを知ってるんだ。私がお前を邪険にしたことがこれまでにあったか?」
頭を撫でる音
「よしよし……いいんだ。つらいのならこの姉の胸で泣くがいい。姉の傍で、悲しみ、苦しみ、辛いこと、全てを吐き出すがいい。それを受け入れられないほどに私は弱い女ではないぞ?」
「ほら?思い出せ?お姉ちゃんは、いつも傍に居てお前を守ってきただろう?」
優しく語り掛けるように
「いいんだ。私が何とかしてやる。全てこの姉に任せるといい、私以上にお前を愛している者などのいないぞ?」
「大丈夫、大丈夫だ……私は傍に居る。ずっとお前の傍に居て、お前を守ってやるから。何をしても賢い姉が解決策を提示してやる。私がお前を守ってやる」
耳元で
「私に頼れ」
耳元で
「私に甘えろ」
囁くように
「私に、溺れろ」
離れて
「私はお前のことが大好きだからな。お前がやること全て私が手助けしてやる、失敗しそうなら私が何とかしてやる。だから恐れずに進め」
耳元で
「私に……付いてこい、愛する我が弟よ」
少し間を置いて
「どうだ?その気になったか?」
相手の反応を待つくらいの間
「ならばよし、心配するな。父も母も私が作ったその場所に帰ってくる」
「私たちの家だ。誰にも文句は言わせない……言う奴は私が黙らせる」
「だから、心配するな。お前は何も心配せずこの私を女として愛して、このお前を求めて心臓を高鳴らせているこの身体を求めてもいいんだぞ?」
耳元で
「なぁ?したくないか?」
囁くように
「私は、とてもしたい。貪りあうように互いを感じていたい」
離れて
「ふふ、赤くなったな。想像したのか?私の裸体を? うんうん、いい傾向だ。そうして姉を女として性的な目で見るがいいさ。賢い姉はそんな愚弟の性的な視線も真っ向から受け止めるからな」
うんうん、としみじみと納得するような感じで呟いて↑
次は普通の調子で
「さぁ、話は決まった。そろそろ行くぞ?私たちの新居へ。ほら、正装に着替えろ。いつまでそんな格好で居る気だ?」
不思議そうに
「うん?何を呆けた顔をしている?お前の正装といえば姉loveTシャツに決まってるだろ!」
「前面に私の顔、背面にILOVESISTER!とプリントしてあるあれのことだ!何故着ていない?」
「……何?ダサい?恥ずかしいから着られない?私の顔がプリントしてあることに何を恥じることがある?」
呆れるように↑
「視線など気にしなければいいだろう?それが正装なのだから何を恥じることがある?姉が好きだと公言することに恥ずかしいことなぞ何一つないぞ?」
不思議そうに
「現に私は今も弟loveTシャツを着ているが何も恥ずかしいことなどないぞ?毎日この服を着ていた。これが私の正装だからな。気に入らないと言う奴は私が黙らせた」
ふと気づいたように↓
「……そうか、ならば私が黙らせればいいのか」
少し間を置いて
「安心しろ。お前を変な目で見てくるような奴は私が黙らせる。安心して姉loveTシャツを着ていいんだ」
「ほら?変な女に群がられても困るだろ?お前は私のモノなんだと日々公言をしていかなければな?」
「私を信じろ。どこまでもこの賢い姉に付いてこい愛する愚弟よ」
最後に耳元で
「付いて来なくても、私が手を引っ張っていくけどな?」
そして囁き
「愛しているぞ、我が弟よ」
「迎えに来たぞ、愛しの愚弟よ。約束通り、お前を私の伴侶とする!さあ、愛しい姉の胸に飛び込んでくるが良い!」
少し間を開けて
「どうした?お前の大切な大切な、愛する伴侶となる姉だぞ?何だ?そんなハトが豆鉄砲を食らったような顔をして?」
相手の言葉を聞くように「ふむふむ」と
「あぁ、そうだな。確かにお前のことを好きだから連れていくと言ったら父と母に遠くに押しやられたな。その気持ちは世間では許されるものではない、頭を冷やせと」
淡々と何とも思ってなさそうな口調
「だがな、頭を冷やしたからといって気持ちに変化があるわけがない……私はお前のことを愛しているのだからな。姉として、そして」
近づいて
「女として」
離れて
「大体だな。姉である前に私とお前は、一人の男と女なのだ。そのような感情を抱いて何が悪いというのか?思想の自由は政府だって認めているぞ?」
次は不思議そうに
「うん?これは拡大解釈だって?そうだな、想定されている解釈はこうではないだろうさ。だが、それがどうしたというんだ? 人は思いのままに生きるべきだ。抑圧されて、気持ちを押し殺して生きたりなぞするからうつ病になどかかるのだ」
凛とした格好いい感じで
「ただまぁ、父と母の言うことも理解はしたさ。確かに弟と姉で伴侶となって生きていくのは難しいだろうさ。それが出来る法整備がされていないどころか、禁止されているくらいだ。そのうえ世間では禁断のモノともされている……実際にリスクもあるからな」
「だが、そんなことで止まるような愛など私は持ち合わせてはいない!ここで出来ないというのなら出来る力を手にすればいいだけだ!」
格好よく言い切って
それから語り掛けるように
「私はしたぞ?二人で生きていけるように、愛する男と女として永久に暮らせるように全てを整えた。全てはこの賢い姉に任せてお前は付いてくるだけでいいんだ。小さな頃のように私がいつまでもいつまでも手元で守ってやるからな?」
抱き着く音
「すでに父と母には理解していただいた。まぁ多少強引な手は使ったがな」
「……うん?何だその顔は?殺してなどいないさ、仮にも私とお前をこの世に産み落としてくれた父と母なのだ。今頃はカスピ海を楽しそうに旅行しているのではないか?」
「そうだ、金だ。金と私の弁舌で分からせた。お前と私を引き離した忌まわしい障害はもう無い。私たちは、一緒に居ていいんだ」
優しく語り掛けるように
「さあ、行こう?お前もずっと私と一緒に行きたかったのだろ?」
囁くように
「これからはずっと一緒だ。もう、私のことを思って泣かなくていい。私と結ばれないからと辛い思いをしなくていいんだ」
「私が、ずっと一緒に居てやるから」
それから相手の言葉を疑うような感じで
「うん?何だ?お前もそのようなことを言うのか?姉弟でそのようなことはいけないと」
呆れるように
「やれやれ、離れている間に周囲に毒されてしまったのだな?可哀想にな。だが、大丈夫だ。愚弟よ、賢い姉に付いてこい。私がしっかりと教え込んでやる」
「私以上にお前を愛している者など居ないのだと」
「大体な、何が不満なんだ?私がお前の生涯の伴侶となれば……姉で妻で恋人で、いつまでもいつまでも別れることなく暮らせるのだぞ?そこらの薄い関係とは違う。本物の家族だ。決して見捨てたりなどしないぞ?」
耳元で
「あの女のように」
離れて
「離れてはいたが知っているぞ?愚弟、お前、私が離れてからあの女と付き合ったのだな?まったく……昔は私が妹のように可愛がって三人で遊んだこともあったというのに、コソ泥のように」
「だが、別れた。あいつは結局お前を理解してやれなかった。好きだと口にしたくせに最後まで傍に居ようとはしなかった……それでこんなにも傷ついて……女を信じることが出来ずに、こうして一人部屋に籠るようにもなってしまった。哀れなことだ」
「安心しろ。私はお前を見捨てない。私は姉だ。お前の理解者だ。生まれた頃からお前のことを知ってるんだ。私がお前を邪険にしたことがこれまでにあったか?」
頭を撫でる音
「よしよし……いいんだ。つらいのならこの姉の胸で泣くがいい。姉の傍で、悲しみ、苦しみ、辛いこと、全てを吐き出すがいい。それを受け入れられないほどに私は弱い女ではないぞ?」
「ほら?思い出せ?お姉ちゃんは、いつも傍に居てお前を守ってきただろう?」
優しく語り掛けるように
「いいんだ。私が何とかしてやる。全てこの姉に任せるといい、私以上にお前を愛している者などのいないぞ?」
「大丈夫、大丈夫だ……私は傍に居る。ずっとお前の傍に居て、お前を守ってやるから。何をしても賢い姉が解決策を提示してやる。私がお前を守ってやる」
耳元で
「私に頼れ」
耳元で
「私に甘えろ」
囁くように
「私に、溺れろ」
離れて
「私はお前のことが大好きだからな。お前がやること全て私が手助けしてやる、失敗しそうなら私が何とかしてやる。だから恐れずに進め」
耳元で
「私に……付いてこい、愛する我が弟よ」
少し間を置いて
「どうだ?その気になったか?」
相手の反応を待つくらいの間
「ならばよし、心配するな。父も母も私が作ったその場所に帰ってくる」
「私たちの家だ。誰にも文句は言わせない……言う奴は私が黙らせる」
「だから、心配するな。お前は何も心配せずこの私を女として愛して、このお前を求めて心臓を高鳴らせているこの身体を求めてもいいんだぞ?」
耳元で
「なぁ?したくないか?」
囁くように
「私は、とてもしたい。貪りあうように互いを感じていたい」
離れて
「ふふ、赤くなったな。想像したのか?私の裸体を? うんうん、いい傾向だ。そうして姉を女として性的な目で見るがいいさ。賢い姉はそんな愚弟の性的な視線も真っ向から受け止めるからな」
うんうん、としみじみと納得するような感じで呟いて↑
次は普通の調子で
「さぁ、話は決まった。そろそろ行くぞ?私たちの新居へ。ほら、正装に着替えろ。いつまでそんな格好で居る気だ?」
不思議そうに
「うん?何を呆けた顔をしている?お前の正装といえば姉loveTシャツに決まってるだろ!」
「前面に私の顔、背面にILOVESISTER!とプリントしてあるあれのことだ!何故着ていない?」
「……何?ダサい?恥ずかしいから着られない?私の顔がプリントしてあることに何を恥じることがある?」
呆れるように↑
「視線など気にしなければいいだろう?それが正装なのだから何を恥じることがある?姉が好きだと公言することに恥ずかしいことなぞ何一つないぞ?」
不思議そうに
「現に私は今も弟loveTシャツを着ているが何も恥ずかしいことなどないぞ?毎日この服を着ていた。これが私の正装だからな。気に入らないと言う奴は私が黙らせた」
ふと気づいたように↓
「……そうか、ならば私が黙らせればいいのか」
少し間を置いて
「安心しろ。お前を変な目で見てくるような奴は私が黙らせる。安心して姉loveTシャツを着ていいんだ」
「ほら?変な女に群がられても困るだろ?お前は私のモノなんだと日々公言をしていかなければな?」
「私を信じろ。どこまでもこの賢い姉に付いてこい愛する愚弟よ」
最後に耳元で
「付いて来なくても、私が手を引っ張っていくけどな?」
そして囁き
「愛しているぞ、我が弟よ」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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