- ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
3038文字(約 10分8秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
バニーガール
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
可愛い恋人、順調な仕事、毎日が幸せで……幸福の絶頂に居たあなた。
しかし、人生はそんなに甘くはなく絶望のどん底へと叩き落される。
原因は貞淑で可愛らしいと思っていたあなたの恋人。
彼女はあなたを利用するつもりでしかなかった。
流布される流言、失われる社会的信用……背負わされた借金。
そして、唯一まだ残っていた彼女という名の悪女はそんなあなたを嘲笑いながら去っていくのだった。
「今までありがと、お馬鹿さん♪」
傍らに屈強な黒服の男たちが複数……それに厳めしい面の新しい恋人を引き連れて彼女は……いや、彼女だった元恋人はあなたから全てを奪って出ていってしまった。
明日の金にも困り、住んでいた部屋すらも叩きだされて途方に暮れる夜。
だが、そこに救いの女神(?)が現れ……ある勝負を持ちかけるのだった。
しかし、人生はそんなに甘くはなく絶望のどん底へと叩き落される。
原因は貞淑で可愛らしいと思っていたあなたの恋人。
彼女はあなたを利用するつもりでしかなかった。
流布される流言、失われる社会的信用……背負わされた借金。
そして、唯一まだ残っていた彼女という名の悪女はそんなあなたを嘲笑いながら去っていくのだった。
「今までありがと、お馬鹿さん♪」
傍らに屈強な黒服の男たちが複数……それに厳めしい面の新しい恋人を引き連れて彼女は……いや、彼女だった元恋人はあなたから全てを奪って出ていってしまった。
明日の金にも困り、住んでいた部屋すらも叩きだされて途方に暮れる夜。
だが、そこに救いの女神(?)が現れ……ある勝負を持ちかけるのだった。
本編
「やぁやぁやぁ~、お兄さんこんばんは~。どうしたの~?こんなところで打ちひしがれて?」
「ふむふむ……成程~、彼女さんに振られてしまいましたか~。およよよ、それは悲しい~。同情しますよ~、お兄さん」
といいつつとても楽しそうな口調で↑
「ふっふっふ~、しかし、お兄さんは運が良いですね~。そんな恋人に金も社会的信用もむしり取られて家すら追い出された惨め~なあなたに朗報です! この!月から来た女神!バニー天使なうさちゃんが救いの手を差し伸べてあげましょう~♪」
「ん?どうしました?うさぎさんの顔に何か?」
「あぁ、見覚えがあります~? そうですそうです、最近左の部屋に引っ越してきたお隣さんです~、いや~、その節は十分な挨拶も出来ずに申し訳なく……」
「はい?ただのバニーガールの服を着たお姉さんにしか見えない? 女神なんて嘘だろですって?」
「ふ~、やれやれ、お兄さ~ん?野暮なことは言いっこなしですよ~、今はそういう設定なのです。そういう状況の下でこうして話しかけているのですから、要らない突っ込みはしないように」
最後の部分は相手に言い聞かせる感じで冗談ぽく
「ん、よろしい。では、どうやって救うのか……救われるのか、説明してあげましょう。といっても、とんでもなく単純な話なんですが」
ドンと重たい紙束を置く音(雑誌でも置いておこう)
「お金です。今からこのうさぎさんが行うギャンブルに勝利することが出来たら、これをあなたに進呈しましょう」
厳かな感じで説明
「ま、負けたらそれなりの代価を頂きますけどね♪」
「ん~?何ですか~?き・に・な・り・ま・す~?」
「ふふ~ん、それは~」
耳元で
「ひ」
「み」
「つ♡」
最後だけは甘い感じで
離れて
「まぁ、どっちにしろ受けざるを得ないと思いますけどね~お兄さんの状況では。うさぎさんのこの推測、あながち間違っていないでしょう?」
「だって……ここで仮に受けなかったとして、明日からどうやって生きていくというのですか?」
「職を失い……」
「住むべき場所を失い……」
「借金まで背負わされ……所持金も口座を含めてゼロ」
「棚からぼた餅が降ってきたようなこの状況で、受けない選択肢があるのですか~?」
からかうように
「勝てば手に入るのですよ~?」
右側から誘惑するように
そして移動して左側から
「これさえあれば借金も返して、美味しいものだってたくさん食べられますよ~?」
囁き
「お・か・ね、欲しくないですか?」
離れて
「んふふ~、ま、それにはと~っても運の強いこのうさぎさんを倒さなければいけませんけどね~。うさぎさん、どんなに絶望的な状況に陥っても最後には絶対に思い通りになる幸運の持ち主ですからっ♪ そう簡単には負けませんよ~♪」
少し待って
「はい?このお金どうしたのか、ですか?」
不思議そうに言って
それから呆れるように
「はぁ、お兄さんお人好しすぎますよ~……そんなだから、悪い魔女のような女に好き勝手されてしまうのですよ?」
普通の調子で
「まぁ、そんな優しいところはうさぎさんとしてはとても好ましいところですけどねっ♪」
「でも大丈夫です!心配いりませんっ!うさぎさん、とっても運が強いって言ったではないですか~?」
ピラリと紙の音
「ふふ~ん、宝くじです~♪ちょっと前に気分で買った奴がなんか当たってたのですよ~♪キャリーオーバー数億円の一等賞なんですよ~?」
「と、いうわけで!お金に関しては心配いりません!これはとてもクリーンなお金ですからっ!」
耳元で
「どうです?この勝負……受けます?」
息遣いを二度ほど挟み
もう一度
「選択の余地はないと思いますよ~?こんなチャンス、二度とありませんから~」
先程より少し長めに待って
耳元で
「お兄さん?」
囁き
「うさぎさんはですね……お兄さんのことを救ってあげたいのですよ~?」
囁き
「だからこんな勝負を持ちかけた……だから、落ち込んでる気分が少しでも上向いてくれるように明るい調子で話しかけた……お兄さんに、元気になって欲しいから」
上向いて 読み うわむいて
囁き
「お兄さん?これは……お兄さんを救うための手段なのです。そうですね~……女神ではない人間の『私』からしたらこのままお金をポンと手渡してあげたいと思うんですよ?」
女神ではないの部分から少しだけ落ち着いた感じで
囁き
「でも、それでは……人の良いお兄さんが気に病んでしまうと思ったから……だから、こうして笑い飛ばせるような状況を作り出して提案をしたんです……お兄さんを助けてあげたいから」
最後は真剣な感じで
それから離れて明るい調子で
「さて、ではそんなわけで!もう一度お聞きしましょうっ!」
「この!ギャンブル女神うさぎさんの勝負!受ける気になりましたかっ?」
相手の返答を待つくらいの間
「ふふっ、そうですかっ!受けますかっ!では!いざ尋常に……勝負ですっ!レッツギャンブル!」
レッツギャンブル、は思い切り分かってなさそうなカタカナ英語で
それからトランプのシャッフル音
「さてさてさて、ではルールを説明いたしましょう……といっても簡単なことなんですけどね?」
「このトランプの山には一枚だけジョーカーが入っています。交互に山の上からカードを引いていきジョーカーを引いたら即敗北……ここまではいいですか?」
少しの間
それから相手の言葉に頷くように
「……では続きです。そのためプレイヤーはいつでもカードを引くことを止める宣言をすることが出来ます。しかし、その場合残った相手プレイヤーは宣言をするまで引くことが可能になるわけです。そして、このゲームの勝敗は引いたカードに記された数字の合計数によって決められます」
相手の理解を待つくらいの間を開けて
「あとは、分かりますね?つまりこれは互いの度胸を試す勝負なのです。負けを恐れて早々に引くことを止めてもいいでしょう……相手の点数を上回るまでギリギリを責めるのもいいでしょう……しかし、ジョーカーを引いた瞬間に負けの確定です」
「シンプルなゲームでしょう?まさに運が勝敗を左右する……しかし、運だけでは勝つことが出来ない絶妙なライン……それがこのギャンブルの肝です」
トンッとトランプをテーブルに置く音
「さて、では始めましょう。先手はお兄さんに譲ってあげるのです……ふふふ~、いきなりジョーカーを引かないことを祈るので……」
カードを引く音
「…………お兄さん?何でいきなりジョーカーを引いてるんですか?」
気まずい空気を表現する長めの間
「はい、お兄さんの負けです。残念ながら……このお金に吊り合うものをうさぎさんに渡すことになりました。お疲れさまでした~」
少しだけ間を開けて相手が倒れる音
それから長めの間を入れて場面転換
カードをショットガンシャッフルする音
「ふふ……ふふふふふっ♪……お兄さんったら……本当にお人好しなんだから」
軽いシャッフル音
「ジョーカーしかないんだから、私が勝つに決まってるじゃない? なのに……相手が用意した道具を疑いもしないなんて……ふふっ」
トントンとカードを整える音
「でも、良かったぁ……恋人が出来たって聞いたときは目の前が真っ暗になったけど……うん♪やっぱり、お兄さんに相応しいのはこの私しか居ないもんね?」
「私が、しっかりと守ってあげなきゃ……ふふ、テーブルに載せられたお金の対価………お兄さんの全て、私が頂くね? まぁ、これっぽっちのお金じゃこの世で最も大切なお兄さんの価値になんて到底吊りあわないけど……自分から、了承したんだもん。いいよね?」
少しの間を挟んで
耳元で愛しく呼びかけるように
「これからはずーっと一緒だよ?お兄さん♪」
「ふむふむ……成程~、彼女さんに振られてしまいましたか~。およよよ、それは悲しい~。同情しますよ~、お兄さん」
といいつつとても楽しそうな口調で↑
「ふっふっふ~、しかし、お兄さんは運が良いですね~。そんな恋人に金も社会的信用もむしり取られて家すら追い出された惨め~なあなたに朗報です! この!月から来た女神!バニー天使なうさちゃんが救いの手を差し伸べてあげましょう~♪」
「ん?どうしました?うさぎさんの顔に何か?」
「あぁ、見覚えがあります~? そうですそうです、最近左の部屋に引っ越してきたお隣さんです~、いや~、その節は十分な挨拶も出来ずに申し訳なく……」
「はい?ただのバニーガールの服を着たお姉さんにしか見えない? 女神なんて嘘だろですって?」
「ふ~、やれやれ、お兄さ~ん?野暮なことは言いっこなしですよ~、今はそういう設定なのです。そういう状況の下でこうして話しかけているのですから、要らない突っ込みはしないように」
最後の部分は相手に言い聞かせる感じで冗談ぽく
「ん、よろしい。では、どうやって救うのか……救われるのか、説明してあげましょう。といっても、とんでもなく単純な話なんですが」
ドンと重たい紙束を置く音(雑誌でも置いておこう)
「お金です。今からこのうさぎさんが行うギャンブルに勝利することが出来たら、これをあなたに進呈しましょう」
厳かな感じで説明
「ま、負けたらそれなりの代価を頂きますけどね♪」
「ん~?何ですか~?き・に・な・り・ま・す~?」
「ふふ~ん、それは~」
耳元で
「ひ」
「み」
「つ♡」
最後だけは甘い感じで
離れて
「まぁ、どっちにしろ受けざるを得ないと思いますけどね~お兄さんの状況では。うさぎさんのこの推測、あながち間違っていないでしょう?」
「だって……ここで仮に受けなかったとして、明日からどうやって生きていくというのですか?」
「職を失い……」
「住むべき場所を失い……」
「借金まで背負わされ……所持金も口座を含めてゼロ」
「棚からぼた餅が降ってきたようなこの状況で、受けない選択肢があるのですか~?」
からかうように
「勝てば手に入るのですよ~?」
右側から誘惑するように
そして移動して左側から
「これさえあれば借金も返して、美味しいものだってたくさん食べられますよ~?」
囁き
「お・か・ね、欲しくないですか?」
離れて
「んふふ~、ま、それにはと~っても運の強いこのうさぎさんを倒さなければいけませんけどね~。うさぎさん、どんなに絶望的な状況に陥っても最後には絶対に思い通りになる幸運の持ち主ですからっ♪ そう簡単には負けませんよ~♪」
少し待って
「はい?このお金どうしたのか、ですか?」
不思議そうに言って
それから呆れるように
「はぁ、お兄さんお人好しすぎますよ~……そんなだから、悪い魔女のような女に好き勝手されてしまうのですよ?」
普通の調子で
「まぁ、そんな優しいところはうさぎさんとしてはとても好ましいところですけどねっ♪」
「でも大丈夫です!心配いりませんっ!うさぎさん、とっても運が強いって言ったではないですか~?」
ピラリと紙の音
「ふふ~ん、宝くじです~♪ちょっと前に気分で買った奴がなんか当たってたのですよ~♪キャリーオーバー数億円の一等賞なんですよ~?」
「と、いうわけで!お金に関しては心配いりません!これはとてもクリーンなお金ですからっ!」
耳元で
「どうです?この勝負……受けます?」
息遣いを二度ほど挟み
もう一度
「選択の余地はないと思いますよ~?こんなチャンス、二度とありませんから~」
先程より少し長めに待って
耳元で
「お兄さん?」
囁き
「うさぎさんはですね……お兄さんのことを救ってあげたいのですよ~?」
囁き
「だからこんな勝負を持ちかけた……だから、落ち込んでる気分が少しでも上向いてくれるように明るい調子で話しかけた……お兄さんに、元気になって欲しいから」
上向いて 読み うわむいて
囁き
「お兄さん?これは……お兄さんを救うための手段なのです。そうですね~……女神ではない人間の『私』からしたらこのままお金をポンと手渡してあげたいと思うんですよ?」
女神ではないの部分から少しだけ落ち着いた感じで
囁き
「でも、それでは……人の良いお兄さんが気に病んでしまうと思ったから……だから、こうして笑い飛ばせるような状況を作り出して提案をしたんです……お兄さんを助けてあげたいから」
最後は真剣な感じで
それから離れて明るい調子で
「さて、ではそんなわけで!もう一度お聞きしましょうっ!」
「この!ギャンブル女神うさぎさんの勝負!受ける気になりましたかっ?」
相手の返答を待つくらいの間
「ふふっ、そうですかっ!受けますかっ!では!いざ尋常に……勝負ですっ!レッツギャンブル!」
レッツギャンブル、は思い切り分かってなさそうなカタカナ英語で
それからトランプのシャッフル音
「さてさてさて、ではルールを説明いたしましょう……といっても簡単なことなんですけどね?」
「このトランプの山には一枚だけジョーカーが入っています。交互に山の上からカードを引いていきジョーカーを引いたら即敗北……ここまではいいですか?」
少しの間
それから相手の言葉に頷くように
「……では続きです。そのためプレイヤーはいつでもカードを引くことを止める宣言をすることが出来ます。しかし、その場合残った相手プレイヤーは宣言をするまで引くことが可能になるわけです。そして、このゲームの勝敗は引いたカードに記された数字の合計数によって決められます」
相手の理解を待つくらいの間を開けて
「あとは、分かりますね?つまりこれは互いの度胸を試す勝負なのです。負けを恐れて早々に引くことを止めてもいいでしょう……相手の点数を上回るまでギリギリを責めるのもいいでしょう……しかし、ジョーカーを引いた瞬間に負けの確定です」
「シンプルなゲームでしょう?まさに運が勝敗を左右する……しかし、運だけでは勝つことが出来ない絶妙なライン……それがこのギャンブルの肝です」
トンッとトランプをテーブルに置く音
「さて、では始めましょう。先手はお兄さんに譲ってあげるのです……ふふふ~、いきなりジョーカーを引かないことを祈るので……」
カードを引く音
「…………お兄さん?何でいきなりジョーカーを引いてるんですか?」
気まずい空気を表現する長めの間
「はい、お兄さんの負けです。残念ながら……このお金に吊り合うものをうさぎさんに渡すことになりました。お疲れさまでした~」
少しだけ間を開けて相手が倒れる音
それから長めの間を入れて場面転換
カードをショットガンシャッフルする音
「ふふ……ふふふふふっ♪……お兄さんったら……本当にお人好しなんだから」
軽いシャッフル音
「ジョーカーしかないんだから、私が勝つに決まってるじゃない? なのに……相手が用意した道具を疑いもしないなんて……ふふっ」
トントンとカードを整える音
「でも、良かったぁ……恋人が出来たって聞いたときは目の前が真っ暗になったけど……うん♪やっぱり、お兄さんに相応しいのはこの私しか居ないもんね?」
「私が、しっかりと守ってあげなきゃ……ふふ、テーブルに載せられたお金の対価………お兄さんの全て、私が頂くね? まぁ、これっぽっちのお金じゃこの世で最も大切なお兄さんの価値になんて到底吊りあわないけど……自分から、了承したんだもん。いいよね?」
少しの間を挟んで
耳元で愛しく呼びかけるように
「これからはずーっと一緒だよ?お兄さん♪」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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