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- 人外 / モンスター
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2193文字(約 7分19秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
死神ちゃん
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
ふと目を覚ますと一人の少女があなたに陽気に話しかけてくる。
彼女は何故か鎌を持っていた。
頭が痛む。
何だかぼんやりする。
しかし、その状態のままあなたは彼女の言葉を聞いていくととんでもないことが判明してしまう。
目の前の彼女は死神。
それもあなたと過ごしたいがゆえに殺さずにサボってる、困った奴。
今、人生何週目?
そういわれて思い出すのは……もはや数えきれないほどの数だった。
彼女は何故か鎌を持っていた。
頭が痛む。
何だかぼんやりする。
しかし、その状態のままあなたは彼女の言葉を聞いていくととんでもないことが判明してしまう。
目の前の彼女は死神。
それもあなたと過ごしたいがゆえに殺さずにサボってる、困った奴。
今、人生何週目?
そういわれて思い出すのは……もはや数えきれないほどの数だった。
本編
陽気な感じで語尾は常に上がる感じで
「あっ、やっと起きた。お・は・よ・う~♪ふふ~ん」
楽しそうに笑う
「意識ははっきりしてる? 記憶は大丈夫? 目は見えてる?」
「それでは~……さてさて、私は一体誰でしょう?」
少しの間
「おやおや~、そんなに引きつった顔をしちゃって~♪愛しの愛しのぉ、死神ちゃんじゃないですか~♪いやっふ~♪」
楽しそうに
「いやいや、それにしても運がない。記憶に欠損が生じてしまうとは~。私の腕も堕ちましたかね? 頑張ってツギハギしたんですけど~。ま、原因は分かってますけどね?困ったことに、あなたの魂を狙ってる職務熱心な死神さんが居るようなんですよ~、大変ですね?このままじゃ、せっかく私と楽しく可笑しく生きてるってのに殺されちゃいますよ~?こっわ~」
「ま、そいつは私の鎌でスパッと引き裂いてやったわけなんですけどね~。せっかくの楽しい人生、邪魔させるわけにはいきませんから~。私と過ごすのが、あなたの人生。それを何度も何度も繰り返して、死もなく面白可笑しく生きるのが貴方の人生なんです」
「さて、お喋りはこのくらいにして……少し、真面目な質問をしましょうか。ねぇ、私のだ~いすきな人間さん?あなたは今……何週目?」
少しの間
「…………ふむふむ、あぁ、困ったことに記憶の断絶が起きてしまっているみたいですね……自分の記憶を他人事のように覚えてしまっているとは……可哀想。それじゃあ、最愛の私ちゃんを見ても反応が鈍いのも頷けます。よよよよ……」
ふざけて泣き真似する感じで
「で~もっ、心配ご無用。私がしっかり思い出させてあげましょう。まず、あなたが陥っている状態です。あなたは、自分が何度死んだか?覚えてますか?夢で幾つも人生を見てきたでしょう?最後まで見ましたか?その最後はどうなっていましたか?全ては闇の中に呑みこまれて終わる……そうではありませんか?」
少し待ち
「まったくその通りです。あなたは実は、まだ一度も死んでいないのです。死神がちゃんと仕事してませんからね?私のことですけど」
悪びれずに楽しそうに
「この世の全ての死は死神が鎌を振るうことにより行われているんです。それが仕事ですからね。例えば事故、災害、病気……あれらも最終的にわたしたち死神が鎌を振るいその命を刈り取ることで初めて生を終えるのです。老衰もそうですね。決められた期間を最後まで生き抜いたものに安らかな死を与えるための死神の鎌……それも私たちの仕事ですから」
刃物を研ぐような音
「では、仮に、その権利を行使しなかったらどうなるか?」
シャキン……と静かな金属音
「それがあなたというわけです。私はあなたと過ごしたいがためにあなたの担当死神でありながら鎌を振るうことを拒否している……ずっとず~っと一緒に楽しく、私だけの物として一緒に人生を謳歌して欲しいからですね」
「だから、こうして人の肉体も手に入れた……気に入らない奴は鎌を振るい刈り取ってきた……ふふふっ」
「教えてあげましょう。あなた、これで私と共に過ごす人生、もう6450回目ですよ?色々楽しめましたね?」
「でもまだまだ足りません。まだまだ過ごしたりません。私はあなたの命を刈り取りません。だって、大好きですから。終わらせるなんてもったいないことしたくありませんもの」
楽しそうに
「死神が魂を刈り取らなければどうなるか、あなたには分かりますか~? 答えはもう言いましたけど~、ある日、チャンネルが切り替わるように別の人生に変わるんです。そして、続いていく。死という安らぎが訪れることなく果てしなく次の生へと続いていく」
「老衰で大往生……何も悔いはない、そう思ったはずなのに。まだ続いていく。終わらずに繋がっていく……もしかしたら、その辺りの時間的長さのせいで壊れてしまうことを防ぐために、忘却が起きたのでしょうかね?」
「でも、駄目です。まだまだ終わりは訪れません。私と楽しく過ごしましょう!愛し合って、笑い合って!時には傷つけあう人生もいいでしょう、玩具になる人生もいいでしょう!その逆もまた然り……前回のあなたは私に何でも反発する困った人でしたね?その前は犬のように従順で、お尻を叩かれるのが大の好物な……頭のおかしな人、そのまた前は……私がその立場に立っていたんでしたっけ?」
「あぁ……どれも楽しかったですねぇ?ふふふふふふっ」
「なのに、決まって最後の台詞はこれなんですよ?」
少し溜めてから耳元で
『もう、終わらせてくれ……』
元の位置で元のトーンで
「駄目でーす!まだ終わらせてあげませ~~~~~んっ!」
いかにもな鬱陶しい口調で
「まだまだ楽しみ足りないんです。もっともっと玩具になってくれなきゃ!あっ、私を玩具にするのでもいいですけどね~?1231回前のあの時みたいにぃ♪首輪をつけて私をお散歩させちゃいますかぁ?」
「ふふ、くくくく、あっはっはっはっはっはっはっはっ! 喜んでくださいよ~?せっかく人が望んで止まない転生ループみたいな真似させてあげてるんですからぁ~」
耳元で
「もっと、私に感謝をしてくださいよ? 私の、恋人という名の囚人さん♪」
離れて
「さ、今回の人生も頑張って生きていきましょ~ね? うっかり私から離れちゃダメですよ~?職務熱心な死神に可笑しな魂が居るって刈られてしまいますからねぇ?」
楽しげな声で
「そういう時は……」
耳元で
「前みたいに、殺してくれって懇願したりしたらいけませんからね?」
少し暗い声で言って終了
「あっ、やっと起きた。お・は・よ・う~♪ふふ~ん」
楽しそうに笑う
「意識ははっきりしてる? 記憶は大丈夫? 目は見えてる?」
「それでは~……さてさて、私は一体誰でしょう?」
少しの間
「おやおや~、そんなに引きつった顔をしちゃって~♪愛しの愛しのぉ、死神ちゃんじゃないですか~♪いやっふ~♪」
楽しそうに
「いやいや、それにしても運がない。記憶に欠損が生じてしまうとは~。私の腕も堕ちましたかね? 頑張ってツギハギしたんですけど~。ま、原因は分かってますけどね?困ったことに、あなたの魂を狙ってる職務熱心な死神さんが居るようなんですよ~、大変ですね?このままじゃ、せっかく私と楽しく可笑しく生きてるってのに殺されちゃいますよ~?こっわ~」
「ま、そいつは私の鎌でスパッと引き裂いてやったわけなんですけどね~。せっかくの楽しい人生、邪魔させるわけにはいきませんから~。私と過ごすのが、あなたの人生。それを何度も何度も繰り返して、死もなく面白可笑しく生きるのが貴方の人生なんです」
「さて、お喋りはこのくらいにして……少し、真面目な質問をしましょうか。ねぇ、私のだ~いすきな人間さん?あなたは今……何週目?」
少しの間
「…………ふむふむ、あぁ、困ったことに記憶の断絶が起きてしまっているみたいですね……自分の記憶を他人事のように覚えてしまっているとは……可哀想。それじゃあ、最愛の私ちゃんを見ても反応が鈍いのも頷けます。よよよよ……」
ふざけて泣き真似する感じで
「で~もっ、心配ご無用。私がしっかり思い出させてあげましょう。まず、あなたが陥っている状態です。あなたは、自分が何度死んだか?覚えてますか?夢で幾つも人生を見てきたでしょう?最後まで見ましたか?その最後はどうなっていましたか?全ては闇の中に呑みこまれて終わる……そうではありませんか?」
少し待ち
「まったくその通りです。あなたは実は、まだ一度も死んでいないのです。死神がちゃんと仕事してませんからね?私のことですけど」
悪びれずに楽しそうに
「この世の全ての死は死神が鎌を振るうことにより行われているんです。それが仕事ですからね。例えば事故、災害、病気……あれらも最終的にわたしたち死神が鎌を振るいその命を刈り取ることで初めて生を終えるのです。老衰もそうですね。決められた期間を最後まで生き抜いたものに安らかな死を与えるための死神の鎌……それも私たちの仕事ですから」
刃物を研ぐような音
「では、仮に、その権利を行使しなかったらどうなるか?」
シャキン……と静かな金属音
「それがあなたというわけです。私はあなたと過ごしたいがためにあなたの担当死神でありながら鎌を振るうことを拒否している……ずっとず~っと一緒に楽しく、私だけの物として一緒に人生を謳歌して欲しいからですね」
「だから、こうして人の肉体も手に入れた……気に入らない奴は鎌を振るい刈り取ってきた……ふふふっ」
「教えてあげましょう。あなた、これで私と共に過ごす人生、もう6450回目ですよ?色々楽しめましたね?」
「でもまだまだ足りません。まだまだ過ごしたりません。私はあなたの命を刈り取りません。だって、大好きですから。終わらせるなんてもったいないことしたくありませんもの」
楽しそうに
「死神が魂を刈り取らなければどうなるか、あなたには分かりますか~? 答えはもう言いましたけど~、ある日、チャンネルが切り替わるように別の人生に変わるんです。そして、続いていく。死という安らぎが訪れることなく果てしなく次の生へと続いていく」
「老衰で大往生……何も悔いはない、そう思ったはずなのに。まだ続いていく。終わらずに繋がっていく……もしかしたら、その辺りの時間的長さのせいで壊れてしまうことを防ぐために、忘却が起きたのでしょうかね?」
「でも、駄目です。まだまだ終わりは訪れません。私と楽しく過ごしましょう!愛し合って、笑い合って!時には傷つけあう人生もいいでしょう、玩具になる人生もいいでしょう!その逆もまた然り……前回のあなたは私に何でも反発する困った人でしたね?その前は犬のように従順で、お尻を叩かれるのが大の好物な……頭のおかしな人、そのまた前は……私がその立場に立っていたんでしたっけ?」
「あぁ……どれも楽しかったですねぇ?ふふふふふふっ」
「なのに、決まって最後の台詞はこれなんですよ?」
少し溜めてから耳元で
『もう、終わらせてくれ……』
元の位置で元のトーンで
「駄目でーす!まだ終わらせてあげませ~~~~~んっ!」
いかにもな鬱陶しい口調で
「まだまだ楽しみ足りないんです。もっともっと玩具になってくれなきゃ!あっ、私を玩具にするのでもいいですけどね~?1231回前のあの時みたいにぃ♪首輪をつけて私をお散歩させちゃいますかぁ?」
「ふふ、くくくく、あっはっはっはっはっはっはっはっ! 喜んでくださいよ~?せっかく人が望んで止まない転生ループみたいな真似させてあげてるんですからぁ~」
耳元で
「もっと、私に感謝をしてくださいよ? 私の、恋人という名の囚人さん♪」
離れて
「さ、今回の人生も頑張って生きていきましょ~ね? うっかり私から離れちゃダメですよ~?職務熱心な死神に可笑しな魂が居るって刈られてしまいますからねぇ?」
楽しげな声で
「そういう時は……」
耳元で
「前みたいに、殺してくれって懇願したりしたらいけませんからね?」
少し暗い声で言って終了
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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