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公開日2024年01月11日 23:57
更新日2024年01月12日 17:32
文字数
3274文字(約 10分55秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
モンスター娘のカウンセラー(口が触手)
視聴者役柄
冒険者(視聴者の性別はどちらでも可)
場所
路地裏に隠れた施術院
あらすじ
冒険者がやって来たのは路地裏のとある店。
ギルドの紹介がないと入れないその店に居たのは、口元をマスクで顔を隠した若く気だるげなモンスター娘(マインドフ○○ア的な)。
紹介状を見たモンスター娘はマスクの下の触手を見せ、冒険者を施術台に寝かせる。
先に耳かきで冒険者に軽い耳掃除を済ませたモンスター娘は口から生えた触手をうごめかせると、
冒険者の耳に触手を入れることで脳に刻まれた傷を吸い取る施術を始める。
触手で冒険者の脳と繋がったモンスター娘は冒険者の戦闘の記憶を覗いて、
肉体の回復だけでは済まなかった、蓄積された精神の傷を探し出しては吸い取ってゆく。
中盤までは真面目に記憶の中の傷を探して吸い取っていたモンスター娘だが、
施術中に冒険者が寝たことを確認すると勝手に記憶を覗き始め、子供の頃の恋愛の思い出をちょびっと吸い取って施術を終える。
目が覚めた冒険者は何か思い出せない気がしつつも体が軽くなったとモンスター娘に礼を言って店を出ていくのだった。
ギルドの紹介がないと入れないその店に居たのは、口元をマスクで顔を隠した若く気だるげなモンスター娘(マインドフ○○ア的な)。
紹介状を見たモンスター娘はマスクの下の触手を見せ、冒険者を施術台に寝かせる。
先に耳かきで冒険者に軽い耳掃除を済ませたモンスター娘は口から生えた触手をうごめかせると、
冒険者の耳に触手を入れることで脳に刻まれた傷を吸い取る施術を始める。
触手で冒険者の脳と繋がったモンスター娘は冒険者の戦闘の記憶を覗いて、
肉体の回復だけでは済まなかった、蓄積された精神の傷を探し出しては吸い取ってゆく。
中盤までは真面目に記憶の中の傷を探して吸い取っていたモンスター娘だが、
施術中に冒険者が寝たことを確認すると勝手に記憶を覗き始め、子供の頃の恋愛の思い出をちょびっと吸い取って施術を終える。
目が覚めた冒険者は何か思い出せない気がしつつも体が軽くなったとモンスター娘に礼を言って店を出ていくのだった。
本編
(扉の開く音)
——ん?ああ、こんにち…………誰ですか、あなた。
見ての通り、ここは一見さんお断り、遊びに来るところじゃありませんよ。
……ギルドの紹介状?……ふーん、なるほど。お客さんのようですね。
紹介状によれば、あなたはこの町のギルドに登録された冒険者、
先日の仕事での負傷により……ギルドから治療プランDを勧められてますね。
ふむ……よく見れば確かに疲れた顔をしています。
わかりました。では私があなたを治療しますので、奥の部屋にお入りください。
(別の扉が開く音)
ここがどういう場所かは聞いていますか?
「心の傷を癒してくれる場所」だと……まあ、間違ってはいませんね。
ギルド公認の医療施設ではありますから。
まずはそこの椅子に座って、背もたれに体を預けてください。
(椅子に横たわる音))
カウンセリング?いえ、違いますよ。
……あー、そもそもあなた、私の事を人間だと思ってませんか?
ああやっぱり。私は魔物ですよ。
冒険者なのに人間と魔物の区別がつかないとは、これは相当疲れが溜まってるようです。
ではこのマスクを外しますから、びっくりしないでくださいね。
(マスクの下から現れた触手がうねる音)
……びっくりしないでって言ったじゃないですか。
私達の種族が、この口の触手で脳を吸い取ると恐れられてるのは知っています。
でもそんなことしませんよ。仕事なんですから。
まあ確かに脳には干渉しますが——、吸い取るのは、あなたの心の傷です。
(後ろから至近距離に近づく)
ほら、後ろからなら触手を見なくて済むから安心でしょう?
こう見えてあなたより数百年は長く生きてますから、人間相手のやり方は心得てますよ。
(右耳の耳元で囁く)
さ、お姉さんに任せてください。
——まずはあなたの耳の穴を掃除させて頂きます。
汚い耳の中に、私の大事な触手を入れたくはありませんから。
(耳かき右側スタート。音声右側から)
ふむ……それほど汚れは溜まっていませんね。これならすぐに始められそうです。
しかし、あなたの顔……まだ治療魔法の跡が残っていますね。
ここに来るくらいですし、相当激しい戦いをしたのではありませんか?
……え、行商の護衛をしていたらベヒモスに襲われた?
……なるほど、よく逃げ延びられましたね。
…………は?倒した?
そ、そうですか……あなた……見た目の割に腕が立つんですね……。
いえ弱そうとかじゃなく。ほら、若いので。
(小声)(私この人と仕事で出会ってよかった…)
さて、こちらの掃除は終わり。反対側行きますよ。
(耳かき左側スタート)
…………ああ、なぜ私がこの仕事をしているのか、気になりますか。
もちろんお金のためですよ。
魔物だって服を買うならお金が要りますから。
魔王様が勇者の耳かきに敗北して以来、魔族の土地で文化的な暮らしなんかできませんからね。
私は種族の誇りとかより、毎日楽しく生活できる方が大事なんです。
外を見ても——ハーピーみたいな人間と友好的な魔物なら、普通に歩いてるでしょう?
私の種族は「マインドなんとか」とか呼ばれて怖がられてるので、マスクで顔を隠す必要はありますけどね。
……はい。こちらの掃除も終わりです。
(声後ろに戻る)
——では、耳も綺麗になった事ですし、治療を始めましょうか。
今から私の触手をあなたの耳に入れて、耳の神経から脳の記憶に触れていきます。
実際に脳まで貫通するわけではないので痛みはありません。
まあ、最初は触手が入る感触が薄気味悪いかもしれませんが——
——皆さんすぐに慣れるので大丈夫ですよ。
(右耳に触手の音が聴こえ始める。)
(声も右から聴こえてくる。)
——ほら、痛くありませんよね?
こうやって触手を耳に入れると、私の種族は相手の脳に干渉できるようになります。
——人間の脳というのは右脳と左脳で機能が違うそうです。
右脳は感覚的な内容、左脳は言語的な内容に関係するとか。
私の触手は脳全体に触れることが出来るので——
右から入れている今は、右脳の記憶の方が吸い取りやすい、という程度の違いですけどね。
さて中の方ですが…………ふむ……ふむ。
……はい。だいたいわかりました。
確認なのですが、今あなたを苦しめている心の傷について、思い当たる節は——
——そうですか。
行商の件と、さらに数年前の冒険での——。
あなたは自分の事をよくわかってるようですね。
私が記憶を触ったところでも、心の傷はちょうどそれに関係した場所にあるようです。
右と左、両方に記憶が散らばっているので、このまま右脳から吸い取っていきますね。
(触手の音が変わる)
——まずはここ。
ぐーりぐーり。
うん。——吸い取れた。
——ここと……。ここ。
——それにここにも。
――……もしかして気持ち良くなってきちゃいましたか?
よだれ、出てますよ。
まあ、記憶という、肉体より遥かに敏感な部分全体を——
こうして——触手で——優しく撫で回し続けているので——
気持ち良くなってしまうのは当たり前なんですけどね。
——フフッ。先に言っておくべきでしたね。
あとはここと——
ここを——
ぐーりぐーり……っと…………
(触手の離れる音)
右脳はこのぐらいですかね。
(声が左側に移る)
では続いて左脳の方を——……っと。
ああ、だいぶボーっとしてますね。
これやると心の疲れが取れて眠くなる人、多いんですよ。
……まあ、寝ても構いません。全部終わったら起こします。
(左耳から触手の音が聴こえ始める)
——こちらもぐーりぐーりと進めて……。
……ん?記憶は吸い取れてるかって?
ええ。問題なく。
……ええ、そうです。
つまりあなたの記憶が、脳に入った触手で全部見えてるってことです。
——ああ、大丈夫ですよ。他人に漏らしたりなんかしません。
ギルドと厳しい守秘義務を結んでますし、言いふらして信用を失ったら困るのは私ですから。
せっかく見つけた楽しい仕事ですからね。
では今度はここを……ぐーりぐーり……
——ああ、ここにも——
——ここで最後かな…。
——もう一度確認して……と。
(左耳から触手の音が離れる)
(声が離れた場所に戻る)
——ほら、冒険者さん。終わりましたよ。
……起きてくださーい。
……これは……
——完全に……
(声が後ろに近づく)
——寝てます?
——そうですか。寝てますか。
——では……。
(触手の蠢く音)
ちょっと失礼して……っと。
(触手の音が左右から聴こえ始める)
——うん。脳の反応を見ても寝てますね。
じゃあ、ちょっとだけ美味しい事しちゃいますか。
——確かこの辺に……
あったあった。
美味しそうな記憶が。
記憶を味わう時は、両側から触手入れないと駄目なんですよね。
これは幼少期の——初恋の記憶ですかね?
初恋の相手は結構年上の……ふぅん。なるほどー。
私が年上って知ってやけに心を許してましたもんねぇ?
——えーっと?……だいたい1年間ぐらいの思い出ですか。
じゃあ……1日ぐらい、頂いちゃってもバレないですよね?
(触手の音が変わる)
ああ、美味しい……!
初恋の味って本当に甘酸っぱいって、人間には一生わからないんですよねー。
——おっと、あなたも気持ち良すぎてビクビクしちゃってますね。
両側から脳みそを吸い取っちゃうのは、さすがに快感が強すぎですか。
……でも、まだ大丈夫そう。
もう1日ぐらい食べちゃいましょう。
——美味しいっ!
この人の脳みそ結構好みかも。
あ、またビクビクしてる。
……脳もそろそろ起きちゃいそうですね。
…………じゃあ。
………あと1日だけ。
——ん~~~!おいし……
(触手が両耳から抜ける)
(声が離れる)
——こほん、起きましたか。治療の方、終わりましたよ。
ああ、ちょっとこちらは見ないで。
——もう大丈夫です。マスクを付けましたから。
立ち上がってみてください。体調はどうですか?
……体がとても軽くなった、ですか。それは良かったです。
——では終わりましたので支払いを。代金はこちらです。
……ギルドで聞いてた金額より安い?
あー、サービスですよ。……初回なので。
次回からは通常料金ですから。
はい、お支払いありがとうございます。
——どうしました?
何か大事なことを忘れてるような気がする……ですか。
……まあ、記憶にある心の傷を吸い取りましたから、数日は違和感が残るかもしれません。
——ああそうだ、まだたくさ……じゃなかった、心の傷の吸い残しがないか、また後日確認します。
近いうちにもう一度、私の所に来てくださいね。
では、またのご来院をお待ちしております。
(扉の音)
——ん?ああ、こんにち…………誰ですか、あなた。
見ての通り、ここは一見さんお断り、遊びに来るところじゃありませんよ。
……ギルドの紹介状?……ふーん、なるほど。お客さんのようですね。
紹介状によれば、あなたはこの町のギルドに登録された冒険者、
先日の仕事での負傷により……ギルドから治療プランDを勧められてますね。
ふむ……よく見れば確かに疲れた顔をしています。
わかりました。では私があなたを治療しますので、奥の部屋にお入りください。
(別の扉が開く音)
ここがどういう場所かは聞いていますか?
「心の傷を癒してくれる場所」だと……まあ、間違ってはいませんね。
ギルド公認の医療施設ではありますから。
まずはそこの椅子に座って、背もたれに体を預けてください。
(椅子に横たわる音))
カウンセリング?いえ、違いますよ。
……あー、そもそもあなた、私の事を人間だと思ってませんか?
ああやっぱり。私は魔物ですよ。
冒険者なのに人間と魔物の区別がつかないとは、これは相当疲れが溜まってるようです。
ではこのマスクを外しますから、びっくりしないでくださいね。
(マスクの下から現れた触手がうねる音)
……びっくりしないでって言ったじゃないですか。
私達の種族が、この口の触手で脳を吸い取ると恐れられてるのは知っています。
でもそんなことしませんよ。仕事なんですから。
まあ確かに脳には干渉しますが——、吸い取るのは、あなたの心の傷です。
(後ろから至近距離に近づく)
ほら、後ろからなら触手を見なくて済むから安心でしょう?
こう見えてあなたより数百年は長く生きてますから、人間相手のやり方は心得てますよ。
(右耳の耳元で囁く)
さ、お姉さんに任せてください。
——まずはあなたの耳の穴を掃除させて頂きます。
汚い耳の中に、私の大事な触手を入れたくはありませんから。
(耳かき右側スタート。音声右側から)
ふむ……それほど汚れは溜まっていませんね。これならすぐに始められそうです。
しかし、あなたの顔……まだ治療魔法の跡が残っていますね。
ここに来るくらいですし、相当激しい戦いをしたのではありませんか?
……え、行商の護衛をしていたらベヒモスに襲われた?
……なるほど、よく逃げ延びられましたね。
…………は?倒した?
そ、そうですか……あなた……見た目の割に腕が立つんですね……。
いえ弱そうとかじゃなく。ほら、若いので。
(小声)(私この人と仕事で出会ってよかった…)
さて、こちらの掃除は終わり。反対側行きますよ。
(耳かき左側スタート)
…………ああ、なぜ私がこの仕事をしているのか、気になりますか。
もちろんお金のためですよ。
魔物だって服を買うならお金が要りますから。
魔王様が勇者の耳かきに敗北して以来、魔族の土地で文化的な暮らしなんかできませんからね。
私は種族の誇りとかより、毎日楽しく生活できる方が大事なんです。
外を見ても——ハーピーみたいな人間と友好的な魔物なら、普通に歩いてるでしょう?
私の種族は「マインドなんとか」とか呼ばれて怖がられてるので、マスクで顔を隠す必要はありますけどね。
……はい。こちらの掃除も終わりです。
(声後ろに戻る)
——では、耳も綺麗になった事ですし、治療を始めましょうか。
今から私の触手をあなたの耳に入れて、耳の神経から脳の記憶に触れていきます。
実際に脳まで貫通するわけではないので痛みはありません。
まあ、最初は触手が入る感触が薄気味悪いかもしれませんが——
——皆さんすぐに慣れるので大丈夫ですよ。
(右耳に触手の音が聴こえ始める。)
(声も右から聴こえてくる。)
——ほら、痛くありませんよね?
こうやって触手を耳に入れると、私の種族は相手の脳に干渉できるようになります。
——人間の脳というのは右脳と左脳で機能が違うそうです。
右脳は感覚的な内容、左脳は言語的な内容に関係するとか。
私の触手は脳全体に触れることが出来るので——
右から入れている今は、右脳の記憶の方が吸い取りやすい、という程度の違いですけどね。
さて中の方ですが…………ふむ……ふむ。
……はい。だいたいわかりました。
確認なのですが、今あなたを苦しめている心の傷について、思い当たる節は——
——そうですか。
行商の件と、さらに数年前の冒険での——。
あなたは自分の事をよくわかってるようですね。
私が記憶を触ったところでも、心の傷はちょうどそれに関係した場所にあるようです。
右と左、両方に記憶が散らばっているので、このまま右脳から吸い取っていきますね。
(触手の音が変わる)
——まずはここ。
ぐーりぐーり。
うん。——吸い取れた。
——ここと……。ここ。
——それにここにも。
――……もしかして気持ち良くなってきちゃいましたか?
よだれ、出てますよ。
まあ、記憶という、肉体より遥かに敏感な部分全体を——
こうして——触手で——優しく撫で回し続けているので——
気持ち良くなってしまうのは当たり前なんですけどね。
——フフッ。先に言っておくべきでしたね。
あとはここと——
ここを——
ぐーりぐーり……っと…………
(触手の離れる音)
右脳はこのぐらいですかね。
(声が左側に移る)
では続いて左脳の方を——……っと。
ああ、だいぶボーっとしてますね。
これやると心の疲れが取れて眠くなる人、多いんですよ。
……まあ、寝ても構いません。全部終わったら起こします。
(左耳から触手の音が聴こえ始める)
——こちらもぐーりぐーりと進めて……。
……ん?記憶は吸い取れてるかって?
ええ。問題なく。
……ええ、そうです。
つまりあなたの記憶が、脳に入った触手で全部見えてるってことです。
——ああ、大丈夫ですよ。他人に漏らしたりなんかしません。
ギルドと厳しい守秘義務を結んでますし、言いふらして信用を失ったら困るのは私ですから。
せっかく見つけた楽しい仕事ですからね。
では今度はここを……ぐーりぐーり……
——ああ、ここにも——
——ここで最後かな…。
——もう一度確認して……と。
(左耳から触手の音が離れる)
(声が離れた場所に戻る)
——ほら、冒険者さん。終わりましたよ。
……起きてくださーい。
……これは……
——完全に……
(声が後ろに近づく)
——寝てます?
——そうですか。寝てますか。
——では……。
(触手の蠢く音)
ちょっと失礼して……っと。
(触手の音が左右から聴こえ始める)
——うん。脳の反応を見ても寝てますね。
じゃあ、ちょっとだけ美味しい事しちゃいますか。
——確かこの辺に……
あったあった。
美味しそうな記憶が。
記憶を味わう時は、両側から触手入れないと駄目なんですよね。
これは幼少期の——初恋の記憶ですかね?
初恋の相手は結構年上の……ふぅん。なるほどー。
私が年上って知ってやけに心を許してましたもんねぇ?
——えーっと?……だいたい1年間ぐらいの思い出ですか。
じゃあ……1日ぐらい、頂いちゃってもバレないですよね?
(触手の音が変わる)
ああ、美味しい……!
初恋の味って本当に甘酸っぱいって、人間には一生わからないんですよねー。
——おっと、あなたも気持ち良すぎてビクビクしちゃってますね。
両側から脳みそを吸い取っちゃうのは、さすがに快感が強すぎですか。
……でも、まだ大丈夫そう。
もう1日ぐらい食べちゃいましょう。
——美味しいっ!
この人の脳みそ結構好みかも。
あ、またビクビクしてる。
……脳もそろそろ起きちゃいそうですね。
…………じゃあ。
………あと1日だけ。
——ん~~~!おいし……
(触手が両耳から抜ける)
(声が離れる)
——こほん、起きましたか。治療の方、終わりましたよ。
ああ、ちょっとこちらは見ないで。
——もう大丈夫です。マスクを付けましたから。
立ち上がってみてください。体調はどうですか?
……体がとても軽くなった、ですか。それは良かったです。
——では終わりましたので支払いを。代金はこちらです。
……ギルドで聞いてた金額より安い?
あー、サービスですよ。……初回なので。
次回からは通常料金ですから。
はい、お支払いありがとうございます。
——どうしました?
何か大事なことを忘れてるような気がする……ですか。
……まあ、記憶にある心の傷を吸い取りましたから、数日は違和感が残るかもしれません。
——ああそうだ、まだたくさ……じゃなかった、心の傷の吸い残しがないか、また後日確認します。
近いうちにもう一度、私の所に来てくださいね。
では、またのご来院をお待ちしております。
(扉の音)
クレジット
ライター情報
ファンタジー系ASMRが好き。
耳かきしながらずっと話してるタイプの作品が好きなので、文章長くなりがちです。
pixivにも同じ内容で投稿しています。
耳かきしながらずっと話してるタイプの作品が好きなので、文章長くなりがちです。
pixivにも同じ内容で投稿しています。
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