- 告白
- ヤンデレ
- クーデレ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1877文字(約 6分16秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
少し前に可愛い女の子に告白されてとりあえず付き合ってみることにしたあなたの元に仲の良いクラスメイトがやってくる
彼女はあなたのことが好きだったらしい
そして、涼しい顔で飄々と屁理屈を捏ねてくるが…あなたにはまるで理解が出来ず…
首を傾げて呆れるしかないことばかりを言ってくるのだった。
彼女はあなたのことが好きだったらしい
そして、涼しい顔で飄々と屁理屈を捏ねてくるが…あなたにはまるで理解が出来ず…
首を傾げて呆れるしかないことばかりを言ってくるのだった。
本編
「なぁ?恋人が出来た…という話を聞いたんだが…
近くで声を潜めるように
「…本当か?」
そして不満そうに
「ほーう…ほーう、成る程な。断る理由もないから受けた…か」
最初のほーうは上がる感じ、二回目は下がる感じ、言い方を変えて繰り返し
あっけらかんと
「ふむ…私も君が好きだぞ?ずっと前から結婚したいと思ってたし、告白したいと思ってた」
「ん、これで条件は五分だな…うん?あぁ、別に返事は要らないぞ?私の言いたいことはまだ先にある」
「君の理屈はこうだ。告白された、断る理由もないから受けた…ただそれだけの話だ。なら…」
「私も今告白したから…それ、私でもよくないか?」
少し間を開けて
「ん?理解できないか?」
「それが理由なら私でも良くないか?と言っているんだが…」
少し間を開けて
「む?先に受けたから駄目?」
「ハハッ、それは理由にはならないな。別に他に恋人が居たとしても私の告白を受けてもいいだろう?」
「振ればいいだけの話だし…別に恋人が複数人居てはいけないという決まりはないからな」
「…まあ、私は嫌だからその場合、他の恋人は自分の手で排除するが…」
取り繕うように
「ふむ…つまりそういうわけだ。恋人が居ることは理由にはならない。それとも、他にその女が恋人でなければならない理由があるのか?」
少し間を開けて
「……成る程、顔がいい、か」
「ふむ…しかし、それなら私も負けてなくないか?」
「私も世間一般で言う美人の部類に入るはずだ」
「幼い頃などは祖母にも可愛い可愛いと誉められたものだしな、うん…」
「私で良くないか?」
少し間を開けて
「…ん?料理が上手?」
「ふむ…料理か。だがそれなら私もそこそこの腕前は持っている。望むなら明日、重箱いっぱいに揚げ物を積めてくることも可能だ」
「仮に劣っていたとしても…練習して上手くなればいいだけの話だからな」
「うん、それが理由でも私で良くないか?」
少し間を開けて
「……む?控えめで大人しい性格だと?」
「ふむ…それは確かに私の性格とは異なるな」
「何もかも慌てず素直に伝えることこそが私の信条だからな」
「…まあ、告白に関してちょっと欲張って言わなかった私の身で言えることではないかもしれんが…うん、実はロマンティックなシチュエーションは無いものかと探していた最中のものでな……よもや、先を越されるとは…」
「……うん?で、何の話をしているんだったか?」
少し間を開けて
「……あぁ、性格の話だったな」
「確かに私とは大きく違うな、それは」
「しかし、そんなものは長く過ごしている内に気にならなくなるものだ。一緒に過ごしている内に性格とか言葉遣いなどではなく、その人の人格こそ好きになるはずのものだからな」
「例えばほら?君の言い分からすると…」
「あの、えと…好き、です!わ、わわ、私の彼氏になってくだしゃいっ!」
物真似をするように↑
「と、噛みながらも頬を上気させて告白する様が最高に可愛らしかった、とのことだが……それとまったく同じことをあのベンチで座っているおじいさんが言ってきたとしても何とも思わんだろう?」
「その人がそれをやるから心証がいいんだ」
「……いや、待てよ。まさかとは思うが、それでもドキッとするような……可笑しな性癖の持ち主ということはないだろうな?」
「そうであったら理論の再構築が必要になるのだが……あ、何だ。そんな趣味はないのか。なら良かった。うん、つまりそういうことだ」
「一緒に過ごしていく内に私のこの性格が良いと思えるようになってくるだろう」
「そういうわけだ。それが理由でも私で良くないか?」
少し待ち
「ふむ…まだ頷いてくれないのか」
「他にもまだ何かあるのか?」
「……胸?」
「ほう……ほほう……そうか、控えめで慎ましやかな胸か……それは、確かに私では無理だな」
「私の胸はかなり大きい部類に入るからな……足元もよく見えないし、歩くだけでゆさゆさ揺れる……ブラジャーも大きすぎるせいで中々普通のお店では見付からないものだしな……ふむ、あまり困ることもないような慎ましやかな胸か……まさか削ぎ落とすわけにもいかんしな…さて」
少し考え込むように間を開けてから
「……あぁ、しかし確かこういう言葉があったな?」
「大は小を兼ねる」
「と、つまり胸が大きな私は同時に貧乳でもあると言えるわけだな」
「うん、ならやっぱりこう言えるな」
「それが理由なら、私で良くないか?」
少し間を開けて
「……ん、返事を待っているんだが。頷いてはくれないのか?」
「…………ふむ、なら仕方ない。先に向こうを始末するか」
「その時にまた聞きに来るから、今度は頷いてくれると助かる」
「私で良くないか?とな…出来ることなら私『が』良いと答えてくれると最高なんだが…まあ、贅沢は言うまい」
「じゃ、行ってくる。すぐ戻ってくるからな」
去っていく足音
近くで声を潜めるように
「…本当か?」
そして不満そうに
「ほーう…ほーう、成る程な。断る理由もないから受けた…か」
最初のほーうは上がる感じ、二回目は下がる感じ、言い方を変えて繰り返し
あっけらかんと
「ふむ…私も君が好きだぞ?ずっと前から結婚したいと思ってたし、告白したいと思ってた」
「ん、これで条件は五分だな…うん?あぁ、別に返事は要らないぞ?私の言いたいことはまだ先にある」
「君の理屈はこうだ。告白された、断る理由もないから受けた…ただそれだけの話だ。なら…」
「私も今告白したから…それ、私でもよくないか?」
少し間を開けて
「ん?理解できないか?」
「それが理由なら私でも良くないか?と言っているんだが…」
少し間を開けて
「む?先に受けたから駄目?」
「ハハッ、それは理由にはならないな。別に他に恋人が居たとしても私の告白を受けてもいいだろう?」
「振ればいいだけの話だし…別に恋人が複数人居てはいけないという決まりはないからな」
「…まあ、私は嫌だからその場合、他の恋人は自分の手で排除するが…」
取り繕うように
「ふむ…つまりそういうわけだ。恋人が居ることは理由にはならない。それとも、他にその女が恋人でなければならない理由があるのか?」
少し間を開けて
「……成る程、顔がいい、か」
「ふむ…しかし、それなら私も負けてなくないか?」
「私も世間一般で言う美人の部類に入るはずだ」
「幼い頃などは祖母にも可愛い可愛いと誉められたものだしな、うん…」
「私で良くないか?」
少し間を開けて
「…ん?料理が上手?」
「ふむ…料理か。だがそれなら私もそこそこの腕前は持っている。望むなら明日、重箱いっぱいに揚げ物を積めてくることも可能だ」
「仮に劣っていたとしても…練習して上手くなればいいだけの話だからな」
「うん、それが理由でも私で良くないか?」
少し間を開けて
「……む?控えめで大人しい性格だと?」
「ふむ…それは確かに私の性格とは異なるな」
「何もかも慌てず素直に伝えることこそが私の信条だからな」
「…まあ、告白に関してちょっと欲張って言わなかった私の身で言えることではないかもしれんが…うん、実はロマンティックなシチュエーションは無いものかと探していた最中のものでな……よもや、先を越されるとは…」
「……うん?で、何の話をしているんだったか?」
少し間を開けて
「……あぁ、性格の話だったな」
「確かに私とは大きく違うな、それは」
「しかし、そんなものは長く過ごしている内に気にならなくなるものだ。一緒に過ごしている内に性格とか言葉遣いなどではなく、その人の人格こそ好きになるはずのものだからな」
「例えばほら?君の言い分からすると…」
「あの、えと…好き、です!わ、わわ、私の彼氏になってくだしゃいっ!」
物真似をするように↑
「と、噛みながらも頬を上気させて告白する様が最高に可愛らしかった、とのことだが……それとまったく同じことをあのベンチで座っているおじいさんが言ってきたとしても何とも思わんだろう?」
「その人がそれをやるから心証がいいんだ」
「……いや、待てよ。まさかとは思うが、それでもドキッとするような……可笑しな性癖の持ち主ということはないだろうな?」
「そうであったら理論の再構築が必要になるのだが……あ、何だ。そんな趣味はないのか。なら良かった。うん、つまりそういうことだ」
「一緒に過ごしていく内に私のこの性格が良いと思えるようになってくるだろう」
「そういうわけだ。それが理由でも私で良くないか?」
少し待ち
「ふむ…まだ頷いてくれないのか」
「他にもまだ何かあるのか?」
「……胸?」
「ほう……ほほう……そうか、控えめで慎ましやかな胸か……それは、確かに私では無理だな」
「私の胸はかなり大きい部類に入るからな……足元もよく見えないし、歩くだけでゆさゆさ揺れる……ブラジャーも大きすぎるせいで中々普通のお店では見付からないものだしな……ふむ、あまり困ることもないような慎ましやかな胸か……まさか削ぎ落とすわけにもいかんしな…さて」
少し考え込むように間を開けてから
「……あぁ、しかし確かこういう言葉があったな?」
「大は小を兼ねる」
「と、つまり胸が大きな私は同時に貧乳でもあると言えるわけだな」
「うん、ならやっぱりこう言えるな」
「それが理由なら、私で良くないか?」
少し間を開けて
「……ん、返事を待っているんだが。頷いてはくれないのか?」
「…………ふむ、なら仕方ない。先に向こうを始末するか」
「その時にまた聞きに来るから、今度は頷いてくれると助かる」
「私で良くないか?とな…出来ることなら私『が』良いと答えてくれると最高なんだが…まあ、贅沢は言うまい」
「じゃ、行ってくる。すぐ戻ってくるからな」
去っていく足音
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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