- 姉
- ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
3645文字(約 12分9秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
姉
視聴者役柄
弟
場所
指定なし
あらすじ
あなたにはたった一人の姉がいた。
とても大切な家族……辛いときには相談にも乗ってくれたし、何だかんだと助けてくれる……そんな温かな存在……なんだけど、少々、どころか相当面倒くさがりなところがあって今日もあなたは振り回される。
姉は何をするにもあなたを呼びつけた。
お腹が減った。
ご飯を作れ、食べさせて欲しい、それも面倒くさいから口移しで……
などなど、常軌を逸しすぎたことばかり
それに辟易としたあなたはついに動き出す。
こんなでは、恋人の一つも出来やしないから。
姉はとても美人で素晴らしい女性なんだから、幸せになって欲しいと願って……
とても大切な家族……辛いときには相談にも乗ってくれたし、何だかんだと助けてくれる……そんな温かな存在……なんだけど、少々、どころか相当面倒くさがりなところがあって今日もあなたは振り回される。
姉は何をするにもあなたを呼びつけた。
お腹が減った。
ご飯を作れ、食べさせて欲しい、それも面倒くさいから口移しで……
などなど、常軌を逸しすぎたことばかり
それに辟易としたあなたはついに動き出す。
こんなでは、恋人の一つも出来やしないから。
姉はとても美人で素晴らしい女性なんだから、幸せになって欲しいと願って……
本編
「お~、来たか~弟~、遅いぞ~……姉さんはお腹が空いた~、何か食べるものを作ってくれ~」
気の抜けるようなやる気のない声で
「はぁ、お腹空いた~……でも食べるために動くのも面倒くさい……疲れる……人って何でごはん食べなきゃ生きてけないんだろうな~……」
「……ん~?何が食べたいか~?別に何でも~、食べられれば何でもいいよ~……白米でも食パンでも、素パスタでも……唐揚げ、コロッケ、グラタン、ニンジン、大根……あ~、ま、本当に何でもいいや。早くね~」
気の抜けるような声で
それから呼吸を数回
「……はぁ、気力が抜けてきた……喋るのも面倒くさい……弟~、出来たら声かけろ~……姉はちょっと仮眠を~……んぁ?もう出来た?へぇ、早いね~……何秒くらいで作ったの~?さっすが我が弟、姉のことが分かってるな~……美人で聡明な姉が頭を撫でてやろう、ちこう寄れ……」
少し間を空けて
「……頭、撫でようかと思ったけど、疲れてやる気でないからごはん先ね? ごめんねぇ、弟よ~、大好きな姉に頭を撫でられる機会が延期になってしまって~……」
やるきなさげに言ってから
口に運んでくれるのを待つように
「はい、あ~ん……」
少し間を置き
「……弟~?姉さん待ってるんだけど~?自分で食べるのも面倒くさいから、食べさせてくれ~。食べやすいように上半身を抱え起こして、優しく抱き寄せるような感じにしてな~」
「んじゃ、あ~ん……」
何かを食べるように
「ングング……カレーか~、この短時間でよく出来たな~。どうやったんだ~? ……まぁいいけど、あ~ん」
「ングング……眠い……弟~、姉さん、目を開けるのも面倒くさいから目を閉じたまま食べてるんだが……やっぱりこれって、眠くなるかな? 日常的に目を開けないようにしてから何だか眠気が止まらなくって……すぅ、すぅ」
寝息を少しだけやってから、気が付いたように
「はっ……何の話だっけ? …………あ、そうだ。ご飯の途中だった。あ~ん」
「ングング……ふぅ。三口目だけど……何だか噛むのも面倒くさくなってきたな。なぁ、弟?姉さん、考えたんだがあらかじめ噛んでおいてくれないか?」
少し間を置いて
「……うん、親鳥がひな鳥に餌を与えるようにな。飲み込むだけの形にしておいてくれるのが一番なんじゃないかと思ってさ。ん?こらこら、一度口に入れたものをスプーンに出すな。お行儀が悪い、口移しに決まってるだろ? ほらほら、早く、あ~ん」
少し間を空けて
「……あ~ん」
更に待って
「…………どうした~?姉さん、待ってるんだけど~? ……はぁ、何だ。お前もそこまでするのは流石に面倒、とそういうことか? ……そうだな、姉さんは別に弟にそういうことをされても特に何も思うことはないけど、お前はまた違うんだろうな。じゃあ、ご飯はいいや……ごちそうさま~」
脱力系の声で
「弟~……姉さんをゆっくり寝かしつけてくれ~。疲れた~、だらだらしたい~……本当は呼吸をするのも面倒なくらいだから変わって欲しいくらいなんだ~……はぁ、怠い……」
「あ、弟~、トイレ行きたくなってきたから代わりに行っといて~……疲れたから」
「……え~?生理現象は変われない~?いいじゃん、行ってきてよ~……もしくはトイレまで連れてって~。姉さんの世話をして~」
立ち上がって歩く音
「お~、こっち選ぶんだ~……頑張れ~、弟~……え?ちゃんと歩けって……姉さんにそういうこと要求するの? いいよ~、別に~、引きずってって~」
しばらく引きずる音
「おぉ、着いた。よくやった、弟……褒めて遣わそう。ほれほれ、頭を姉さんの前に……」
「よしよし……よ~しよし、お前はいい子だなぁ、お前みたいな弟を持って姉さん幸せだよ~……だ~いすきだぞ?だ~いすき……このままず~っと姉さんの世話をして暮らすんだぞ~?」
頭を撫でる音
「……よ~しよし……よ~しよし……」
少し間を空けて
「……ん、ご褒美終わり。じゃ、弟、このまま~……ちょっと、何戻ろうとしてる?」
「まだまだやることあるでしょうが……服を脱がして、姉さんのお腹を摩って~、紙で優しく拭いて……な? 姉さんと一緒にトイレの中に居るように」
「……弟?早く、ズボンと下着、脱がせて欲しいんだが? このままじゃ、姉さん、洩らしてしまうぞ?」
「…………もしかして、そういうのが好み、ということか?姉さんのお漏らしを見て悦に浸ろうと? 女性のお漏らしを見るのに、興奮する……いつの間にそんな性癖に目覚めてしまったんだ……参ったな~、姉さんの教育が間違ってたかな~?」
「…………まぁ、別にあたしがやる分にはいいか……」
耳元で
「いいか?弟~。こういうこと、姉さん以外に頼んじゃ駄目だからな~?」
離れて
「それじゃ、一発……ん、服着てると、出す気になりずらいな……意外と難しいんだな。限界でもないのに、お漏らしって……」
「しょうがない……これから尿意を限界まで高めるから……弟~、台所と往復して姉さんにお水を飲ませてくれ~。このままこもってればその内……ん? 何だ?別にいいのか?」
「……ん~、姉さん、お前が相手なら別に恥ずかしくないから、遠慮しなくても、いいんだぞ?」
少し間を空けて
「……そっか、本当にいいのか。じゃあ、服を脱がしてくれ。出すから……あ、ちょっと、どこへ行く?弟~!弟~?」
間を空けて
「……はぁ、だるぅ~……ここまで自力で歩いて来ちゃった……弟が姉さんを置き去りにするから……トイレも我慢する羽目になっちゃった~……はぁ」
疲れたように息を吐き
「弟~、疲れたから姉さんを甘やかして~……だる~、ねむ~……姉さん、もうほとんど目を瞑って過ごしてるから……ここまで来るのにすっごい苦労しちゃった……責任取って~」
「ふぅ……ここがホームポジション……と、膝枕も上手くなったもんよね~。その調子でどんどん姉さんを甘やかすのを上手くなるんだよ~?」
「よしよし、よ~しよし……姉さんを甘やかせて偉い……姉さんのお世話出来て偉い……でも、ちょっとだけお仕置き……」
耳元でカリカリと音を立てる
「よくも置き去りにしたわね……姉さんを置いてくなんて弟の風上にも置けない奴……弟の最も大切な仕事をさぼった罪……もうちょっと姉さんに悪戯されてるよ~に」
ガリガリガリガリとそこそこの間、耳元で音を立てる
「……ねぇ、何で置いてったの?姉さん、弟にお世話されるのが何よりの幸せだって日頃から言ってるよね?」
耳元で
「ねぇ?」
そのままの距離で
「少し、真面目な話しよっか……」
「姉さんはね、弟になら服を脱がされても大事なところを見られても何一つ恥じることはないし、むしろ隠し事がなくって嬉しいとすら思える……でも、お前は嫌なの?」
「姉さんの……身体を見るのが、そんなに恥ずかしい?」
「……なら、いっそのこと、お風呂の世話もしてもらえば解決するのかな?」
「…………答えて」
少し真剣な声で少し待ち
ここで離れる
「……そう。流石に姉さんの裸を見るのは恥ずかしい、か。そう……姉さんは弟に裸を見せても、弟の裸を見ても別に恥ずかしいとは思わないけれど……そこんところ、違うんだ……そっか」
「なら、同じになれるように努力しなきゃね?」
「姉さんのお世話をもっとすること。姉さんのして欲しいことをなるべくすること。嫌なら、その理由をしっかりと述べてから拒否すること……そうしたら、姉さんもなるべくお前の希望も汲めるように頑張るから……何とか、言ってみなさい?」
「……そう、そうなのね……ふ~ん。姉さんは綺麗なのに、こんなのじゃ彼氏も出来ないだろうから心配、か……そう、まったく、そんなことで悩んで……」
「いいのよ。そんなもの出来なくったって……そんなもの居なくたって……姉さんの欲しいものは既に手に入っているんだから……傍にいて欲しい人は、もう傍に居るんだから……姉さんは恋人なんか必要ない」
「ね、お前はどうなの?」
耳元で
「恋人……欲しい?」
少し待ち
少し落胆したように
「…………そう、あたしさえ居なければ、ね。そう……恋人、欲しいんだ?」
「そっか……なら、その悩み、姉さんが解決してあげる」
「姉さんが恋人になってあげる。ね?今まで姉弟ではやってこなかったこと……今日からはやってみよっか?」
耳元で囁き
「とろけるほどに愛し合う……むせかえるほどにキスし合う……ね?生まれたままの姿で、暖め合おう?」
離れて
「…………ふぅ、答えないの?」
「……そう……そう」
二回目は少し残念そうに
「姉さんが恋人では嫌ってことなのね……まったく……なら、仕方ない、か」
きりっとした声で
「なら、あたししか居ないってことを証明してみせるしかないようね?」
「お前はあたしの弟……あたしが何よりも誰よりも愛してる、たった一人の弟なのよ。だから、」
耳元で
「姉さんの愛……とことんまで分からせてあげる」
「他に恋人なんて作ったら……ふふ、ふふふふふふふっ」
暗い声で笑って
耳元から離れて
「さて、今日から忙しくなるわね?まず、お前の周辺を洗うところから始めないとね? すでに不穏分子が居るなんてことがあったら目も当てられないもの……」
「ん?何よ?心配しなくても、犯罪なんて侵さないわ。ただ……あたしの大切な弟に近づいたら、ただじゃ済まないってことを……骨の髄にまで分からせてあげるだけよ……ふふふ」
「やれやれ、弟?お前が起こしてしまったのよ? 姉さんはただお前に甘やかされて日々を送れていればそれでよかったのに……」
「……もう、逃がさないから」
甘い声で囁き
「お前の恋人は……姉さんただ一人。ちゃんと、姉さんを甘やかさないと駄目だぞ?」
気の抜けるようなやる気のない声で
「はぁ、お腹空いた~……でも食べるために動くのも面倒くさい……疲れる……人って何でごはん食べなきゃ生きてけないんだろうな~……」
「……ん~?何が食べたいか~?別に何でも~、食べられれば何でもいいよ~……白米でも食パンでも、素パスタでも……唐揚げ、コロッケ、グラタン、ニンジン、大根……あ~、ま、本当に何でもいいや。早くね~」
気の抜けるような声で
それから呼吸を数回
「……はぁ、気力が抜けてきた……喋るのも面倒くさい……弟~、出来たら声かけろ~……姉はちょっと仮眠を~……んぁ?もう出来た?へぇ、早いね~……何秒くらいで作ったの~?さっすが我が弟、姉のことが分かってるな~……美人で聡明な姉が頭を撫でてやろう、ちこう寄れ……」
少し間を空けて
「……頭、撫でようかと思ったけど、疲れてやる気でないからごはん先ね? ごめんねぇ、弟よ~、大好きな姉に頭を撫でられる機会が延期になってしまって~……」
やるきなさげに言ってから
口に運んでくれるのを待つように
「はい、あ~ん……」
少し間を置き
「……弟~?姉さん待ってるんだけど~?自分で食べるのも面倒くさいから、食べさせてくれ~。食べやすいように上半身を抱え起こして、優しく抱き寄せるような感じにしてな~」
「んじゃ、あ~ん……」
何かを食べるように
「ングング……カレーか~、この短時間でよく出来たな~。どうやったんだ~? ……まぁいいけど、あ~ん」
「ングング……眠い……弟~、姉さん、目を開けるのも面倒くさいから目を閉じたまま食べてるんだが……やっぱりこれって、眠くなるかな? 日常的に目を開けないようにしてから何だか眠気が止まらなくって……すぅ、すぅ」
寝息を少しだけやってから、気が付いたように
「はっ……何の話だっけ? …………あ、そうだ。ご飯の途中だった。あ~ん」
「ングング……ふぅ。三口目だけど……何だか噛むのも面倒くさくなってきたな。なぁ、弟?姉さん、考えたんだがあらかじめ噛んでおいてくれないか?」
少し間を置いて
「……うん、親鳥がひな鳥に餌を与えるようにな。飲み込むだけの形にしておいてくれるのが一番なんじゃないかと思ってさ。ん?こらこら、一度口に入れたものをスプーンに出すな。お行儀が悪い、口移しに決まってるだろ? ほらほら、早く、あ~ん」
少し間を空けて
「……あ~ん」
更に待って
「…………どうした~?姉さん、待ってるんだけど~? ……はぁ、何だ。お前もそこまでするのは流石に面倒、とそういうことか? ……そうだな、姉さんは別に弟にそういうことをされても特に何も思うことはないけど、お前はまた違うんだろうな。じゃあ、ご飯はいいや……ごちそうさま~」
脱力系の声で
「弟~……姉さんをゆっくり寝かしつけてくれ~。疲れた~、だらだらしたい~……本当は呼吸をするのも面倒なくらいだから変わって欲しいくらいなんだ~……はぁ、怠い……」
「あ、弟~、トイレ行きたくなってきたから代わりに行っといて~……疲れたから」
「……え~?生理現象は変われない~?いいじゃん、行ってきてよ~……もしくはトイレまで連れてって~。姉さんの世話をして~」
立ち上がって歩く音
「お~、こっち選ぶんだ~……頑張れ~、弟~……え?ちゃんと歩けって……姉さんにそういうこと要求するの? いいよ~、別に~、引きずってって~」
しばらく引きずる音
「おぉ、着いた。よくやった、弟……褒めて遣わそう。ほれほれ、頭を姉さんの前に……」
「よしよし……よ~しよし、お前はいい子だなぁ、お前みたいな弟を持って姉さん幸せだよ~……だ~いすきだぞ?だ~いすき……このままず~っと姉さんの世話をして暮らすんだぞ~?」
頭を撫でる音
「……よ~しよし……よ~しよし……」
少し間を空けて
「……ん、ご褒美終わり。じゃ、弟、このまま~……ちょっと、何戻ろうとしてる?」
「まだまだやることあるでしょうが……服を脱がして、姉さんのお腹を摩って~、紙で優しく拭いて……な? 姉さんと一緒にトイレの中に居るように」
「……弟?早く、ズボンと下着、脱がせて欲しいんだが? このままじゃ、姉さん、洩らしてしまうぞ?」
「…………もしかして、そういうのが好み、ということか?姉さんのお漏らしを見て悦に浸ろうと? 女性のお漏らしを見るのに、興奮する……いつの間にそんな性癖に目覚めてしまったんだ……参ったな~、姉さんの教育が間違ってたかな~?」
「…………まぁ、別にあたしがやる分にはいいか……」
耳元で
「いいか?弟~。こういうこと、姉さん以外に頼んじゃ駄目だからな~?」
離れて
「それじゃ、一発……ん、服着てると、出す気になりずらいな……意外と難しいんだな。限界でもないのに、お漏らしって……」
「しょうがない……これから尿意を限界まで高めるから……弟~、台所と往復して姉さんにお水を飲ませてくれ~。このままこもってればその内……ん? 何だ?別にいいのか?」
「……ん~、姉さん、お前が相手なら別に恥ずかしくないから、遠慮しなくても、いいんだぞ?」
少し間を空けて
「……そっか、本当にいいのか。じゃあ、服を脱がしてくれ。出すから……あ、ちょっと、どこへ行く?弟~!弟~?」
間を空けて
「……はぁ、だるぅ~……ここまで自力で歩いて来ちゃった……弟が姉さんを置き去りにするから……トイレも我慢する羽目になっちゃった~……はぁ」
疲れたように息を吐き
「弟~、疲れたから姉さんを甘やかして~……だる~、ねむ~……姉さん、もうほとんど目を瞑って過ごしてるから……ここまで来るのにすっごい苦労しちゃった……責任取って~」
「ふぅ……ここがホームポジション……と、膝枕も上手くなったもんよね~。その調子でどんどん姉さんを甘やかすのを上手くなるんだよ~?」
「よしよし、よ~しよし……姉さんを甘やかせて偉い……姉さんのお世話出来て偉い……でも、ちょっとだけお仕置き……」
耳元でカリカリと音を立てる
「よくも置き去りにしたわね……姉さんを置いてくなんて弟の風上にも置けない奴……弟の最も大切な仕事をさぼった罪……もうちょっと姉さんに悪戯されてるよ~に」
ガリガリガリガリとそこそこの間、耳元で音を立てる
「……ねぇ、何で置いてったの?姉さん、弟にお世話されるのが何よりの幸せだって日頃から言ってるよね?」
耳元で
「ねぇ?」
そのままの距離で
「少し、真面目な話しよっか……」
「姉さんはね、弟になら服を脱がされても大事なところを見られても何一つ恥じることはないし、むしろ隠し事がなくって嬉しいとすら思える……でも、お前は嫌なの?」
「姉さんの……身体を見るのが、そんなに恥ずかしい?」
「……なら、いっそのこと、お風呂の世話もしてもらえば解決するのかな?」
「…………答えて」
少し真剣な声で少し待ち
ここで離れる
「……そう。流石に姉さんの裸を見るのは恥ずかしい、か。そう……姉さんは弟に裸を見せても、弟の裸を見ても別に恥ずかしいとは思わないけれど……そこんところ、違うんだ……そっか」
「なら、同じになれるように努力しなきゃね?」
「姉さんのお世話をもっとすること。姉さんのして欲しいことをなるべくすること。嫌なら、その理由をしっかりと述べてから拒否すること……そうしたら、姉さんもなるべくお前の希望も汲めるように頑張るから……何とか、言ってみなさい?」
「……そう、そうなのね……ふ~ん。姉さんは綺麗なのに、こんなのじゃ彼氏も出来ないだろうから心配、か……そう、まったく、そんなことで悩んで……」
「いいのよ。そんなもの出来なくったって……そんなもの居なくたって……姉さんの欲しいものは既に手に入っているんだから……傍にいて欲しい人は、もう傍に居るんだから……姉さんは恋人なんか必要ない」
「ね、お前はどうなの?」
耳元で
「恋人……欲しい?」
少し待ち
少し落胆したように
「…………そう、あたしさえ居なければ、ね。そう……恋人、欲しいんだ?」
「そっか……なら、その悩み、姉さんが解決してあげる」
「姉さんが恋人になってあげる。ね?今まで姉弟ではやってこなかったこと……今日からはやってみよっか?」
耳元で囁き
「とろけるほどに愛し合う……むせかえるほどにキスし合う……ね?生まれたままの姿で、暖め合おう?」
離れて
「…………ふぅ、答えないの?」
「……そう……そう」
二回目は少し残念そうに
「姉さんが恋人では嫌ってことなのね……まったく……なら、仕方ない、か」
きりっとした声で
「なら、あたししか居ないってことを証明してみせるしかないようね?」
「お前はあたしの弟……あたしが何よりも誰よりも愛してる、たった一人の弟なのよ。だから、」
耳元で
「姉さんの愛……とことんまで分からせてあげる」
「他に恋人なんて作ったら……ふふ、ふふふふふふふっ」
暗い声で笑って
耳元から離れて
「さて、今日から忙しくなるわね?まず、お前の周辺を洗うところから始めないとね? すでに不穏分子が居るなんてことがあったら目も当てられないもの……」
「ん?何よ?心配しなくても、犯罪なんて侵さないわ。ただ……あたしの大切な弟に近づいたら、ただじゃ済まないってことを……骨の髄にまで分からせてあげるだけよ……ふふふ」
「やれやれ、弟?お前が起こしてしまったのよ? 姉さんはただお前に甘やかされて日々を送れていればそれでよかったのに……」
「……もう、逃がさないから」
甘い声で囁き
「お前の恋人は……姉さんただ一人。ちゃんと、姉さんを甘やかさないと駄目だぞ?」
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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