- 告白
- お嬢様
- ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2737文字(約 9分8秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
お嬢様
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
彼女が出来ました……
それが発端となり起こった妙なことが数回……今の彼女は妙な屁理屈を捏ねてその時の彼女を殺すとか言い出したのでそっちと付き合いだした。
かと思えば、その元カノが復縁を迫り妙なことになる。
それは今の彼女により撃退されて、何とかその元カノも五体満足も命も無事で済んだため一安心。
もう妙なことは起きないだろうと、そう思った矢先の出来事。
豪奢な金髪にみょうちくりんな高笑い。
更に可笑しな女に絡まれるのだった。
それが発端となり起こった妙なことが数回……今の彼女は妙な屁理屈を捏ねてその時の彼女を殺すとか言い出したのでそっちと付き合いだした。
かと思えば、その元カノが復縁を迫り妙なことになる。
それは今の彼女により撃退されて、何とかその元カノも五体満足も命も無事で済んだため一安心。
もう妙なことは起きないだろうと、そう思った矢先の出来事。
豪奢な金髪にみょうちくりんな高笑い。
更に可笑しな女に絡まれるのだった。
本編
「おーほっほっほっほっほっ!久しいわね!? わたくしのことは覚えているかしら?」
「あなたの幼馴染にして、数年前に夜逃げをした貧乏一家の娘ですわ!」
「ふふ、ふふふふふふっ!しかし、ごらんなさい?この雅な格好……煌びやかな装飾品……わたくしの努力が実を結びましたのよ!今やわたくしは世界に知らぬ者のいない大金持ち!いわゆるVIPでしてよ!?」
「お~ほっほっほっほっほっほっ!」
「……こほん。それで、ですわね。わたくし、今こそあの時の約束を果たそうと思って来たのですけど……その、わたくしと交わしたあの時の約束、覚えていらっしゃいますか?」
少し待ち
「おや?おやおや……覚えていらっしゃらない、とは……女心を弄ぶ困ったお方ですこと。しかし、問題はありませんわよ!わたくしが覚えていますものっ!」
「数年前……服もボロボロで、身なりもみすぼらしいわたくしに、あなたはこう約束してくれましたのよ?」
「もし、わたくしが大金持ちになったら……その時はお嫁さんに貰ってくれる、と」
少し待ち
「思い出しましたか?」
「ふふ、婚約相手に言われるまでお忘れになっているだなんて、あなたもよくよく罪なお方ですわね?ですが、わたくしは覚えていますのでこの約束は有効でしてよ?」
「さあ!約束通り結婚いたしましょう!」
間を空けて
「……おや?恋人が居るから出来ない? ふむふむ、成程。その方はあなたに近寄る女性を力ずくで排除するような危険人物、ですか?」
「ふふ、くくくくっ……お~ほっほっほっほっほっ!そんなことは問題にもなりませんわ!」
「どうやら、わたくしという婚約者が不在の間に火遊びを覚えてしまったようですが……ええ、不在にしていたわたくしが悪いのですもの。その方にはわたくしの大切な旦那様に青春をありがとう、と正妻であるわたくしからもお礼を申し上げねばなりませんわね? そして、これからは不要であるとも……」
「わたくし、とても嫉妬深いのです。これ以上、わたくしの大好きな旦那様に近寄る女など見ていたら……何をするか分かりませんわ」
「そうですわね……試しに、まずはお金で出来る嫌がらせは何でもするでしょうね?」
「小さなことから大きなことまで……その方の好きなものを調べ上げて、徹底的に買い占めて回りましょう。そうすれば、好きなものがいつ見ても売り切れで苛立ちを募らせるはずですものね?それからは、そうですね。ご両親の職場にでも手を回しましょうか? その方の住む土地を無理やりに買い取って追い出す、というのも面白いかもしれませんわね?」
「あなたはどう思いますの?」
少し待ち
「成程、悪趣味、ですの……ふふ、それはまた無情な言葉をかけてくださいますわね?」
「しかし、そのようなことをしてしまうくらいにはあなたのことが好きだということでもありますのよ?」
「他者への攻撃性は、あなたへの愛情の裏返しですのよ?」
「……そういえば、その方があなたの恋人となる時に何やら妙な理屈を言ったらしいですわね? わたくしという婚約者が居ながら恋人など作るはずがないと思っていて話半分に聞いていましたので、とてもうろ覚えでではありますが……」
「え~と、確か、性格に料理に……何でしたかしら? 胸でしたっけ?」
「ふむ……それならば一つ残らずわたくしの方が勝っておりますわ。あなたの恋人、わたくしでよろしいのではなくて?」
「性格に関しては言うまでもないでしょう。わたくしたち、幼馴染ですもの!合わないはずがありませんわ!お似合いのカップルに決まってます!」
「そして、料理……例え、その方がどれほどの腕前であろうと我が家で働くシェフに敵うはずがありませんわ。これも圧勝ですわね?」
「それから……ふむ、胸、ですのね。まぁ、これに関してはわたくしの勝ちではなくて?」
「ほら?よくごらんなさい?この歩くたびに弾む胸を!この大きさ、この揺れ、これに勝るものは誰一人居りませんわ!あなたの恋人、だというその方の胸も見ましたけれど……わたくしの方が確実に大きいのではなくって? ほら!」
少し間を空けて
「……あら?詰め物が落ちてしまいましたわね。ちょっと失礼して……ん、と、位置が中々……えと、この辺りが一番かしら? ん~……」
「うん、お待たせしました。これで完璧ですわ」
「では、気を取り直して……コホン」
「そんなわけで、わたくしが全ての面において勝っているので、わたくしでよろしいのではなくて!?」
「わたくしにしましょう! お金ならありますもの!愛だって負けませんわ!きっとわたくしと一緒になる方が確実に幸せになれるはずですもの!」
「働かなくても一向に構いませんし、わたくしに一日数十回愛を囁いてくれるだけでよろしいですし、お買い得ですわよ!お買い得!」
「……ん?胸、ですの? あぁ、さっきのことをまだ気にしているんですの?」
「そうですわね。これは詰め物……いわゆるパッドですけれど、それが何か?」
「ふむふむ……成程。それでは胸に関しては勝利とは言えないのでは?ですの? ふふ、それは男の理屈ですわね?」
「良いこと?胸など大きく見えれば小さかろうが大きかろうが、実際どうであろうと見えるものにとっての価値は変わりませんのよ?」
「例えば、わたくしの胸が九割方パッドで構築されたものだとして、それが何だというんですの? 結果として見える姿は大きな胸なのです。それならば実際に胸の大きな者と与える結果は同じ……資格からでしか情報を得られない大多数の人間が対象だというのならそれで大きな胸と言い張っても別に大差ないものでしょう?」
「見える結果が全てですのよ? わたくしの胸はあの方よりも大きい、それが全て」
「まぁ、あなたに関しては、視覚だけでなくこれからは触って確かめたりと別の側面も出てきますので影響がないとは言いませんが……ん、ここだけの話、確認はしておきましょう」
耳元で声を潜めるように
「もう、その方とは経験をお持ちになりましたの?」
少し間を空けて、離れて
「あら、まだでしたの。ならなおのこと言えますわね?」
「わたくしでよろしいのではなくて!?」
「わたくしにしておきましょう!」
「そもそも何を迷うことがありますの?わたくしにはお金がある、容姿も端麗、胸もある、それに愛だって誰にも負けないほどあるというのに何を迷うことが?」
「……ふむ、そうですの。義理は通したい、と……ならば分かりました」
「その方には将来の妻であるわたくしから話を付けておきますわ。なに、札束で十回ほど頬を叩いてあげればすぐですわよ。きっと。駄目であれば始末するだけですもの。問題なく解決いたしますわ」
「そして、そのあとは……」
耳元で
「一緒にハネムーンといきましょう」
少しだけ間を空けて
耳元でそのまま
「愛しておりますわよ? 旦那様♡」
その後、彼女の姿を見た者は誰も居ませんでした……
少し間を空けてから朗読して終了↑
「あなたの幼馴染にして、数年前に夜逃げをした貧乏一家の娘ですわ!」
「ふふ、ふふふふふふっ!しかし、ごらんなさい?この雅な格好……煌びやかな装飾品……わたくしの努力が実を結びましたのよ!今やわたくしは世界に知らぬ者のいない大金持ち!いわゆるVIPでしてよ!?」
「お~ほっほっほっほっほっほっ!」
「……こほん。それで、ですわね。わたくし、今こそあの時の約束を果たそうと思って来たのですけど……その、わたくしと交わしたあの時の約束、覚えていらっしゃいますか?」
少し待ち
「おや?おやおや……覚えていらっしゃらない、とは……女心を弄ぶ困ったお方ですこと。しかし、問題はありませんわよ!わたくしが覚えていますものっ!」
「数年前……服もボロボロで、身なりもみすぼらしいわたくしに、あなたはこう約束してくれましたのよ?」
「もし、わたくしが大金持ちになったら……その時はお嫁さんに貰ってくれる、と」
少し待ち
「思い出しましたか?」
「ふふ、婚約相手に言われるまでお忘れになっているだなんて、あなたもよくよく罪なお方ですわね?ですが、わたくしは覚えていますのでこの約束は有効でしてよ?」
「さあ!約束通り結婚いたしましょう!」
間を空けて
「……おや?恋人が居るから出来ない? ふむふむ、成程。その方はあなたに近寄る女性を力ずくで排除するような危険人物、ですか?」
「ふふ、くくくくっ……お~ほっほっほっほっほっ!そんなことは問題にもなりませんわ!」
「どうやら、わたくしという婚約者が不在の間に火遊びを覚えてしまったようですが……ええ、不在にしていたわたくしが悪いのですもの。その方にはわたくしの大切な旦那様に青春をありがとう、と正妻であるわたくしからもお礼を申し上げねばなりませんわね? そして、これからは不要であるとも……」
「わたくし、とても嫉妬深いのです。これ以上、わたくしの大好きな旦那様に近寄る女など見ていたら……何をするか分かりませんわ」
「そうですわね……試しに、まずはお金で出来る嫌がらせは何でもするでしょうね?」
「小さなことから大きなことまで……その方の好きなものを調べ上げて、徹底的に買い占めて回りましょう。そうすれば、好きなものがいつ見ても売り切れで苛立ちを募らせるはずですものね?それからは、そうですね。ご両親の職場にでも手を回しましょうか? その方の住む土地を無理やりに買い取って追い出す、というのも面白いかもしれませんわね?」
「あなたはどう思いますの?」
少し待ち
「成程、悪趣味、ですの……ふふ、それはまた無情な言葉をかけてくださいますわね?」
「しかし、そのようなことをしてしまうくらいにはあなたのことが好きだということでもありますのよ?」
「他者への攻撃性は、あなたへの愛情の裏返しですのよ?」
「……そういえば、その方があなたの恋人となる時に何やら妙な理屈を言ったらしいですわね? わたくしという婚約者が居ながら恋人など作るはずがないと思っていて話半分に聞いていましたので、とてもうろ覚えでではありますが……」
「え~と、確か、性格に料理に……何でしたかしら? 胸でしたっけ?」
「ふむ……それならば一つ残らずわたくしの方が勝っておりますわ。あなたの恋人、わたくしでよろしいのではなくて?」
「性格に関しては言うまでもないでしょう。わたくしたち、幼馴染ですもの!合わないはずがありませんわ!お似合いのカップルに決まってます!」
「そして、料理……例え、その方がどれほどの腕前であろうと我が家で働くシェフに敵うはずがありませんわ。これも圧勝ですわね?」
「それから……ふむ、胸、ですのね。まぁ、これに関してはわたくしの勝ちではなくて?」
「ほら?よくごらんなさい?この歩くたびに弾む胸を!この大きさ、この揺れ、これに勝るものは誰一人居りませんわ!あなたの恋人、だというその方の胸も見ましたけれど……わたくしの方が確実に大きいのではなくって? ほら!」
少し間を空けて
「……あら?詰め物が落ちてしまいましたわね。ちょっと失礼して……ん、と、位置が中々……えと、この辺りが一番かしら? ん~……」
「うん、お待たせしました。これで完璧ですわ」
「では、気を取り直して……コホン」
「そんなわけで、わたくしが全ての面において勝っているので、わたくしでよろしいのではなくて!?」
「わたくしにしましょう! お金ならありますもの!愛だって負けませんわ!きっとわたくしと一緒になる方が確実に幸せになれるはずですもの!」
「働かなくても一向に構いませんし、わたくしに一日数十回愛を囁いてくれるだけでよろしいですし、お買い得ですわよ!お買い得!」
「……ん?胸、ですの? あぁ、さっきのことをまだ気にしているんですの?」
「そうですわね。これは詰め物……いわゆるパッドですけれど、それが何か?」
「ふむふむ……成程。それでは胸に関しては勝利とは言えないのでは?ですの? ふふ、それは男の理屈ですわね?」
「良いこと?胸など大きく見えれば小さかろうが大きかろうが、実際どうであろうと見えるものにとっての価値は変わりませんのよ?」
「例えば、わたくしの胸が九割方パッドで構築されたものだとして、それが何だというんですの? 結果として見える姿は大きな胸なのです。それならば実際に胸の大きな者と与える結果は同じ……資格からでしか情報を得られない大多数の人間が対象だというのならそれで大きな胸と言い張っても別に大差ないものでしょう?」
「見える結果が全てですのよ? わたくしの胸はあの方よりも大きい、それが全て」
「まぁ、あなたに関しては、視覚だけでなくこれからは触って確かめたりと別の側面も出てきますので影響がないとは言いませんが……ん、ここだけの話、確認はしておきましょう」
耳元で声を潜めるように
「もう、その方とは経験をお持ちになりましたの?」
少し間を空けて、離れて
「あら、まだでしたの。ならなおのこと言えますわね?」
「わたくしでよろしいのではなくて!?」
「わたくしにしておきましょう!」
「そもそも何を迷うことがありますの?わたくしにはお金がある、容姿も端麗、胸もある、それに愛だって誰にも負けないほどあるというのに何を迷うことが?」
「……ふむ、そうですの。義理は通したい、と……ならば分かりました」
「その方には将来の妻であるわたくしから話を付けておきますわ。なに、札束で十回ほど頬を叩いてあげればすぐですわよ。きっと。駄目であれば始末するだけですもの。問題なく解決いたしますわ」
「そして、そのあとは……」
耳元で
「一緒にハネムーンといきましょう」
少しだけ間を空けて
耳元でそのまま
「愛しておりますわよ? 旦那様♡」
その後、彼女の姿を見た者は誰も居ませんでした……
少し間を空けてから朗読して終了↑
クレジット
ライター情報
ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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