- 耳かき
- 耳かき店
公開日2024年02月24日 13:11
更新日2024年02月24日 13:23
文字数
2183文字(約 7分17秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
耳かき店員(元メイド)
視聴者役柄
客
場所
耳かき店内
あらすじ
仕事をクビになった駄メイドは、再就職先を求めて押しかけた先で耳かき店の存在を教えてもらった。
無事採用を勝ち取り、心機一転、耳かき店員としての仕事を開始する。
初仕事から数日経ったある日、やって来た客は、耳かき店について教えてくれたその人で……。
当台本は、失職駄メイドの押しかけ耳かき(https://yuruboi.com/creator/writer/script/7520)の続編です。
無事採用を勝ち取り、心機一転、耳かき店員としての仕事を開始する。
初仕事から数日経ったある日、やって来た客は、耳かき店について教えてくれたその人で……。
当台本は、失職駄メイドの押しかけ耳かき(https://yuruboi.com/creator/writer/script/7520)の続編です。
本編
おかえr……し、失礼。いらっしゃいませ。ごしゅ……じゃなくて、お客様。
えー、お客様は当店のご利用経験はございますか?
かしこまりました。では、早速始めさせていただきます。
それでは、お膝の上に頭をお載せください。
(膝枕に頭を載せる)
ありがとうございます。それでは、耳かきを入れていきますね。
(耳かき開始)
掻き方は、このぐらいで問題ありませんか?
かしこまりました。もし痛いとか、もっと強く等あれば、遠慮なくおっしゃってくださいね。
……あれ?
この耳……どこかで見覚えが……。
……って、思い出した! あの時の人じゃないですか!
もう~、なんで言ってくれないんですか~。
完全に初見用のかしこまった応対をしちゃいましたよ。
いや、私、人の顔覚えるの苦手なんですよね……。耳なら覚えられるんですけど……
……え、だって、耳かきするときにまじまじと観察するじゃないですか、耳は。でも顔はそんなに真剣に見ませんもん。
何度か耳かきした人の耳は、大体頭に入ってますよ。
あ、というか、そんなことより!
どうですか、私、めでたく耳かき店員になれましたよ!
いやー、よかったです。あなたがここの存在を教えてくれなかったら、ずっと野良メイドのままだったかもしれませんから……。
本当、ありがとうございます! あなたは私にとっての職業安定所です!
はい、こっちに来てからは順調ですよ。
前職ではずっとご主人様だけの耳かきをしていたので、色んな方の耳かきとなると、うまくいくかちょっと心配でしたけど、全然杞憂でしたね!
もう皆癒されちゃって、ふにゃーってなっちゃいますもん。やっぱり私は……あっ、やば、時間計るの忘れてた!。
……ま、多分15分ぐらい経ったんじゃないですかね! なのでそろそろ梵天しましょう!
(梵天開始)
え? いやいや、全然問題ないですって。さっきも言った通り、順調にやってきてますってば。
何か心配するようなことあります? あはは……。
……ま、まぁ、ここに入って一週目なので、まだちょっと慣れない部分はありますけどね?
さ、最初のあれは仕方ないじゃないですか!
ずっとメイドやってたんですから、癖ぐらいつきますよ。
いいんですー。ちょっとぐらい段取り間違えたって。大事なのは耳かきですから。
前の職場でもそうでしたもん。何かあったときに、いかにして耳かきに持ち込むかの勝負でした。
耳かきさえしてしまえば、大抵のことは乗り切れましたからね。
そんな訳で、私はくぐってきた修羅場の数が違うんですよ。
すごいでしょう! えっへん。
あ、ふーっってしますね。
(耳に息を吹きかける)
ふーっ……。
それでは、反対側のほうを向けてください。
はい、ごろーん。
(耳かき開始)
ところでなんですけど……よく、私のことを見つけられましたね?
だって、名前、教えてなかったと思うんですけど。
私としては、明日がお休みなので、そのときに採用されたことを伝えに、また押しかけようかなーって思ってたんですよ。
あわよくば、その場で予約までしてもらって?
だから、今日来たのは、正直予想外でした。
……え、じゃあ、そのお知らせにあった『新人』が私かもしれないってだけで、予約して来てくれたんですか?
……へ〜〜。ふ〜〜ん……。
……ふふ、いや、よっぽど待ち遠しかったんですねー、って。
……いやいや、照れ隠ししなくても大丈夫ですよぉ〜。そんな義務感だけで、こんなに早く行動まで移さないですよ、普通。
大丈夫、わかってますよ。一度私に耳かきされちゃったんだから、他じゃ満足できませんって、そりゃ。
それで、次はいつ来てくれるんですか?
……特に決めてないんですか?
じゃあ、明後日来ましょう。明後日。ね?
ん〜……確かにそれも一理ありますね。
じゃあ次のときのために、今日は耳垢ちょっと残しときますかっ。
……な、なーんて、冗談です冗談。ちゃんと綺麗にするに決まってるじゃないですか〜。
……お、言いましたね?
「早いうちに」というのは、最低でも今月中だという風に解釈してますけど?
っし!
やー、ありがとうございます! これからもごひいきにしていただけると助かります!
じゃあ、梵天しますよ〜。
(梵天開始)
あ、そうそう。
せっかくなので、あなたに聞いてみたいことがあるんですけど、いいですか?
初日のとき、お客様と何を話すか思いつかなかったので、とりあえずメイド時代のエピソードを披露したんですよ。以前あなたにもお話ししたようなのを。
はい、で、話自体は結構ウケがよかったので、それはまあいいんですけど、
問題は、話し終わった後にお客様から『駄メイドちゃんだね』って笑いながら言われちゃったんですよ。
私、別にダメ……って訳ではないですよねぇ!?
……えっ。
(耳に息を吹きかける)
ふーっ。
さぁ? 私は何もしてませんけど? 突風でも吹いてきたんじゃないですか?
……まぁ、考えてみれば、まだ私の料理を食べたこともない人には、なんとでも言えますよね。
前言ったの覚えてます? ハンバーグが得意料理だって。
こないだスーパーに買い出しに行ったら、お値段高めの新商品が出てたんですよ。それ食べたらもう……ほんとに何も言えなくなりますよ。いつか振る舞ってみせますから。
……よし、それじゃあもう一回、耳ふー……あ、もう一回って言っちゃった。
まあいいや、ふーってしますよー。
(耳に息を吹きかける)
ふーっ……。
はい、施術はこれで終了です。お疲れ様でした。
それじゃあ、また、お待ちしていますので!
あ、勿論待ちきれなくなったりしたら、すぐに来てもいいですからね? 大体週5で入ってますから!
えー、お客様は当店のご利用経験はございますか?
かしこまりました。では、早速始めさせていただきます。
それでは、お膝の上に頭をお載せください。
(膝枕に頭を載せる)
ありがとうございます。それでは、耳かきを入れていきますね。
(耳かき開始)
掻き方は、このぐらいで問題ありませんか?
かしこまりました。もし痛いとか、もっと強く等あれば、遠慮なくおっしゃってくださいね。
……あれ?
この耳……どこかで見覚えが……。
……って、思い出した! あの時の人じゃないですか!
もう~、なんで言ってくれないんですか~。
完全に初見用のかしこまった応対をしちゃいましたよ。
いや、私、人の顔覚えるの苦手なんですよね……。耳なら覚えられるんですけど……
……え、だって、耳かきするときにまじまじと観察するじゃないですか、耳は。でも顔はそんなに真剣に見ませんもん。
何度か耳かきした人の耳は、大体頭に入ってますよ。
あ、というか、そんなことより!
どうですか、私、めでたく耳かき店員になれましたよ!
いやー、よかったです。あなたがここの存在を教えてくれなかったら、ずっと野良メイドのままだったかもしれませんから……。
本当、ありがとうございます! あなたは私にとっての職業安定所です!
はい、こっちに来てからは順調ですよ。
前職ではずっとご主人様だけの耳かきをしていたので、色んな方の耳かきとなると、うまくいくかちょっと心配でしたけど、全然杞憂でしたね!
もう皆癒されちゃって、ふにゃーってなっちゃいますもん。やっぱり私は……あっ、やば、時間計るの忘れてた!。
……ま、多分15分ぐらい経ったんじゃないですかね! なのでそろそろ梵天しましょう!
(梵天開始)
え? いやいや、全然問題ないですって。さっきも言った通り、順調にやってきてますってば。
何か心配するようなことあります? あはは……。
……ま、まぁ、ここに入って一週目なので、まだちょっと慣れない部分はありますけどね?
さ、最初のあれは仕方ないじゃないですか!
ずっとメイドやってたんですから、癖ぐらいつきますよ。
いいんですー。ちょっとぐらい段取り間違えたって。大事なのは耳かきですから。
前の職場でもそうでしたもん。何かあったときに、いかにして耳かきに持ち込むかの勝負でした。
耳かきさえしてしまえば、大抵のことは乗り切れましたからね。
そんな訳で、私はくぐってきた修羅場の数が違うんですよ。
すごいでしょう! えっへん。
あ、ふーっってしますね。
(耳に息を吹きかける)
ふーっ……。
それでは、反対側のほうを向けてください。
はい、ごろーん。
(耳かき開始)
ところでなんですけど……よく、私のことを見つけられましたね?
だって、名前、教えてなかったと思うんですけど。
私としては、明日がお休みなので、そのときに採用されたことを伝えに、また押しかけようかなーって思ってたんですよ。
あわよくば、その場で予約までしてもらって?
だから、今日来たのは、正直予想外でした。
……え、じゃあ、そのお知らせにあった『新人』が私かもしれないってだけで、予約して来てくれたんですか?
……へ〜〜。ふ〜〜ん……。
……ふふ、いや、よっぽど待ち遠しかったんですねー、って。
……いやいや、照れ隠ししなくても大丈夫ですよぉ〜。そんな義務感だけで、こんなに早く行動まで移さないですよ、普通。
大丈夫、わかってますよ。一度私に耳かきされちゃったんだから、他じゃ満足できませんって、そりゃ。
それで、次はいつ来てくれるんですか?
……特に決めてないんですか?
じゃあ、明後日来ましょう。明後日。ね?
ん〜……確かにそれも一理ありますね。
じゃあ次のときのために、今日は耳垢ちょっと残しときますかっ。
……な、なーんて、冗談です冗談。ちゃんと綺麗にするに決まってるじゃないですか〜。
……お、言いましたね?
「早いうちに」というのは、最低でも今月中だという風に解釈してますけど?
っし!
やー、ありがとうございます! これからもごひいきにしていただけると助かります!
じゃあ、梵天しますよ〜。
(梵天開始)
あ、そうそう。
せっかくなので、あなたに聞いてみたいことがあるんですけど、いいですか?
初日のとき、お客様と何を話すか思いつかなかったので、とりあえずメイド時代のエピソードを披露したんですよ。以前あなたにもお話ししたようなのを。
はい、で、話自体は結構ウケがよかったので、それはまあいいんですけど、
問題は、話し終わった後にお客様から『駄メイドちゃんだね』って笑いながら言われちゃったんですよ。
私、別にダメ……って訳ではないですよねぇ!?
……えっ。
(耳に息を吹きかける)
ふーっ。
さぁ? 私は何もしてませんけど? 突風でも吹いてきたんじゃないですか?
……まぁ、考えてみれば、まだ私の料理を食べたこともない人には、なんとでも言えますよね。
前言ったの覚えてます? ハンバーグが得意料理だって。
こないだスーパーに買い出しに行ったら、お値段高めの新商品が出てたんですよ。それ食べたらもう……ほんとに何も言えなくなりますよ。いつか振る舞ってみせますから。
……よし、それじゃあもう一回、耳ふー……あ、もう一回って言っちゃった。
まあいいや、ふーってしますよー。
(耳に息を吹きかける)
ふーっ……。
はい、施術はこれで終了です。お疲れ様でした。
それじゃあ、また、お待ちしていますので!
あ、勿論待ちきれなくなったりしたら、すぐに来てもいいですからね? 大体週5で入ってますから!
クレジット
ライター情報
名義変更しました。(普段のHNと表記変えてたけどややこしくなるだけだったので統一します)
くるっくぅ→くるっくー
耳かきで負ける、屈服させられるシチュエーションが大好きです。
・台本を使用される場合について
ご不明点等あればお気軽にご連絡ください。
トラブル回避目的で、有償販売はとりあえず△にしています。
PixivID:28917751
注意!R18のSSも投稿しています
Twitter:@kurukkuuuu
DM開放してます。
くるっくぅ→くるっくー
耳かきで負ける、屈服させられるシチュエーションが大好きです。
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