目覚めるとそこは。

。。。どこだ？

知らない女の人の声が聞こえる。
手も足も動かない。
どうなっているんだ。

おはよう。坊や。

あっははっ！

その反応っ。。！
素敵ね。

気分はどう？

うん。そうだね。
何も見えないよね。
だって目隠ししてるんだもん。

え？私？
私、君のこと、全然知らないよ？
ただ、いいなぁって思ってね。
連れてきちゃったの。
いい声で鳴きそうだなぁ、って。
あっははっ！

怖い？
怖いよねぇ！？
全然知らないお姉さんに捕まって、何をされるかも分からないんだもんね！

君は、今、何を思ってるのかなぁ。
逃げ出したい？
助けてほしい？
何もしないでほしい？

だーめ。

私、君のことなんて、どうだっていいの。
君がどうなろうと、関係ないの。

私が愉しいか、愉しくないか、それだけ。
それだけのために、君はここに監禁されてるのよ？

あぁ...かわいい反応だね。
目隠ししてても分かるよ？
そんなに怖がっちゃって。。
そんなに震えちゃって。。
本当にかわいい。

私の目に狂いはなかったみたいね。。

それじゃあ、早速。。

(ｶﾁｶﾁｶﾁｶﾁ)

うっふふっ
なんの音か、わかる？

正解はね。。
カッターナイフよ？

ねぇ。
これをどうすると思う？
お姉さんに教えて欲しいな。
君の口から、聞きたいな。

。。。

ﾊｧ
黙っちゃうのね。
残念。

(ｻｸｯ)

あぁ..
いい声。。
まだ脚に切れ込みを入れただけなのに。
もうそんな反応。。！
ﾊｧﾊｧ
とぉっても、素敵ぃ...ﾊｧﾊｧ

もっとするね
(ｻｸｯ)

あぁ...
痛いね、つらいね、やめて欲しいね。
わかる。わかるよ、坊や。。ﾊｧﾊｧ

ねぇわかる？
君の紅いのが脚を伝ってるよ？
いい色ねぇ...
ゾクゾクしちゃう。。ﾊｧﾊｧ

味見するね。。？
ﾍﾟﾛ
おいしいわ。
これが、君の味なんだね。。

でも。

もっともっと鳴かせたら、
もっともっとおいしくなるかも。。
(ｻｸｯ)

あぁ...
いい声。。

ねぇ坊や。
悲鳴は最高のスパイスなのよ？
感情が高まって、感覚が敏感になって、私、飛んじゃいそうになるの！ﾊｧﾊｧ
私、興奮しちゃう。。！！ﾊｧﾊｧﾊｧ
もっと！君の悲鳴を聴かせて！

(ｻﾞｸｯ)
(ｻﾞｸｯ)

いいよぉ...
ﾊｧﾊｧﾊｧ
とっても素敵。。

(ｻﾞｸｯ)
(ｻﾞｸｯ)

痛い。。？
痛いよね？
やめて欲しいよね。そうだよね！

じゃあ、私に、お願いしてみて？

ここから逃げたい君が、どんな風に懇願するのか。
どんな声で、どんな感情で、どんな君で、お願いしてくれるのか。
みてみたいわ。。ﾊｧﾊｧ

ほら。はやく。ﾊｧﾊｧ
私に教えて。。？



。。。は？

おい。

なんだ。それは。

なんだ。その同情する言い草は。

お前は。

お前は！！
(ｻﾞｸﾞｯ)

そうやって鳴いてればいいんだ！！


。。。もういいわ。
もともと君には全く興味なんてなかったもの。
ただ私の悦びのための道具にしたいだけ。。
そう。君の感情なんて、君の思いなんて、どうだっていい。。


ねぇ。これ、抜いて欲しいよねぇ
脚に刺さっちゃったカッターナイフ、抜いて欲しいよねぇ
(ｸﾞﾘｸﾞﾘ)

あっははっ！
ｸﾞﾘｸﾞﾘされるの、好きなのねぇ。
そんなにいい悲鳴をあげてくれるなんて。。
私、嬉しいわ。。ﾊｧﾊｧ

暴れても無駄。
何を叫んでも無駄。
全部、私を愉しませるスパイスでしかないのよ。
(ｸﾞﾘｸﾞﾘ)

あぁ..
ｸﾞﾘｸﾞﾘ、いい...
肉がちぎれて、血が溢れて、悲鳴がもれて。。ﾊｧﾊｧ
もっと、したい。
(ｸﾞﾘｸﾞﾘ)


ﾍﾟﾛ
あぁ..おいしい。。
君の悲痛の叫びが。心からの悲鳴が。
こんなにおいしくしてくれる。。
こんなに私を悦ばせてくれる。。

ありがとう。
君は本当にいい子ね。

ずっと、私が遊んであげるね。
ずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっとずっと
君が壊れるまで。
ずぅっと使い続けてあげる。。


これからも。私を愉しませてね。

・台本（ゆるボイ！）
君が僕を監禁する理由 【サイコパスの場合】
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
kaman_zora