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あなたは何もしなくていい。
written by kaman_zora
  • 監禁
  • 先輩
  • ヤンデレ
  • ストーカー
  • 拘束
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2087文字(約 6分58秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
あなたは学校を終え、家路につく。

すると不意に誰かに後ろから襲われ、何かを吸わされ、気を失った。

目覚めると、手足は拘束されており、見知らぬ部屋にいた。
本編
おはよう。
体調はどう?

あ。
ごめんね。
お口にタオル咥えたままだと、つらいよね。
すぐに取ってあげるからね。

はい。お口開けて?
あーん。

よし。
これでお話しできるよ。
とっても嬉しい。

体調は大丈夫?

ごめんね。
ちょっと頭がボーッとするよね。

あなたが暴れないように、タオルから、おクスリ、吸わせちゃったの。
でも、暴れちゃうと手首とか足首とか、拘束具と擦れてケガしちゃうかもしれないもの。
仕方ないの。許してね。


え?
ここはどこ、って。私のお家よ。
91日前に来てくれたよね。
あの時は、私、とっても嬉しかった。
あなたが2回も来てくれた記念の日なんだもの。

すぐに帰ってしまったけれど。。
あなたは恥ずかしがり屋さんだから、家の中に入るのは緊張しちゃったのよね。
うふふっ
ちゃんと分かってるから。安心してね。


え?
そっか。。
なんで拘束されてるのか、分からないのね。
うふふっ

それはね。

あなたのためよ。


まだ分からないの。。?

もう。。鈍感なんだから。

あなたが危険な目に遭わないようにするためよ。
お外は危険がいっぱいなのよ。
あなたを狙う女とか、あなたにつけこもうとする男とか、あなたに貢がせてのうのうと暮らそうとしている家族とか、そんなのばっかりよ。

あなたは鈍感だから、気づいてなかったのね。。
やっぱりここに連れてきて正解だった。

もう安心して。
私があなたを守ってあげるからね。
あなたのために、私がなんでもしてあげる。

だから。
あなたは何もしなくていいの。

何もしなくても、美味しいご飯を毎日作ってあげる。
何もしなくても、楽しい話を毎日してあげる。
何もしなくても、全部私がしてあげる。

ずっとここにいるだけでいいの。
それだけでいいの。
それだけで、私は幸せよ。
あなたも、幸せになれるの。


え。
帰りたい。。?

そんなことないよね。
よく考えて。
ここにいれば、何もしなくていいんだよ。。?
私にずっと愛されてくれればいいの。

何か不安なことがあるの。。?
私に聞かせて?
あなたが不安だと私も心配なの。


え。。
あなた、誰ですかって。
私よ?
あなたの学校の先輩の――!

え。。。
覚えてない。。?

あ。わかった。
ふざけてるのね。
私たち、あんなに一緒にいたもの。
忘れるわけないよね。
うふふっ
もう。
私をからかってどうする気なの?


え?
そうよ。
2回も来てくれたの。
私の家に。
91日前と257日前の2回。
はっきり思い出せる。
あの時のあなたの笑顔も。


えぇ。そうよ。
あなた、ピザを届けてくれたの。
私のために、汗をかいてくれて、素敵な笑顔をくれたの。

アルバイトだったのよね。
少なくともここ1年間、ずっとしてたものね。


え?
なんで知ってるのかって。。
そんなの、あなたを観てたからに決まってるよ。
うふふっ

あなたの生活は、ちゃんと、一年間毎日チェックしてたの。
あなたの全てを私がしてあげるんだもの。
そのくらい当然よね。

あ。もちろん。
夜も、もう 一人で頑張らなくてもいいの。
私が相手をしてあげるから。安心して?

あ もしかしてそれが不安だったの?
大丈夫よ。
ちゃんと週に3回か4回、シてあげるからね。


え。
怖いって。。
大丈夫?
何が怖いの?
私が守ってあげるから。
言ってみて?


ん?
えっと。
私?
私が怖いの。。?

ごめんね。
私、ちょっと顔が怖いって言われるのよね。

大丈夫よ。
すぐに 怖くない顔に整形するからね。
安心して?


え。
そういうことじゃない。。?

分からないよ。
なんでそんなに私が怖いの。。?
私はあなたのためになんでもしてあげたいの。
あなたにとっても私にとってもそれが幸せ。

なのに、なんで。。?


え。。
好きでもない人から愛されても、気持ち悪いだけ。。?


なにそれ。
誰が言ったの?
あなたではないよね。
絶対に違う。
あんな笑顔、好きでもない人に向けるはずないもの。


いい加減にして欲しいのはこっちだよ?
いつまでふざける気なの?

あ。わかった。
まだ状況が飲み込めてなくて混乱してるのね。
だから思ってもいないことを話しちゃったのよね。


もういいよ。
無理に話さなくても。
少し落ち着いたら、また話そうね。

(ガチャガチャ)

え?

あ!ちょっと!
ダメよ!そんなに暴れたら!
あなたがケガしちゃう!

やめてっ!
あなたが傷つくのなんて見たくないっ!


え。。
なら拘束具を外して。。?

だ、ダメよ。。
(ガチャガチャ)

ま、待って!
暴れないで!
外すから!外してあげるから!
だから待って!
自分を傷つけないで!


。。ありがとう。
暴れるの、やめてくれて。

あぁ。。手首にこんなに傷が。。
ごめんなさい。。
私も、その場所に傷をつけるから。。
だから、許して。。
(サクッ)

痛っ。。
でも。これで。
あなたとおそろい。。
あなたの痛みも、私、ちゃんと分かってあげられる。
うふふっ
すべて。
あなたのため。
あなたとの愛のため。。


うん。
拘束具、外してあげるね。。
ちょっと待ってて。
それの鍵、とりに行ってくるから。。

(ガチャ)



(ガチャ)

とってきたよ。

おクスリをね。

(口を強く押さえつけられる)


(倒れる)

ごめんね。
あなたにウソなんて、つきたくなかった。。

でも、あなたのためよ。
私たちの愛のためよ。

大丈夫。
私が全部、やってあげるもの。

あなたは何もしなくていいの。

だから。
ずっと。
ずっと、眠っていてね。
チュッ
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
あなたは何もしなくていい。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
kaman_zora
ライター情報
 完全に趣味でシチュボ台本を書いてます。

 メンヘラ、ヤンデレ、励まし、謎シチュなどなど、いろいろ書いてます。

 R18Gはたまに書きますが、
 恐らく、百合、BL、女性向け、R18は、ほとんど書きません。難しい!

 ぜひ自由に改変していただき、ガンガン使ってください!

 よろしくお願いしますm(_ _)m
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