◆幼なじみロボ娘:男の子の幼なじみであり、お隣さんが作った女の子ロボット。音声アリ

◆男の子:ロボ娘の幼なじみ。機械いじりが得意。音声ナシ


■(部屋の中に入ってくる幼なじみ)

「おはよー！ん？なんでお前が俺の部屋にいるのか……？……って？あはは、だってー、私は君の幼なじみだよ？それに私はロボットだから部屋の鍵の解除くらいお茶の子サイサイ……あ、それは冗談。本当は君のお母さんから鍵貰ったの。えへへ、これで私はこの部屋に出入り自由だね～。あ、もう起きちゃう？え？着替えるから出ていけ……？えー、私は君の幼なじみだよ？君の着替えを観察して私の電子頭脳に記録する権利が……あ、なんでもないです。出ていきまーす」

■(幼なじみはそのまま部屋から出る。ドアごしに男の子に話しかける)

「あとどのくらい掛かりそう？……ふーん、分かった。じゃあ着替え終わったらこのドア開けるね」

■(それから1分ぐらい、幼なじみが「まだかなー、まだかなー」と言い続ける)

「え？うるさい？だって暇なんだもーん。……え、もう着替え終わったの？はーい、じゃあ入るねー」

■(ガチャリとドアを開き部屋に入る幼なじみ)

「わっ！君かわいいー！かわいい服だね！え？かっこいいって言ってほしかった……？まぁいいじゃん。かわいいんだからさ。それより、今日は君にお願いがあって来たんだー。えーと……あ、あった。これを私に取り付けて欲しいんだ！……これ？これは私のアップグレードパーツだよー。実は今日お父さんが１日中留守でさー。君に早く付けてもらいたいんだー。お、目付き変わったねー。流石メカ大好きな男の子！それじゃあ工具も持ってきたからお願いね！じゃあお腹出して……ハッチオープン！」

■(プシュッという音と共に幼なじみのお腹のハッチが開く中身は機械で敷き詰められていた)

「えとね、ここに取り付けて欲しいんだ。お願いね！」

■(男の子が工具を取り、作業を開始した。カチャカチャと機械を弄る音が鳴る)

「あはは、くすぐったーい！あはは、あはははは！え？もうちょっと静かにしろ……？えー、だってくすぐったいんだもーん！それに君なら私の声で集中力が途切れる事もないでしょー？私は君の事、信じてるよー。あはは、あひゃあ……んん……ふふ……お、くっついたね。新しいデバイスを認識したよ！ありがとうね！やっぱり君に任せて正解だったよ。それじゃあ、お腹閉じるね」

■(ガチャリと、幼なじみのお腹のハッチが閉じる)

「ありがとうね！……ん？君、なんだか顔が赤いぞー？もしかして、私のお腹の中身を見て興奮しちゃったのかな？こーんなにかわいい女の子がロボットって事に……興奮しちゃった……？えへへ、君ってばエッチ！あはは、冗談だよ！それじゃあ、新しいパーツも取り付けて貰ったし、一緒にご飯食べよ！」

おしまい

・台本（ゆるボイ！）
幼なじみは女の子ロボット　[ASMR・音声作品・シナリオ]
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
SSAA