- 幼なじみ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1429文字(約 4分46秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幼なじみ
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
幼なじみ(喋る側):男の子の幼なじみで一見は普通の女の子……だがその正体は一人の女性科学者が造り上げた戦闘アンドロイド。普段は正体を隠しながら生活している。
男の子:幼なじみの隣に住む男の子。ある日、幼なじみの正体を知ってしまう。
男の子:幼なじみの隣に住む男の子。ある日、幼なじみの正体を知ってしまう。
本編
(コツコツと足音を立てながら男の子に近づく幼なじみの女の子)
「おはよー。ねぇねぇ、一緒に学校行こうよ!ほら、はーやーくー!」
(幼なじみに手を引かれ、一緒に学校へ)
「今朝のニュース見た?また事件なんだって。前は隣町の工場爆発だったけど今朝のニュースは電車の事故って言ってた。……最近、怖くなっちゃったね……私達の町、大丈夫かな……?」
(道中、幼なじみと朝のニュースの話をする)
「あ、ごめんね!別の話しよっか!……昨日出た宿題どうだった?私はちょっと難しく感じたかなー。お母さんに分からない所を教えてもらっちゃった。君は?……あー、いけないんだ~。宿題やってこないなんて。また先生に叱られちゃうよ?」
(だったら君が教えてくれ、と幼なじみに言う男の子)
「え……私に勉強を教えてもらいたい?う、うん……じゃあ今度、君の家に行ってもいいかな……?」
(男の子は、もちろんと答える。すると幼なじみは喜ぶ)
「わーい!やったー!君の家に行くの、楽しみにしてるね!あ、学校付いたね!それじゃあ、また後でね!」
(幼なじみと別れる。そして1日が過ぎ、チャイムが鳴り学校が終わる……)
「お待たせー。さ、一緒に帰ろ?」
(幼なじみと下校する男の子)
「今日は体育どうだった?私はダメダメだったよー……運動はやっぱり苦手。跳び箱も鉄棒も出来ないよ~。君は運動得意だよね?今度コツ教えてよ!……うん!今度の休みに私が君に勉強教えて、君が私に運動を教える!いい関係だね!次の休みが楽しみだよ~!」
(休みの日、男の子は幼なじみと約束を交わす)
「あ、家着いちゃったね。それじゃあ、また……」
(二人は別れようとした時だった、遠くから爆発音が小さく響く)
「え、今何か聞こえなかった?……あ、あそこ煙立ってる!?……私、見てくる!君は家に帰ってて!」
(幼なじみはそのまま煙の立ってる方へ向かって行った。現場にたどり着いた幼なじみは、倒壊した建物の前に着く)
「……これ……もしかして朝のニュースと同じ……!?って事は……!」
(幼なじみの前に、四つ足型のロボットが現れる。キュイキュイと機械音の声を鳴らす)
「動物タイプのアンドロイド……!?やっぱりあの組織の仕業……!」
(動物ドロイドが幼なじみに襲いかかる!)
「来るっ!?……バトルシステム起動開始、モードチェンジ開始……はぁあっ!」
(幼なじみが変身したかのように、メカメカしいアーマーを身に纏う。そして、動物タイプのアンドロイドを破壊した)
「ふぅ……なんとかなったけど。……え……き、君……?」
(動物タイプを破壊した幼なじみの前に、男の子がいた。男の子は呆然とした顔で立っている)
「どうして君がここに……?……そっか……私の後、付いて来ちゃったんだ……。私、お母さんが造った戦闘アンドロイドなの。人間じゃないんだ……。さっきの動物アンドロイドを造ってる組織に対抗する為に戦ってるの……」
(途中、幼なじみは泣きそうな声になりながらも説明を続ける)
「……ごめんね。私、もう君とは一緒には居られない。私の正体は絶対に秘密だから……転校して、その先でまた顔や髪を作り替えられて、別の人間として成り済まして、生活していくの……。ごめんなさい、もう君から運動のコツを教えてもらったり、私が君に勉強を教える事、出来ない。……さようなら。私が大好きだった、男の子……」
(その日から、幼なじみは男の子の前から姿を消した……)
おしまい。
◆オマケ(オマケに関しては、本編後にご自由にお付けください)
(幼なじみが姿を消して数年後。彼女が、成長した男の子の前に姿を表した)
「……久しぶり。何十年ぶりかな?全部、終わらせて来たよ……。君は大人になったね。……私は昔のまま……こんな私でも……君は私を好きでいてくれますか……?」
おしまい。
「おはよー。ねぇねぇ、一緒に学校行こうよ!ほら、はーやーくー!」
(幼なじみに手を引かれ、一緒に学校へ)
「今朝のニュース見た?また事件なんだって。前は隣町の工場爆発だったけど今朝のニュースは電車の事故って言ってた。……最近、怖くなっちゃったね……私達の町、大丈夫かな……?」
(道中、幼なじみと朝のニュースの話をする)
「あ、ごめんね!別の話しよっか!……昨日出た宿題どうだった?私はちょっと難しく感じたかなー。お母さんに分からない所を教えてもらっちゃった。君は?……あー、いけないんだ~。宿題やってこないなんて。また先生に叱られちゃうよ?」
(だったら君が教えてくれ、と幼なじみに言う男の子)
「え……私に勉強を教えてもらいたい?う、うん……じゃあ今度、君の家に行ってもいいかな……?」
(男の子は、もちろんと答える。すると幼なじみは喜ぶ)
「わーい!やったー!君の家に行くの、楽しみにしてるね!あ、学校付いたね!それじゃあ、また後でね!」
(幼なじみと別れる。そして1日が過ぎ、チャイムが鳴り学校が終わる……)
「お待たせー。さ、一緒に帰ろ?」
(幼なじみと下校する男の子)
「今日は体育どうだった?私はダメダメだったよー……運動はやっぱり苦手。跳び箱も鉄棒も出来ないよ~。君は運動得意だよね?今度コツ教えてよ!……うん!今度の休みに私が君に勉強教えて、君が私に運動を教える!いい関係だね!次の休みが楽しみだよ~!」
(休みの日、男の子は幼なじみと約束を交わす)
「あ、家着いちゃったね。それじゃあ、また……」
(二人は別れようとした時だった、遠くから爆発音が小さく響く)
「え、今何か聞こえなかった?……あ、あそこ煙立ってる!?……私、見てくる!君は家に帰ってて!」
(幼なじみはそのまま煙の立ってる方へ向かって行った。現場にたどり着いた幼なじみは、倒壊した建物の前に着く)
「……これ……もしかして朝のニュースと同じ……!?って事は……!」
(幼なじみの前に、四つ足型のロボットが現れる。キュイキュイと機械音の声を鳴らす)
「動物タイプのアンドロイド……!?やっぱりあの組織の仕業……!」
(動物ドロイドが幼なじみに襲いかかる!)
「来るっ!?……バトルシステム起動開始、モードチェンジ開始……はぁあっ!」
(幼なじみが変身したかのように、メカメカしいアーマーを身に纏う。そして、動物タイプのアンドロイドを破壊した)
「ふぅ……なんとかなったけど。……え……き、君……?」
(動物タイプを破壊した幼なじみの前に、男の子がいた。男の子は呆然とした顔で立っている)
「どうして君がここに……?……そっか……私の後、付いて来ちゃったんだ……。私、お母さんが造った戦闘アンドロイドなの。人間じゃないんだ……。さっきの動物アンドロイドを造ってる組織に対抗する為に戦ってるの……」
(途中、幼なじみは泣きそうな声になりながらも説明を続ける)
「……ごめんね。私、もう君とは一緒には居られない。私の正体は絶対に秘密だから……転校して、その先でまた顔や髪を作り替えられて、別の人間として成り済まして、生活していくの……。ごめんなさい、もう君から運動のコツを教えてもらったり、私が君に勉強を教える事、出来ない。……さようなら。私が大好きだった、男の子……」
(その日から、幼なじみは男の子の前から姿を消した……)
おしまい。
◆オマケ(オマケに関しては、本編後にご自由にお付けください)
(幼なじみが姿を消して数年後。彼女が、成長した男の子の前に姿を表した)
「……久しぶり。何十年ぶりかな?全部、終わらせて来たよ……。君は大人になったね。……私は昔のまま……こんな私でも……君は私を好きでいてくれますか……?」
おしまい。
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