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ドロドロに溶けて、混ざり合って、共依存する
  • 共依存
  • ヤンデレ
  • メンヘラ
公開日2022年03月30日 20:39 更新日2022年03月30日 20:39
文字数
1094文字(約 3分39秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
私は君がいればいい。それは君も一緒でしょ?
君が私を救ったあの日から、
私が君を救ったあの日から、
私たちにはお互いしかいない。
ドロドロになるまで愛して、混ざり合って。
ずっと一緒に生きていこう?
そういうお話。

使用は一切自由です。改変等も自由。
読んでくださった場合は教えてください。
投稿されるより早く視聴します。
本編
「おかえり。ごめん、講義が終わって帰ってきたら寝ちゃってた。
ご飯は今から作るから、少し待ってて。」

「え?今日?ああ、ゼミの懇親会だったっけ。

私は行かない。あの人たちと親睦を深める必要ないし。」

「友達はいるのか?

いないよ。
私は君がいてくれればそれでいいから。」

「それに、君も人のこと言えないでしょう?
ここにいるってことは、君も懇親会に行ってないんだから。」

「・・・ふふ。やっぱり、あなたも同じ考えなんだ。」

「ねえ、ぎゅー、しよ?

ぎゅー。(ハグをする)
ふぅ。君は温かいね。」

「あのさ、もう何回も言ったけど、私はあなたがいればそれでいいの。」

「私、小学校の時、人気者だった男の子の告白を断ったら、女の子たちに嫌われたでしょ。
生意気だって。調子に乗るなって。」

「その時、助けてくれたのは君だけだったよね。

君だけが、どんなに辛くても傍にいてくれたし
君だけが、私のことを庇ってくれた。」

「その時に決めたの。私は君のことを絶対に守るって。
君が私に、そうしてくれたように。」

「中学校の頃は、私と仲良くしているって理由で、君がいじめられたよね。
私は、自分のせいってことがわかっていたから、君から離れようとした。
でも、君は、離れなくていいって言ってくれた。」

「ふふ。それが、どれだけ嬉しかったか、君には想像できないと思うよ。」

「それでね、その時改めて決めたの。君を絶対に守るって。」

「そんなことをしてたら、卒業するころには皆が私たちを避けるようになってたよね。

・・・まあ、あんなことをすれば仕方のないことだけど。」

「でも、私は全く後悔していないよ。
あいつらの恐怖にゆがんだ顔を思い出しても、何も思わない。」

「だって、それで君を救えたんだから。」

「私が何をしたか、君は後から知ったよね。
普通は引かれて、もう関わりたくないって思うはずなのに、
君は私といられればどうでもいいと言ってくれた。

それにはびっくりしたし、同時にとても嬉しかったの。」

「私だけじゃない。君も私も、どうしようもなく狂っているってわかったから。」

「君と一緒ならそれでいいの。たとえ、それがどんな結果でも。」

「私には、君しかいない。私には君がいればそれでいい。
それは、君も一緒、でしょ?」

「この世界から放り出されたとしても、私たちが一緒なら大丈夫。
これからもずっと二人で生きていこうね。

私たちは、一心同体そのものだから。」

「・・・さて、話しすぎちゃったけど、ご飯の支度をしようかな。

いつもみたいに一緒にご飯を食べて、
いつもみたいに一緒にお風呂に入って、
いつもみたいに一緒にテレビを見て。」

「その後は・・・
いつもみたいに、いっぱい、愛し合おうね。」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ドロドロに溶けて、混ざり合って、共依存する
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ありまびぃばぁ
ライター情報
ありまびぃばぁ です。

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