- 甘々
- 純愛
- 幼なじみ
- メイド
公開日2022年04月07日 19:59
更新日2022年04月07日 19:59
文字数
1941文字(約 6分29秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
最近、幼なじみがメイドになった。
ツンツンしているが、しっかり者の彼女。
とはいえポンコツで、失敗は割と多い。
今日は俺を起こしに来てくれたが…あいにく、俺は朝が強い。
って、どうしたんだよ、急に落ち込んで!大丈夫だから、な?
そういうお話。
ツンツンしているが、しっかり者の彼女。
とはいえポンコツで、失敗は割と多い。
今日は俺を起こしに来てくれたが…あいにく、俺は朝が強い。
って、どうしたんだよ、急に落ち込んで!大丈夫だから、な?
そういうお話。
本編
『_』:他の登場人物が喋っている想定の間
『・・・』:その他の間
あくまで目安なので思い思いにやってほしいです。
(ドアを激しく開ける)
ちょっと起きなさい!
いつまで寝てんのよ・・・って、もう起きてる?!
しかも、着替えも終わって、朝の支度も終わってるじゃない・・・。
メイドの仕事全部取って、私は何をすればいいのよ。
え、朝食?まあ、できてるけど・・・。
ああ、行ってらっしゃい・・・。(腑に落ちてない感じ)
って、いや!待って!
ちょっと!ちょっとでいいから!
あの、アンタって可愛い幼なじみがいるでしょう?
そう、私のことだけど。
・・・なによ。その顔。事実でしょ。
それで、まあ、私の家がお金に困って、学校に通いながらできるメイドの仕事を、アンタの両親が紹介してくれた。
ここまではいいわね?
それなのに・・・なんで、朝起こしに来るってイベントを回避してるのよ。
なんの話って、いいから聞いて。
幼なじみメイドといえば、眠そうな主人を無理やり起こす。
ぼーっとしている主人の世話を、かいがいしくやる。
これが定番でしょ。
知らんって・・・私がメイドをやるにあたって読んだ参考書にはそう書いてあったの!
なのに、アンタはシャキッとして・・・。
・・・朝が強いの?そう、なんだ。
でも、それだと私、任された仕事何もしてないじゃない・・・。(落ち込んでいる)
え?朝ごはんを作った?
・・・何も手を付けてないわよ。私料理できないもの。
『塩を取って』って言われて、よくわかんなくて、とりあえず白い粉を渡したら、うま味調味料で・・・。(居心地悪そうに)
次の瞬間には笑顔で厨房を追い出されたわ。
それで、朝の手伝いを頼まれたのだけれど、アンタはもう支度できてるし。
何しに来たのって・・・私が一番知りたいわよ。(いじけている感じ)
ここまでアンタのご両親にはお世話になってるのに・・・何も返せてない。
昼は学校に通うからお仕事をしなくていいし、夜は疲れているから休めって言われるし。
朝は、アンタが一人で全部やるし・・・。
それなのに、ちゃんとお給金はでるのよ。しかも、多めに。
これじゃあ、施しと変わらないわ。
『別にいい』って・・・。あなたたちは優しいから、それでいいのかもしれないけど。
私はそういかないのよ
昔から仲が良かったからって、ここまでしてもらうなんて・・・。
・・・え?仕事?
やるわ!なになに?
・・・ネクタイを結んでほしい?
・・・仕方ないわね。私に任せなさい!
よいしょっと・・・。ここをこうして・・・。
あれ?違うわね。ここを・・・こう?
あ、ちょっと動かないで!崩れちゃうじゃない。
え?・・・そうね。ネクタイは付けないから、不慣れだわ。
教えてくれるの?・・・そうね。お願い。
ちょっと、どうして後ろに回り込むのよ!(困惑+恥ずかしさ)
私にネクタイを巻くの?
・・・まあ、確かに、主観で見た方がわかりやすいわね。
でも、これって・・・抱きしめられてるみたいじゃない・・・。(ぼそっと)
何でもない!早く教えて!
うん・・・うん・・・ああ、そこをくぐらせるのね・・・。(ぶつぶつ喋る感じ)
あ、できた。なるほど、毎日やってるだけあって上手ね。
よし、わかったわ。やってみる。
・・・何よ。アンタがそういう教え方をしたんだから、私も後ろからやらないとわからないじゃない。
いいから。我慢して、ちょっとしゃがんで。
ここをこうで・・・こうして・・・ここを通せば・・・。(ぶつぶつ喋る感じ)
できた・・・できたわ!
見て!結構きれいにできたでしょう?私がやったのよ。(得意げ)
・・・何よ。顔真っ赤にして・・・。
は?背中に当たってた・・・何が・・・あ。(気が付いちゃったやつ)
~~~(恥ずかしがる演技)バカ!変態!なんてこと言うのよ!
まったく・・・まあ、ありがと。
些細なことかもしれないけど、一つ仕事を覚えることができたわ。
_え?・・・『焦らなくていい』か。そうかもね。
まだ始めたばかりだもの。
少しずつ覚えていって、ちゃんと立派なメイドになって、あなたたちに恩返しできればいいわ。
覚悟してなさい。
最終的には、アンタが私なしでは何もできないくらいにしてやるから。
私が一生お世話してあげる。
え?・・・プロポーズ?
い、いや、それは、その、ちがっ・・・。
・・・違わないわよ。(ぼそっと)
何でもない!早く朝ごはんを食べに行きなさい!
私はこの部屋を掃除しているから!
ほら、行った行った!
(扉を閉める音)
・・・ふー。危ないところだったわ。
・・・いつか、料理も、掃除も、他の仕事も。
完璧にこなせるようになったら・・・。
ちゃんと、私の気持ち、伝えよう。
・・・好きよ。会った時から、ずっと。
・・・さて、四の五の言ってないで、まずは掃除をしないとね。
彼に釣り合うメイドになるために、今日も頑張りますか!
『・・・』:その他の間
あくまで目安なので思い思いにやってほしいです。
(ドアを激しく開ける)
ちょっと起きなさい!
いつまで寝てんのよ・・・って、もう起きてる?!
しかも、着替えも終わって、朝の支度も終わってるじゃない・・・。
メイドの仕事全部取って、私は何をすればいいのよ。
え、朝食?まあ、できてるけど・・・。
ああ、行ってらっしゃい・・・。(腑に落ちてない感じ)
って、いや!待って!
ちょっと!ちょっとでいいから!
あの、アンタって可愛い幼なじみがいるでしょう?
そう、私のことだけど。
・・・なによ。その顔。事実でしょ。
それで、まあ、私の家がお金に困って、学校に通いながらできるメイドの仕事を、アンタの両親が紹介してくれた。
ここまではいいわね?
それなのに・・・なんで、朝起こしに来るってイベントを回避してるのよ。
なんの話って、いいから聞いて。
幼なじみメイドといえば、眠そうな主人を無理やり起こす。
ぼーっとしている主人の世話を、かいがいしくやる。
これが定番でしょ。
知らんって・・・私がメイドをやるにあたって読んだ参考書にはそう書いてあったの!
なのに、アンタはシャキッとして・・・。
・・・朝が強いの?そう、なんだ。
でも、それだと私、任された仕事何もしてないじゃない・・・。(落ち込んでいる)
え?朝ごはんを作った?
・・・何も手を付けてないわよ。私料理できないもの。
『塩を取って』って言われて、よくわかんなくて、とりあえず白い粉を渡したら、うま味調味料で・・・。(居心地悪そうに)
次の瞬間には笑顔で厨房を追い出されたわ。
それで、朝の手伝いを頼まれたのだけれど、アンタはもう支度できてるし。
何しに来たのって・・・私が一番知りたいわよ。(いじけている感じ)
ここまでアンタのご両親にはお世話になってるのに・・・何も返せてない。
昼は学校に通うからお仕事をしなくていいし、夜は疲れているから休めって言われるし。
朝は、アンタが一人で全部やるし・・・。
それなのに、ちゃんとお給金はでるのよ。しかも、多めに。
これじゃあ、施しと変わらないわ。
『別にいい』って・・・。あなたたちは優しいから、それでいいのかもしれないけど。
私はそういかないのよ
昔から仲が良かったからって、ここまでしてもらうなんて・・・。
・・・え?仕事?
やるわ!なになに?
・・・ネクタイを結んでほしい?
・・・仕方ないわね。私に任せなさい!
よいしょっと・・・。ここをこうして・・・。
あれ?違うわね。ここを・・・こう?
あ、ちょっと動かないで!崩れちゃうじゃない。
え?・・・そうね。ネクタイは付けないから、不慣れだわ。
教えてくれるの?・・・そうね。お願い。
ちょっと、どうして後ろに回り込むのよ!(困惑+恥ずかしさ)
私にネクタイを巻くの?
・・・まあ、確かに、主観で見た方がわかりやすいわね。
でも、これって・・・抱きしめられてるみたいじゃない・・・。(ぼそっと)
何でもない!早く教えて!
うん・・・うん・・・ああ、そこをくぐらせるのね・・・。(ぶつぶつ喋る感じ)
あ、できた。なるほど、毎日やってるだけあって上手ね。
よし、わかったわ。やってみる。
・・・何よ。アンタがそういう教え方をしたんだから、私も後ろからやらないとわからないじゃない。
いいから。我慢して、ちょっとしゃがんで。
ここをこうで・・・こうして・・・ここを通せば・・・。(ぶつぶつ喋る感じ)
できた・・・できたわ!
見て!結構きれいにできたでしょう?私がやったのよ。(得意げ)
・・・何よ。顔真っ赤にして・・・。
は?背中に当たってた・・・何が・・・あ。(気が付いちゃったやつ)
~~~(恥ずかしがる演技)バカ!変態!なんてこと言うのよ!
まったく・・・まあ、ありがと。
些細なことかもしれないけど、一つ仕事を覚えることができたわ。
_え?・・・『焦らなくていい』か。そうかもね。
まだ始めたばかりだもの。
少しずつ覚えていって、ちゃんと立派なメイドになって、あなたたちに恩返しできればいいわ。
覚悟してなさい。
最終的には、アンタが私なしでは何もできないくらいにしてやるから。
私が一生お世話してあげる。
え?・・・プロポーズ?
い、いや、それは、その、ちがっ・・・。
・・・違わないわよ。(ぼそっと)
何でもない!早く朝ごはんを食べに行きなさい!
私はこの部屋を掃除しているから!
ほら、行った行った!
(扉を閉める音)
・・・ふー。危ないところだったわ。
・・・いつか、料理も、掃除も、他の仕事も。
完璧にこなせるようになったら・・・。
ちゃんと、私の気持ち、伝えよう。
・・・好きよ。会った時から、ずっと。
・・・さて、四の五の言ってないで、まずは掃除をしないとね。
彼に釣り合うメイドになるために、今日も頑張りますか!
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ありまびぃばぁ です。
使用は一切自由です。改変等も自由。
「ここ変更できないか」というご相談はいくらでも受けます。お待ちしております。
読んでくださった場合はご連絡をお願いします。
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