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【わからせ】純情彼女が自己否定しているのでわからせる
  • わからせ
  • 純愛
  • 同級生
公開日2022年03月31日 23:35 更新日2022年03月31日 23:35
文字数
1420文字(約 4分44秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
他のクラスの女の子と話していたあなた。
自己肯定感が低い彼女はそれを見て、自分は魅力がないと落ち込んでしまう。
僕は君が好きだから付き合っているのに!
僕がどれだけ好きかわからせてやる!
そういうお話。
本編
「ね、ねえ。今日さ、隣のクラスの女の子と何話してたの?
ち、違うよ?怒ってるとかじゃなくて!
その、すごくお似合いだったから・・・。」

「あの子はすごくかわいくて、かっこいい君にお似合いだったの。
全然かわいくない私とは大違い・・・。」

「それで、二人で話してるのがすごくいい雰囲気だったから。
ああ、やっぱり、君と私は生きる世界が違うんだって思って。」

「だから、私じゃなくてあの子がいいってなったら遠慮なく言ってね。
私も、わきまえてるから。二人が幸せになれるように、邪魔しないようにするから。」

「・・・違うよ!別れたいわけじゃないよ!
でも、私なんかと、とっても魅力的なあなたが付き合ってるなんて、やっぱりおかしいもん。
私も、身の丈に合わない幸せをもらえたから、潔く身を引けるってだけだよ。」

「君とは別れたくないし、ずっと一緒にいたい。
でも、そんな私のわがままで君を不幸せにするわけにはいかないから・・・。」

「え?私しか好きにならない?
いや、そんなわけないよ。

だって、この世には私より・・・その・・・素敵な人が・・・。(大好きって言われまくってる。困惑。)

ね、ねえ、やめて!そんなに大好きを連呼しないで!
嫌じゃないけど、ここ廊下だから!みんなに見られちゃってるから!」

「ひい!顔が近い、近いよぉ。
ま、まさかこんなところでチューしないよね?
みんなすごく見てるよ?!待って待って・・・。

だ、ダメだってば!」

「こんな場所なのに普通に顔近づけてきて、本当にするつもりだったの?
先生に見られたら大変なことになってたよ?」

「・・・え?まあ、うん。まだ自分がお似合いとは思ってないけど。
や、やめて!私の細かいいいところ挙げてかないで!」

「別に、料理得意じゃないから!
君にあんな不出来なお弁当を毎日食べさせて申し訳ないくらいだから!
他の家事は、君に少しでも恩返ししたいからしてるだけで・・・。
耳かきもまだ上手にできないし・・・。」

「身長が可愛いってどういうこと?!
ち、違う!背を大きく見せたいんじゃなくて、背伸びしないと君にチューできないだけ・・・。

って、何言ってるの私。絶対言わなくてよかったよね。」

「ああ、もう隣のクラスのあの子もニヤニヤしながらこっち見てる。

お願いだからもうやめて!恥ずかしいよぉ。」

「え?好きなことは伝わった?
えっと・・・その・・・うん。
君がこんなところで色々言っちゃうくらいには好きなんだなって思った。

それでも、やっぱり自分に自信なんて持てないよ・・・。」

「あ、いや違う!もっと好きアピールしてほしいんじゃなくて!

・・・え?うん。私は君を素敵な人だと胸を張って言えるよ。」

「ん-。確かに・・・私が素敵だと思ってる人が素敵だと思ってるってことは、私は素敵?なのかな?

なんか、よくわかんなくなってきた・・・。」

「ねえ、私ってそんなに素敵?
隣のクラスのあの子よりも?
はやっ。即答だ。」

「・・・そっか。
なんか、私は私を信じることができないけど・・・。

君のことはちゃんと信じたいから。
だから、君の言うことを信じて、私もちょっとは素敵な人間だって、思えるように頑張ってみるね。」

「いつか君にふさわしい彼女だって、心から思えるように。
今日からちょっとずつ、自分のことを認めてみる。」

「だから、さ。これからも、私のこと好きって言ってくれる?

・・・ふふ。ありがとう。
君と話してると、心がすっごく楽になるよ。」

「不束者だけど、これからもよろしくね。
大好きだよ。」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【わからせ】純情彼女が自己否定しているのでわからせる
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ありまびぃばぁ
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