- 告白
- 先輩
- 職場/オフィス
- 甘々
公開日2022年10月05日 08:17
更新日2022年10月05日 12:28
文字数
1353文字(約 4分31秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
会社の先輩
視聴者役柄
後輩
場所
オフィス
あらすじ
1ヶ月前、会社の先輩に想いを伝えるも振られてしまったあなた。それからも、先輩と後輩としての関係を続けていたが…
本編
※SEは必須ではありません。
お疲れ様。
はい、差し入れの缶コーヒー。
[缶を机に置く音]
本当はちゃんとコーヒー淹れようかと思ったんだけど、君いつもこれ飲んでたよね?
やっぱり、これ気に入ってるんだ?
ん、覚えとくね。
なんか今日、忙しいらしいねー。
君の指導担当から聞いたよ?
それで、終わりそう?
もう、みんな結構帰っちゃったけど。
あと1時間くらい、か。
ほんとに君、優秀でまいっちゃうなぁ。
私にできることある?って聞こうと思ってたのに。
ん、まぁ、そのプロジェクトに参加してないから、私が手伝えることもないんだけど。
でもほら、激励の言葉をかけるとかは…ね?
できるかな、って。
あ、何かほしいものとかある?
軽く口に入れるお菓子とかなら、デスクにあるから持ってくるよ。
ん?
愛がほしい?
あー…はは。
…ないものはあげられないなぁ。
もう、冗談言えるくらい余裕あるなら大丈夫そうだね。
私も今日中にやっちゃいたい仕事あるし、そろそろ戻るか…
お互い残業頑張ろっ。
何かあったら、声かけてね。
向かいの席なんだし。
ん、それじゃ。
(少し間をあける)
あれ…え、なんで…?(小声)
へ!?あ、なんでもない!
気にしないで?
うん、大丈夫だから。
あーもう、なんで動かないの?(小声)
わっ、びっくりした。
ど、どうしたの?
あ、えーと、これは…その。
パソコンが、ね?
ちょーっと、ご機嫌ナナメみたいで。
うー…うん、見てもらってもいいかな。
[キーボード音]
え、直った!
すごい、君パソコンも詳しいんだ…
…そんな目で見ないで。
こういう…機械系、苦手なの。
あーもうっ、君の前では頼れる先輩でいたかったのに!
こんな初歩的なエラーも直せないなんて、幻滅した…よね?
え、機械オンチなのは知ってた…?
うそ、なんで?
頻繁にパソコン叩いてるし、この前スマホで電話しようとしてカメラ起動してた、って。
あれも見てたの!?
確かに、フロアにシャッター音響いてたもんね…
うぅ、恥ずかしい。
もう、笑わないでよ。
大体、君が……
はぁ…(ため息)
1ヶ月前、君が私を好きって言ってくれたとき。
私の、落ち着いてて余裕があって、優しいところが好き、って、そう言ったでしょ?
それ聞いた時にね、本当の私を好きになってくれたんじゃないんだ、って。
本当の私は、落ち着きもなくて、いつも結構いっぱいいっぱいで…君に優しかったのは、その…
君が、特別だったから。
私人見知りすごいし、男の人と話すのなんてさらにハードル高くて、事務的な感じになっちゃうから。
君と話す時は、頭の中で何回も練習してから、話しかけてたの。
君にいいところを見せたくて頑張ってたのが、裏目に出ちゃったんだなぁって思って、だから、君の告白に応えることができなかった。
あーあ、なーんだ。
全部バレちゃってたんだ。
…君、知ってたのに私のこと好きって言ったの?
自分の前でだけしっかり者でいようとしてるのが、可愛かった…?
それをあの時言ってほしかったなぁ…
え?
愛はないんじゃなかったのか、って…
あー…うーん…
あるよ。
もう、あるってば!
にやにやしながら聞き返さないで。
いじわる。
告白してきた時は、顔真っ赤にしてて可愛かったのに。
(数秒、間をあける)
んね、ちょっとだけ、抱きしめてほしいんだけど…
ん…
[衣擦れの音]
ぎゅー。
ふふ、初めて君に触れられた。
仕事…早く終わらせよ?
頑張って早く終わらせて、一緒に帰りたい。
うん…手繋いで。
そのまま君の家に、行ってもいい…かな?
お疲れ様。
はい、差し入れの缶コーヒー。
[缶を机に置く音]
本当はちゃんとコーヒー淹れようかと思ったんだけど、君いつもこれ飲んでたよね?
やっぱり、これ気に入ってるんだ?
ん、覚えとくね。
なんか今日、忙しいらしいねー。
君の指導担当から聞いたよ?
それで、終わりそう?
もう、みんな結構帰っちゃったけど。
あと1時間くらい、か。
ほんとに君、優秀でまいっちゃうなぁ。
私にできることある?って聞こうと思ってたのに。
ん、まぁ、そのプロジェクトに参加してないから、私が手伝えることもないんだけど。
でもほら、激励の言葉をかけるとかは…ね?
できるかな、って。
あ、何かほしいものとかある?
軽く口に入れるお菓子とかなら、デスクにあるから持ってくるよ。
ん?
愛がほしい?
あー…はは。
…ないものはあげられないなぁ。
もう、冗談言えるくらい余裕あるなら大丈夫そうだね。
私も今日中にやっちゃいたい仕事あるし、そろそろ戻るか…
お互い残業頑張ろっ。
何かあったら、声かけてね。
向かいの席なんだし。
ん、それじゃ。
(少し間をあける)
あれ…え、なんで…?(小声)
へ!?あ、なんでもない!
気にしないで?
うん、大丈夫だから。
あーもう、なんで動かないの?(小声)
わっ、びっくりした。
ど、どうしたの?
あ、えーと、これは…その。
パソコンが、ね?
ちょーっと、ご機嫌ナナメみたいで。
うー…うん、見てもらってもいいかな。
[キーボード音]
え、直った!
すごい、君パソコンも詳しいんだ…
…そんな目で見ないで。
こういう…機械系、苦手なの。
あーもうっ、君の前では頼れる先輩でいたかったのに!
こんな初歩的なエラーも直せないなんて、幻滅した…よね?
え、機械オンチなのは知ってた…?
うそ、なんで?
頻繁にパソコン叩いてるし、この前スマホで電話しようとしてカメラ起動してた、って。
あれも見てたの!?
確かに、フロアにシャッター音響いてたもんね…
うぅ、恥ずかしい。
もう、笑わないでよ。
大体、君が……
はぁ…(ため息)
1ヶ月前、君が私を好きって言ってくれたとき。
私の、落ち着いてて余裕があって、優しいところが好き、って、そう言ったでしょ?
それ聞いた時にね、本当の私を好きになってくれたんじゃないんだ、って。
本当の私は、落ち着きもなくて、いつも結構いっぱいいっぱいで…君に優しかったのは、その…
君が、特別だったから。
私人見知りすごいし、男の人と話すのなんてさらにハードル高くて、事務的な感じになっちゃうから。
君と話す時は、頭の中で何回も練習してから、話しかけてたの。
君にいいところを見せたくて頑張ってたのが、裏目に出ちゃったんだなぁって思って、だから、君の告白に応えることができなかった。
あーあ、なーんだ。
全部バレちゃってたんだ。
…君、知ってたのに私のこと好きって言ったの?
自分の前でだけしっかり者でいようとしてるのが、可愛かった…?
それをあの時言ってほしかったなぁ…
え?
愛はないんじゃなかったのか、って…
あー…うーん…
あるよ。
もう、あるってば!
にやにやしながら聞き返さないで。
いじわる。
告白してきた時は、顔真っ赤にしてて可愛かったのに。
(数秒、間をあける)
んね、ちょっとだけ、抱きしめてほしいんだけど…
ん…
[衣擦れの音]
ぎゅー。
ふふ、初めて君に触れられた。
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頑張って早く終わらせて、一緒に帰りたい。
うん…手繋いで。
そのまま君の家に、行ってもいい…かな?
クレジット
ライター情報
主に男性向けシチュエーションボイスの台本を投稿していきます。
◇フリー台本に関して
使用ルール等はありませんので、自由に使っていただいて構いません。
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただくことも問題ありません。性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
ご使用の際の許可は必要ありませんが、【台本:ミフジ】の記載をお願いいたします。
有償利用(有料プランでの公開または有料音声作品としての販売)の際は、お手数ですが事前にご連絡ください。また、可能であれば完成データをいただけますと幸いです。
この場合の有償利用に、収益を伴う媒体での無料公開は含みません。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡、ご相談ください。
【連絡する】からメールにてご連絡いただけます。また、Twitter DMからもご連絡可能です。
Twitterアカウント:@mifujimifuji
pixiv ID:85397484
◇フリー台本に関して
使用ルール等はありませんので、自由に使っていただいて構いません。
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただくことも問題ありません。性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
ご使用の際の許可は必要ありませんが、【台本:ミフジ】の記載をお願いいたします。
有償利用(有料プランでの公開または有料音声作品としての販売)の際は、お手数ですが事前にご連絡ください。また、可能であれば完成データをいただけますと幸いです。
この場合の有償利用に、収益を伴う媒体での無料公開は含みません。
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