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【甘々・ツンデレ】年が近い義理の母をからかって、いちゃいちゃするだけのお話
written by Cybistar
  • 甘々
  • ツンデレ
  • 母親
  • 義母
  • 若妻
  • 人妻
  • ラブラブ
  • からかい
公開日2023年03月17日 17:00 更新日2023年03月18日 00:14
文字数
1854文字(約 6分11秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
義理の母親
視聴者役柄
義理の息子
場所
現代日本
あらすじ
父の再婚により、歳の近い義理の母親と一緒に暮らすことになったあなた。再婚から3年が経っても父とあなたはどこかまだ余所余所しく、義母はそれを寂しく感じていた。そんなある日、あなたと義母はいつものように二人で夕飯を食べていたのだが…
本編
【あなたの家】

[SE:あなたが帰宅する]

あっ!
おかえりなさい
部活お疲れ様!

晩ご飯はもうできてるけど、今食べる?

……汗かいたから先にシャワー?
わかった!
それじゃ、カバンとか道具はここに置いといて
あ、上着もそのままでいいよ
キミがシャワーしてる間に部屋に持ってっとくから

え?
いやいや、疲れてるだろうし遠慮しなくて大丈夫だよ
ほら、カバンは私にちょうだい

あっ、ちょっと!
行っちゃった……

風邪ひかないように、上がったらちゃんと髪乾かすんだよ!





――――――
【暫く経った後、食卓にて】

じゃーん!
今日はクリームシチューを作ってみました!
お鍋いっぱいに作ってあるから、沢山食べて温まってね!
キミの好きな白身魚のフライもあるよ〜

ん?どうしたの?
ケチャップがない?

あっ、ごめんね!
いつもフライにはタルタルソースかけてるから、てっきり今日もそれだけでいいのかと思ってた
今はケチャップの気分なのね

ちょっと待ってて、取ってくる!
…えっ、あ…いやいや、いいよ!
キミは座ってて!
さっき冷蔵庫に入れた麦茶も冷えた頃だし、ケチャップと一緒に持ってくるから

あっ、ちょっと!
いいって言ってるのに…
……ありがとう

それじゃあ、頂きます

……美味しい?
ふふっ、よかった〜
やっぱり料理はできたてが一番美味しいからね

[SE:あなたが箸を落とす]

あら
大丈夫?
服汚れたりしてない?

そっか
落としちゃった箸洗ってくるね

これくらいは私がやるからキミは遠慮しなくていいの!
学校と部活で疲れてるんだから…って、あっ!

[SE:あなたが自分の箸を洗う]

なんで……私が洗うって言ってるのに

自分が落とした箸だからとか、そうじゃなくって!

あぁー、もう!!
もっと私に甘えなさい!
これじゃあ母親じゃなくてただの家政婦じゃない!

もう夫婦になって3年も経つのに、お父さんもキミも、相変わらずお客様みたいに気遣っちゃってさ
二人とも、私のことを考えてそうしてくれてるんだろうけど……こっちからすると、ずーっと家族として認められてない感じで寂しいの

お父さんは毎日残業続きで全然一緒に過ごせないし、キミはなんでも自分でやっちゃうから私の出る幕がないし
…少しは母親らしいことさせてよ

やっぱり、まだ親として足りない所があるのかな?
不満があったら、なんでも言って
私も、ちゃんとキミのお母さんになりたいの

…えっ
いや、年齢は別に…関係ないでしょ
親にしては若すぎるって言ったって、キミより一回りは上なんだから
他は?

……もしかして、それだけ?
じゃあ、私の性格とかキミへの接し方が嫌っていうわけじゃないの?
……本当?
そ、そっか
それならよかった……のかな
私、本当のお母さんの代わりにはなれなくても、少しでもお父さんとキミの支えになりたいって思ってたから…

え?……食べさせてくれるの?
あ、う、うん

あーん………んん、美味しい
えへへ……ありがと

…って、そうじゃなくて!
これだと母親じゃなくて彼女でしょ!
キミが私を甘やかしてどうするの

こういう場合は、お母さんの私がキミに優しく食べさせてあげるの!
ほら、あーん……

[SE:あなたが自分で食べ出す]

あっ、こら!
なんで自分で食べちゃうんだよー

……はっはーん、わかった
キミ、照れてるんでしょ?

ふふ……必至で否定しちゃって、さては図星だな?
歳が近くて母親に見えないってことは……一人の異性として見えてるってこと…なんだよね
可愛いとこあるじゃん♡

ほら、顔そらさないであーんして
あーん……
全く、家族なんだから恥ずかしがることないのに
意外とシャイなんだね

キミがぱくっ!て食べてくれるまで、ずっと顔の前にスタンバイさせとこっかな〜

おっ!

ようやく食べてくれたね
どうどう?
お母さんが食べさせてくれたシチュー、美味しい?

へへ……よかった!
キミの母親として、ちょっと自信ついて来たかも

うん?なに?
飲み物?
飲み物ならそこの麦茶か、お水入れてくるけど……って、ちょっと!
何やってるの!

それ私のコップ!

な、なんで……

何か飲みたいなら、自分のコップで飲めばいいじゃない!
なんで私のやつで飲んだのよ…

うっ……
家族だから恥ずかしがることないとは言ったけど……
だってそれは………うぅ………

違うよ!
私は……別に、キミのこと意識してなんかいないもん!
じゃあなんでって、その……えーっと……

か、感染症!
感染症にかかるといけないから、家族でもコップの使い回しはしちゃいけないの!

貸して、もうそのコップは洗ってくるから!
いいえ!今度こそ私がやります!

もう!
お母さんを困らせるようなことばっかりして!

(少し小声になる)
……でも、ありがとね
打ち解けるきっかけを作ってくれて

(普通の声量に戻す)
ううん、なんでもない!

ほら、早く食べないと折角いっぱい作ったのに全部冷めちゃうぞー

残したら、許さないんだからね


――END――
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【甘々・ツンデレ】年が近い義理の母をからかって、いちゃいちゃするだけのお話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
Cybistar
ライター情報
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