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キョンシーと化したニート妹とふたりだけハロウィン
written by 白上
  • ラブラブ
  • 甘々
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1130文字(約 3分46秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者役柄
場所
指定なし
本編
(お兄ちゃんの部屋に突撃して)
おにーいちゃんっ! はっぴーはろうぃーん!!!!! いえー!!!!!!!!! ふぅー↑

いたずらしないといたずらしちゃうぞ~……え? ハロウィンはもう終わった? だって、通販で頼んだコスプレ衣装が間に合わなかったんだもん! ハロウィンやりたかったんだもん……!

イベントは大切だよ、お兄ちゃん。仕事とか学校とかより大切だね。だから僕とハロウィンしよ……? ……してくれるの? やったー!

ふたりだけのハロウィンだね。……ね、この服可愛い? 好き? ……可愛いでしょ、えへ~。可愛さを追求して、スカートのを選んでみたんだよ。
キョンシーなんだけど、お札(ふだ)で視界が悪くなるから、なんかその自由がきかないところがある意味キョンシー感あるよね。

シャッターチャンスだよ、お兄ちゃん。撮らなくていいの? 妹の発育……じゃなかった、成長を記録するって意味でもさ。思い出が形としても残るように。個人的にも楽しんでいいけど。

コスプレを見せるのはお兄ちゃんにだけだよ。ネットの僕のファンのみんなにも他の誰にも見せてあげない。だから独り占めしてね。

……そう言えばお兄ちゃん、キョンシーもね、ひとのこと噛むんだって。だから僕もお兄ちゃんの首噛んでもいい? ……だめなの? まぁ噛んじゃうんだけどね。

(にじり寄りながら)
……うん? 脳が腐ってるから、キョンシーには知性ナイヨ? 理性もないね。だからだめとか良いとか、僕にはわからないもん。

(抱きつきながら)
ぎゅー……。ん、良いことと悪いことの区別はつかないけど、お兄ちゃんのことだけはわかるよ。それだけわかってたら十分だよ。

(首にキスをします)
ん……お札邪魔……ちゅ、ちゅっ。……倫理的にとか、知らないもん。ネットリテラシーとコンプラだけで良いもん。現実との接点はお兄ちゃんだけで良いよ。
僕の人生設計、お兄ちゃんと結婚するしかないから。だから早くいたずらして責任取ってね……?

ハロウィンだからお菓子食べるよ。お兄ちゃんがお菓子ね。いたずらしないなら僕がいたずらしちゃう。お兄ちゃんのこと幸せにしてあげる。

(次の文章の塊の最後でお札をめくってキスをされます)
……あっ、逃げないで。お菓子は逃げちゃだめ……え? お菓子じゃないの? お兄ちゃんもキョンシー……え、ちょっと待ってこっち来ないで待ってお兄ちゃ……ん、んん……っ。

(女の子という感じで)
……お、お兄ちゃん、妹に手を出したら、ほんとはだめなんだよ……? 僕は、その気にさせておいてやっぱりだめとかは言わないし、お兄ちゃんなら、お兄ちゃんとなら良いけど……本気だけど。

(勇気を出して言ったんだなとわかるような呼吸音の後に)
……お母さんもお父さんも、遠くに買い物に行ってくるって言ってたよ。だから、ふたりきりだね……?

僕、お兄ちゃんの彼女のコスプレがしたいな……?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
キョンシーと化したニート妹とふたりだけハロウィン
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
白上
ライター情報
男性向けフリー台本を書いています。有償のご依頼にもとても憧れがあります…!
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