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【ヤンデレ】男には興味がないと思っていた妹の彼女に、恋人になるように迫られて…
written by Cybistar
  • 告白
  • 少女
  • 百合
  • 年下
  • 妹の彼女
  • バイセクシャル
  • 脅迫
公開日2022年11月17日 00:00 更新日2022年11月17日 00:06
文字数
1889文字(約 6分18秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
視聴者の妹の彼女
視聴者役柄
妹が一人いる、普通の男子学生
場所
男子学生(視聴者)の家
あらすじ
妹と女性同士のお付き合いをしている少女と、二人に理解を示して優しく見守っているあなた。ある日、あなたがバイトから帰って部屋で眠っていると、男性には興味が無いと思っていた妹の彼女が部屋に来て、自分の恋人になるように迫ってきて…
本編
【あなたの家】

ふぅ〜、ふぅ〜……

粗熱は取ったけど、まだまだ結構熱いね

ちゃんと冷まさないと火傷しちゃうかも

ふぅ〜、ふぅ〜……

はむっ!

んん、生地もサクサクして美味しい〜

焼き加減ばっちりだね

[SE:あなたが帰って来て玄関のドアを開ける]

あっ、どうも!

お邪魔してます

この匂いがなんだか気になりますか?

実は、私達エッグタルトを作ってたんです

今さっき丁度出来上がったところなんですけど、おにーさんも一緒に食べませんか?

出来たてだから、柔らかくてとっても美味しいですよ!

……そ、そうですね、ごめんなさい

朝からバイトで疲れてますし、お菓子食べるような気分じゃないですよね

おにーさんの分は冷蔵庫で冷やしておくので、お腹が空いた時に食べてみて下さいね!

あっ、それか私が後でおにーさんを起こすついでに部屋に持っていきましょうか?

今あまり寝過ぎると、夜寝れなくなっちゃいますし

……どうしたの?

あはは、心配し過ぎだって!

おにーさんに限って、私に手を出したりなんかないよ

だって、私達が恋人として仲睦まじく過ごしてるのを一番間近で見守ってきて、理解してくれてるんだから

……え?

あ、はは……私を守ろうとしてくれるのは有難いけど、ちょっと怖い言葉が聞こえたような…

自分のおにーさんなんだから、もっと信じてあげないと可哀想だよ

実の兄妹なんだからもっとお互いを…って!

あっ、ちょっと待ってください!

……おにーさん、部屋に戻ってっちゃった

私のせいで、機嫌悪くさせちゃったのかも……どうしよう

……あ、ありがとう

言い方はちょっと厳しめだったけど、私のことを大切に想ってくれてることは十分伝わったよ

えへへ……あなたと付き合っててよかった

でも、後でちゃんとおにーさんに謝らないとね





――――――
【夕方、あなたの部屋】

おにーさん……

ぐっすり眠っちゃって……赤ちゃんみたいで可愛い♡

………

あれ、起きちゃったんですか?

……何してるんだ、って見てわかりませんか?

本当はもう日が暮れちゃったので起こしに来たんですけど…

おにーさんがあまりにも気持ち良さそうに寝てたから、私もちょっとだけご一緒させて頂いてたんです

さっきは私が変なことを言ったせいでおにーさんに不快な思いをさせてしまって、本当にごめんなさい

私、どうしてもそのことを謝っておきたくて

……あれ、おにーさん?

ふふ、まだ目がとろんとしてる

朝早くからのバイトでかなり疲れちゃってるんですね

それじゃあ、さっきのお詫びも兼ねて私がおにーさんを癒やしてあげますね

手を繋いで、二人で向かい合って……

お互いの吐息で、温まりましょうね

……え?なんですか?

あー
大丈夫ですよ、これくらい

特に自分から言い出すこともないので、周りの人は勘違いしてるみたいですけど…

私、別に男の人が苦手とか嫌いっていうわけじゃないんです

男性も女性も、私は平等に愛したいので

それに、この方がおにーさんに警戒されないで近づけますし

ふふ……そうです

私、おにーさんのことも大好きなんですよ

いつも私達のことを気持ち悪がったりせず、暖かく見守ってくれて

さっきみたいなことがあって嫌な気持ちになっても、自分で抱え込むだけで絶対に私やあの子にはそれをぶつけないでいてくれてますから

ただ…いつもそんな風に健気で優しいおにーさんと接する度に、段々あの子と同じくらいおにーさんのことも好きになっていて

おにーさんとも、そういう仲になりたいなって思ってたんです

私とおにーさんが会う時はいつもあの子やご両親もいるので中々チャンスがなくて、苦労したんですよ?

でも、今日は家に私達以外誰もいなくて、丁度こうやっておにーさんと部屋で二人きりになれる口実ができたのでとてもラッキーでした♪

えへへ……

ここまで行ったら、次に私がお願いすることも、聞いてくれますよね?

…はい

私と、恋人になってください♡

……あの子のことは、考えないで

…違います

おにーさんはただ、「恋人になる」って言うだけでいいんです

……そんなにあの子のことが気になるなら、今ここで大声をあげて呼んであげましょうか?

「おにーさんを起こそうとしたら襲われた」って…

普段からおにーさんを疑ってるあの子のことだから、私の言葉を信じ込んじゃうでしょうね

それで、さっき言ってたような怖いことを本当にやっちゃったりして…

そうなったら、あなたもあの子ももう元の生活には戻れませんね

ふふ……わかりますか?

あなたはもう、私の言うことに従うしかないんです

ほら……私と恋人になるって言ってください

早くしないと、あの子が来ちゃうかも…

……

ふふ、よくできました♪

暫くは秘密の関係になると思いますが、少しずつ段階を踏んで、いずれあの子にも受け入れてもらいますから

そうしたら、3人で仲良く愛し合いましょうね

恋人として、これからよろしくお願いします、おにーさん♡


――END――
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ヤンデレ】男には興味がないと思っていた妹の彼女に、恋人になるように迫られて…
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
Cybistar
ライター情報
主にpixivでフリー台本を投稿している、Cybistarと申します。

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