- ヤンデレ
- わからせ
- 監禁
- からかい
- お嬢様
- 使用人
公開日2022年12月27日 18:30
更新日2022年12月26日 03:24
文字数
2698文字(約 9分0秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
名家の血筋の生意気なお嬢様
視聴者役柄
屋敷に仕える使用人
場所
現代日本
あらすじ
金持ちの屋敷に使用人として仕えているあなたと、そのあなたを「召使い」と呼んでいつも小馬鹿にしてくるお嬢様。ある日あなたが使用人を辞めて自立しようと家主の父親に相談していると、それをお嬢様が聞いていて…
お嬢様の年齢設定は、マセた小学生〜(過保護な金持ちの家によくいる)精神的に少し幼い高校生くらいのイメージです。
お嬢様の年齢設定は、マセた小学生〜(過保護な金持ちの家によくいる)精神的に少し幼い高校生くらいのイメージです。
本編
【お嬢様の屋敷】
あー、お腹空いたー!
おーい、召使い!
ご飯まだー?
召使いってばー!
ご主人様が呼んでるんだぞー!
おーい!
[SE:あなたがお嬢様の所へ駆け寄る]
お、やっと来た!
随分遅かったじゃん、召使いのくせに
……召使いじゃなくて、使用人?
そんなのどっちでもいいでしょ!
何て呼ぼうが、あんたがこの家でアタシの命令に従って働いてるってことには変わりないんだしさ〜
っていうか、そんな事より夜ご飯まだ〜?
なんか今日テニスのコーチめっちゃ厳しくて、普段そんなことしないのに居残りで1時間くらい特訓させられたんだよ?
もうすぐ大会あるから、とかアタシはそんなのどーでもいいつってんのに
パパに言いつけてコーチ変えてやろうかと思ったけど、そのパパが今回は優勝しか許さん!とか言って勝手に燃えちゃってて、聞く耳持たないのよ…
あー、どうしよ!
アタシこの後2階の防音室でピアノの個人レッスンもあんのに、もう腕上げらんないって!
だからさ〜、今日はもう具合悪くなったことにしてピアノ休むから、ちょっと早いけど厨房に夜ご飯作るように言って来てくんない?
……えー、なんでよー!
アタシが自分で言いに行ったら、どうせ習い事サボりたいだけの仮病だからダメ、って突っぱねられるんだもん
……はぁー!?
本当に仮病だから仕方ない、じゃないし!
仮病じゃないっての!
マジでもう血管はち切れるんじゃないかってくらい、腕パンパンになってるんだから!
ほら、ここ触ってみ!
………
……あれ?
なんか顔が赤くなってるけど
もしかして、照れてる?
あっはは!
ちょっとアタシの腕に触れただけでそんなに恥ずかしがるとか、あんたってピュアすぎでしょ!
あんた、もう30近いんだよ?
おじさんなんだよ、お・じ・さ・ん!
なのに、これくらいで恥ずかしがって顔逸らしちゃうとか…
そんなんだと、いつまで経っても結婚なんかできないぞー!
それどころか、一生うちの召使いとして、今みたいに惨めに生きていくことになっちゃうんだよ!
ま、なんの取り柄もないあんたを雇ってくれる所なんて、うち以外にあるワケないんだけどね〜
ぷぷっ!
………
あー、はいはい!
ごめんなさーい
いい歳して女子に対する免疫ゼロのおじさんからかうのが楽しくて、つい弄りすぎちゃいました〜
ちゃんと反省するんで、さっさとピアノの先生に今日は無理って伝えて、厨房に夜ご飯作るように言って来て下さーい
……なに、パパに大事な用って
どうせあんたのことだから、給料上げろーとかで、大した話じゃないんでしょ
ほら、召使いがご主人様の命令聞かないで自分勝手なことばかりする、ってそのパパとママに言いつけちゃうよ?
ぶつぶつ文句言ってないで、早く行ってきて!
――――――
【暫く後、屋敷の廊下】
あー、召使いのやつ!
本当に腕痛いのに、仮病使おうとしてたとか先生に嘘つきやがって!
お陰で筋肉痛の演技してるだけつって怒られたし……あいつ、マジで有り得ないんだけど!
……なんか、噂をすればあいつの冷淡で嫌〜な声が聞こえるような…
………
いや、やっぱり聞こえる!
それもパパの書斎の方から…
大事な用って言ってたけど、何の話してるんだろ…
………
……うちの召使いを辞める?
いやいや、まさか……
……親や家族を安心させるためにも、自立して家庭を持ちたい…って
…ど、ど、ど、どーしよ!
本当に辞めるなんて聞いてないし!
や、やだ!
やだやだやだ!
なんとかしないと……
なんとかして、召使いを引き止めないと…
………
――――――
【翌日、お嬢様の部屋】
[SE:あなたが部屋のドアをノックする]
入っていいよ
[SE:あなたが部屋のドアを開ける]
おはよー、召使い
急に呼び出しちゃってごめんね
早速で申し訳ないんだけどさ…
あんたさぁ…アタシに言ってないことあるよね?
……いやいや、わからないとかじゃなくて
………
はぁ……もういいって、その白々しい態度
あんた、うちを辞めるつもりなんでしょ?
昨日廊下歩いてたら、偶々パパと話してるの聞こえて来てさ
……自立して家庭が持ちたいんだっけ?
ちょっと女の子と肌が触れただけで、顔真っ赤にしちゃうヘタレのくせに?
………なんで?
なんでそんな馬鹿なこと考えたの?
………
アタシが言ってたのはただの冗談だって!
いっつもダメダメなあんたにもっとやる気出して働いてほしいから、このままじゃ結婚できないとか一生惨めなままとか言って煽ってただけ
普段から言ってるけどさ、あんたがこの家の召使いを辞めても行く宛なんかどこにもないんだよ?
もし今の生活に文句があるなら、アタシがパパに言ってあんたが満足できるように変えてあげる!
だから、うちを辞めて他の仕事探すなんて言わないで、ずっとここでアタシの召使いやっててよ
召使いって呼び方が嫌なら、ちゃんと使用人って呼ぶようにするからさ
ね?
………
ふーん
一応次の仕事の目当ては付けてあるんだ
もう、あんたはアタシを捨ててこの家から出ていく気しかないってことね
わかった
……護衛さん達、入ってきて
[SE:ドアが開き、複数人の護衛がドカドカと入ってくる]
……さっき言った通り、こいつをあそこまで運んで
[SE:あなたが抵抗する]
暴れたって無駄だよ
その護衛さん達は皆元々軍人とか格闘技の選手だったから、ただの召使いのあんたとは比べ物にならないくらい強いの
あーあ、ほら…喋ってる間にもう取り押さえられちゃった
じゃあ、皆で地下まで行っちゃおっか!
――――――
【薄暗い地下室】
[SE:牢屋に鍵をかける]
よし、もう皆元の所に戻っていいよ!
わざわざありがとねー
……召使い、まだ生きてる?
一応息はしてる、って感じ?
ふふっ
ここに来るまでも何回か暴れてたけど、その度に護衛さん達にボコボコにされてたもんね
大人しく従えばまだちょっと元気だったかもしれないのに
まあ、本当にヤバそうだったらちゃんとお医者さんに来てもらうから
…あんたがちゃんと、この地下牢で奴隷として暮らせるようにね
……え?何?声かすれててよく聞こえないんだけど
……こんなこと、パパが許すわけないって?
あっはは、大丈夫だよ!
だってこの牢屋、パパがアタシにくれたんだもん
アタシのパパって、いつもは正義感の強い真っ直ぐな人、って感じだけど…
裏ではここに自分の言う事を聞かない人とか気に入らない政治家さんとかを閉じ込めて、結構こわ~いことやってたの
あんたがうちを辞めたい、って言った時も本当はすぐここに入れたかったけど、いきなり地下牢に閉じ込めたらアタシが悲しむから、って悩んでたんだって
だから昨日の夜、アタシからあんたをここに入れたいって頼んだら、すんなりOKしてくれたんだ
…ふふ、よかったね
あんたはもう、召使いでも使用人でもなくて、うちの一家公認の奴隷なんだよ
家族とか結婚とかそんなのもう気にしないで、ただここでアタシがあんたにあげるエサを食べてればそれでいいの
いつかは出してもらえるだなんて思わないでね
死ぬまで、一生アタシが飼ってあげるから♡
――END――
あー、お腹空いたー!
おーい、召使い!
ご飯まだー?
召使いってばー!
ご主人様が呼んでるんだぞー!
おーい!
[SE:あなたがお嬢様の所へ駆け寄る]
お、やっと来た!
随分遅かったじゃん、召使いのくせに
……召使いじゃなくて、使用人?
そんなのどっちでもいいでしょ!
何て呼ぼうが、あんたがこの家でアタシの命令に従って働いてるってことには変わりないんだしさ〜
っていうか、そんな事より夜ご飯まだ〜?
なんか今日テニスのコーチめっちゃ厳しくて、普段そんなことしないのに居残りで1時間くらい特訓させられたんだよ?
もうすぐ大会あるから、とかアタシはそんなのどーでもいいつってんのに
パパに言いつけてコーチ変えてやろうかと思ったけど、そのパパが今回は優勝しか許さん!とか言って勝手に燃えちゃってて、聞く耳持たないのよ…
あー、どうしよ!
アタシこの後2階の防音室でピアノの個人レッスンもあんのに、もう腕上げらんないって!
だからさ〜、今日はもう具合悪くなったことにしてピアノ休むから、ちょっと早いけど厨房に夜ご飯作るように言って来てくんない?
……えー、なんでよー!
アタシが自分で言いに行ったら、どうせ習い事サボりたいだけの仮病だからダメ、って突っぱねられるんだもん
……はぁー!?
本当に仮病だから仕方ない、じゃないし!
仮病じゃないっての!
マジでもう血管はち切れるんじゃないかってくらい、腕パンパンになってるんだから!
ほら、ここ触ってみ!
………
……あれ?
なんか顔が赤くなってるけど
もしかして、照れてる?
あっはは!
ちょっとアタシの腕に触れただけでそんなに恥ずかしがるとか、あんたってピュアすぎでしょ!
あんた、もう30近いんだよ?
おじさんなんだよ、お・じ・さ・ん!
なのに、これくらいで恥ずかしがって顔逸らしちゃうとか…
そんなんだと、いつまで経っても結婚なんかできないぞー!
それどころか、一生うちの召使いとして、今みたいに惨めに生きていくことになっちゃうんだよ!
ま、なんの取り柄もないあんたを雇ってくれる所なんて、うち以外にあるワケないんだけどね〜
ぷぷっ!
………
あー、はいはい!
ごめんなさーい
いい歳して女子に対する免疫ゼロのおじさんからかうのが楽しくて、つい弄りすぎちゃいました〜
ちゃんと反省するんで、さっさとピアノの先生に今日は無理って伝えて、厨房に夜ご飯作るように言って来て下さーい
……なに、パパに大事な用って
どうせあんたのことだから、給料上げろーとかで、大した話じゃないんでしょ
ほら、召使いがご主人様の命令聞かないで自分勝手なことばかりする、ってそのパパとママに言いつけちゃうよ?
ぶつぶつ文句言ってないで、早く行ってきて!
――――――
【暫く後、屋敷の廊下】
あー、召使いのやつ!
本当に腕痛いのに、仮病使おうとしてたとか先生に嘘つきやがって!
お陰で筋肉痛の演技してるだけつって怒られたし……あいつ、マジで有り得ないんだけど!
……なんか、噂をすればあいつの冷淡で嫌〜な声が聞こえるような…
………
いや、やっぱり聞こえる!
それもパパの書斎の方から…
大事な用って言ってたけど、何の話してるんだろ…
………
……うちの召使いを辞める?
いやいや、まさか……
……親や家族を安心させるためにも、自立して家庭を持ちたい…って
…ど、ど、ど、どーしよ!
本当に辞めるなんて聞いてないし!
や、やだ!
やだやだやだ!
なんとかしないと……
なんとかして、召使いを引き止めないと…
………
――――――
【翌日、お嬢様の部屋】
[SE:あなたが部屋のドアをノックする]
入っていいよ
[SE:あなたが部屋のドアを開ける]
おはよー、召使い
急に呼び出しちゃってごめんね
早速で申し訳ないんだけどさ…
あんたさぁ…アタシに言ってないことあるよね?
……いやいや、わからないとかじゃなくて
………
はぁ……もういいって、その白々しい態度
あんた、うちを辞めるつもりなんでしょ?
昨日廊下歩いてたら、偶々パパと話してるの聞こえて来てさ
……自立して家庭が持ちたいんだっけ?
ちょっと女の子と肌が触れただけで、顔真っ赤にしちゃうヘタレのくせに?
………なんで?
なんでそんな馬鹿なこと考えたの?
………
アタシが言ってたのはただの冗談だって!
いっつもダメダメなあんたにもっとやる気出して働いてほしいから、このままじゃ結婚できないとか一生惨めなままとか言って煽ってただけ
普段から言ってるけどさ、あんたがこの家の召使いを辞めても行く宛なんかどこにもないんだよ?
もし今の生活に文句があるなら、アタシがパパに言ってあんたが満足できるように変えてあげる!
だから、うちを辞めて他の仕事探すなんて言わないで、ずっとここでアタシの召使いやっててよ
召使いって呼び方が嫌なら、ちゃんと使用人って呼ぶようにするからさ
ね?
………
ふーん
一応次の仕事の目当ては付けてあるんだ
もう、あんたはアタシを捨ててこの家から出ていく気しかないってことね
わかった
……護衛さん達、入ってきて
[SE:ドアが開き、複数人の護衛がドカドカと入ってくる]
……さっき言った通り、こいつをあそこまで運んで
[SE:あなたが抵抗する]
暴れたって無駄だよ
その護衛さん達は皆元々軍人とか格闘技の選手だったから、ただの召使いのあんたとは比べ物にならないくらい強いの
あーあ、ほら…喋ってる間にもう取り押さえられちゃった
じゃあ、皆で地下まで行っちゃおっか!
――――――
【薄暗い地下室】
[SE:牢屋に鍵をかける]
よし、もう皆元の所に戻っていいよ!
わざわざありがとねー
……召使い、まだ生きてる?
一応息はしてる、って感じ?
ふふっ
ここに来るまでも何回か暴れてたけど、その度に護衛さん達にボコボコにされてたもんね
大人しく従えばまだちょっと元気だったかもしれないのに
まあ、本当にヤバそうだったらちゃんとお医者さんに来てもらうから
…あんたがちゃんと、この地下牢で奴隷として暮らせるようにね
……え?何?声かすれててよく聞こえないんだけど
……こんなこと、パパが許すわけないって?
あっはは、大丈夫だよ!
だってこの牢屋、パパがアタシにくれたんだもん
アタシのパパって、いつもは正義感の強い真っ直ぐな人、って感じだけど…
裏ではここに自分の言う事を聞かない人とか気に入らない政治家さんとかを閉じ込めて、結構こわ~いことやってたの
あんたがうちを辞めたい、って言った時も本当はすぐここに入れたかったけど、いきなり地下牢に閉じ込めたらアタシが悲しむから、って悩んでたんだって
だから昨日の夜、アタシからあんたをここに入れたいって頼んだら、すんなりOKしてくれたんだ
…ふふ、よかったね
あんたはもう、召使いでも使用人でもなくて、うちの一家公認の奴隷なんだよ
家族とか結婚とかそんなのもう気にしないで、ただここでアタシがあんたにあげるエサを食べてればそれでいいの
いつかは出してもらえるだなんて思わないでね
死ぬまで、一生アタシが飼ってあげるから♡
――END――
クレジット
ライター情報
主にpixivでフリー台本を投稿している、Cybistarと申します。
ゆるボイ!では、pixivに投稿した台本(R-18指定作品は除く)と同じものを投稿していく予定です。
特に台本について厳しい拘りなどはないので、当サイトのルールに従って頂ければどんなアドリブ・アレンジ・改変もして頂いて構いません!
台本を使用される際はTwitterのDMで一言頂けると幸いです(是非、作品を拝聴させて頂きたいです)。但し、ルールではなくただの願望なので強制ではありません。
ゆるボイ!では、pixivに投稿した台本(R-18指定作品は除く)と同じものを投稿していく予定です。
特に台本について厳しい拘りなどはないので、当サイトのルールに従って頂ければどんなアドリブ・アレンジ・改変もして頂いて構いません!
台本を使用される際はTwitterのDMで一言頂けると幸いです(是非、作品を拝聴させて頂きたいです)。但し、ルールではなくただの願望なので強制ではありません。
有償販売利用の条件
台本を使用した音声作品の有料販売のような商用利用の場合は事前・事後どちらでも構わないので、必ず使用報告を行って下さい。報告が無かった場合は、台本の無断使用及び盗作と看做します。
利用実績(最大10件)
Cybistar の投稿台本(最大10件)