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【百合】【2人用声劇台本】ゆりふわ3!~ゆるゆるふわふわ百合物語~
written by ニクキューP
  • 百合
  • ボクっ娘
  • 学校/学園
  • ラブラブ
  • 告白
  • カップル
  • 癒し
公開日2023年05月11日 21:45 更新日2023年05月24日 21:28
文字数
10781文字(約 35分57秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
2 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
「彼氏いない歴=年齢」の瑠奈《るな》と「ダメ男ホイホイ」の結衣《ゆい》の仲良しJDゆるふわ会話劇の第3話

数年ぶりに会った瑠奈と結衣。感動の涙を流す結衣ですが、瑠奈はいたって冷静でした。
果たして彼女たちに何が起きたのでしょうか。

<補足>
・本シナリオは、ほぼ長ゼリフが無いので、噛み辛い作品となっていますが、時々トラップがあるので気をつけましょう。
・瑠奈、結衣、2人の掛け合いをテンポ良く、そして、楽しんで演じて頂けたら嬉しいです。

・何ヶ所か(エセ)関西弁が入りますが、2人とも東京の人間です。彼女たちに騙されないようにしましょう。
・途中、間を2秒ほど取るタイミングがありますので、そこで一息ついて、次の会話に備えましょう。

・物語中に、ほんの少し百合表現、性的描写がありますので苦手な方はご注意ください。
・キャスト様の本作声劇を聞かせて頂いた際、より良いシナリオとするために内容を修正する場合があります。あらかじめご了承ください。


瑠奈《るな》
大学一年生
「彼氏いない歴=年齢」
初めての彼女(お試し)が結衣。ボーイッシュでサバサバした性格。
スレンダー体形(カップサイズは秘密)
結衣とはお試しで付き合っている(恋愛経験がないため、暫くお試しで付き合いたい)


結衣《ゆい》
大学一年生?
恋愛が長続きしないゆるふわ天然キャラ、そして「ダメ男ホイホイ」
男よりも瑠奈と付き合いたい。瑠奈のことが大好きで、グイグイと、そして可愛く誘惑する。

そして、男が振り返って二度見するほどの巨乳を持つ
瑠奈とはお試しで付き合っている(瑠奈のことが好きすぎて早くお試しを脱したい)
本編
結衣M:やっほー! 結衣です!
結衣M:みんな、久しぶりだね! 元気にしてた?
結衣M:前作の公開が2021年2月14日バレンタインデー。
結衣M:時のたつのは早いですね。もう1年以上がたってしまいました。
結衣M:ようやく私たちの新しい物語が始まります。
0: ――(間)
結衣M:ところで、この物語、見たことも聞いたこともない人は、まーさーか居ないと思うけれど、
結衣M:もし、もし初見さんがいらしたら、シリーズ1作目から聞いてもらえたら、もっと楽しめると思うよ!
結衣M:おっと、ただの独り言なのに、うっかり宣伝しちまったぜ。ごめんごめん。
結衣M:ところで、ボクの最愛の恋人、瑠奈。
結衣M:長い間会ってない訳だけれど、浮気とかしていないかな?
結衣M:瑠奈のことだから大丈夫だとは思うけれど、ボクのことを忘れちゃってるんじゃないかって心配だよー。
結衣M:お試しの付き合いとか言ってるレベルの話じゃないよ。
結衣M:お試しで終わらせる気?
結衣M:そんなのボク許さないからね。まったくもう!
結衣M:放置プレイにもほどがあるよ。ぷんすこ。
結衣M:あ、瑠奈がキャンパスを歩いてる!
結衣M:会いたかったよー!
0: ――(間)
結衣M:と言う訳で、皆様、お待たせいたしました。
結衣M:ゆりふわ3《スリー》
結衣M:ゆるゆるふわふわ百合物語
結衣M:本編、始まります。
0: ――(間:泣きながら瑠奈に駆け寄る結衣)
結衣:うわあああんっ! るなー!
0: ――(間: 反応薄い瑠奈)
瑠奈:あ、結衣。おはよ、どしたの?
結衣:うすっ! 反応うすっ! どしたの、え、そんだけ? どんだけ? 反応薄すぎだよ
瑠奈:反応薄い? 何の話?
結衣:ちょ、ちょちょちょ……ちょいちょいちょい! 久しぶりに会った彼女に対して冷たくない?
瑠奈:久しぶり? 何が?
結衣:え、ええええええっ?! な、何が……だと?
瑠奈:だって、本当にわからないんだもん。私と結衣に久しぶりな要素が見つからない
結衣:ボク! まさに久しぶりな要素はボク、このボクだよ!
瑠奈:へ?
結衣:へ? じゃないよ! お試しとはいえ、1年以上も会えなかった彼女に、やっと会えたんだよ?
瑠奈:1年以上って、何が?
結衣:だーかーら! お試し2日で、それ以来会っていないってこと!
瑠奈:へ?
結衣:へ?
瑠奈:何言ってるの? 今日が3日目じゃない
結衣:へ?
瑠奈:へ?
結衣:え、待って待って待って?
瑠奈:うん、待つ
結衣:待つな! むしろ、これ以上待てない
瑠奈:自分で待ってって、言ったんじゃない。結衣ってば情緒不安定?
結衣:ちな、昨日、私たち何してた?
瑠奈:昨日……? 私のファーストキスを結衣に奪われ……って、何を言わせるのよ!
結衣:え? ファーストキス
瑠奈:そう。ファーストキス。何回も言わせないで恥ずかしい
結衣:ちな、私たち大学何年生?
瑠奈:1年生
結衣:え、もしかして留年?
瑠奈:ちょっと冗談やめてよ! 結衣はともかく、私は留年なんてしないわよ
結衣:ひどいっ!
瑠奈:さっきからどうしたのよ?
結衣:どうやら瑠奈の時間が止まってたみたいだ
瑠奈:うっそ?!
結衣:じゃなきゃこの状況説明つかないよ!
瑠奈:私の時間が止まっていたんじゃなくて、結衣の妄想が進んだだけでしょ?
結衣:妄想とかひどい!
瑠奈:きっと夢でも見ていたんじゃない?
結衣:なんでだー
瑠奈:余程リアルな夢でも見ていたのかな。落ち込みが激しい笑
結衣:そんなあああああ……
瑠奈:まあ、留年してなかったんだから良かったじゃない
結衣:そう、よかったー。……って違あうよー!
瑠奈:結衣、ノリツッコミがキレッキレだね
結衣:嬉しくないよ!
瑠奈:そっか笑
0: ――(間 2秒)1
結衣:ちな、昨日会ったばかりって、私たちお試し何日目?
瑠奈:だから、3日目って言ってるじゃない
結衣:な、ななな、なんですと?
瑠奈:何が?
結衣:ちな、今日何年何月何日?
瑠奈:何よ? どっかのタイムスリップ系のSFみたいなこと聞かないでよ
結衣:いいから!
瑠奈:2021年2月15日
結衣:うおおおおおおおおーーー! ちょとおおおおおっ?!?!?!
0: ――(冷静な瑠奈)
瑠奈:んー。結衣、スマホ見せて?
結衣:何を言っているんだい瑠奈、いくら、お試しの恋人同士だと言ってもプライバシーってものがあるんだぜ?
瑠奈:違うよ、そう言うことじゃなくて、スマホの時計を見たら今の時間がわかるでしょ?
結衣:なんだ、ヤキモチかと思って喜んじまったぜ
瑠奈:どこをどう解釈したら、この状況からヤキモチって発想になるのよ
結衣:ちぇー
瑠奈:いいから、スマホ
結衣:はい
瑠奈:そうそう、最初から素直に渡せばいいのよ
結衣:えへへへへ
0: ――(スマホを結衣に差し出す)
瑠奈:っと。……ほら、これでどう?
結衣:ああー--っ! 2021年2月15日なってるやんかー!
瑠奈:どう、納得した?
結衣:スマホの時計が、一年以上前に変わっとる……ありえん
瑠奈:変わってないよ。スマホは嘘をつかないよ笑
結衣:なんだよー。一年ぶりに瑠奈に会えた感動を味わってるのは、ボクだけってことかー。泣ける
瑠奈:え、もしかして結衣、未来から来たとか言う?
結衣:あ、そうかも
瑠奈:それはすごい!
結衣:え、なんで?
瑠奈:だってさ、それって未来のことがわかるってことじゃない?
結衣:まあ、そう言うことになるかな
0: ――(興奮する瑠奈)
瑠奈:ってことは、今から上がる株とかさ、競馬《けいば》の万馬券とかさ、ボロ儲けじゃないっすか
結衣:なななんと?! ぐへへへへ
瑠奈:そのゲス顔、キモいからやめなさい
結衣:おっと、いけねえ
瑠奈:ついに結衣もお金持ちだね!
結衣:まかせろ! ちゃんと瑠奈にも山分けするね!
瑠奈:やった! で、次に行われる競馬《けいば》の着順は?
結衣:え。ボク競馬《けいば》に興味なかった。しょぼんぬ
瑠奈:おいこら、じゃあ、株は?
結衣:株も興味なさげ
瑠奈:おい政経学部《せいけいがくぶ》、しっかりしろ
結衣:ほら、大学は瑠奈に会いに来てるから
瑠奈:ごまかすなっ! 他に何かないの?
結衣:うーーーーーーーん。わからん
瑠奈:なぜ?! たのむよ未来人!
結衣:ボクの頭に未来の情報が全くなかった
瑠奈:おいっ! それ未来人の意味ないな
結衣:未来人の意味無かった。むしろ数年、年取っただけだった
瑠奈:切ねえ
結衣:ボクは瑠奈より仮想的年上やん
瑠奈:年上の女
結衣:色気たっぷりやな
瑠奈:数年分の色気が全く感じられへんな
結衣:え、ひど
瑠奈:しゃあないな。まあ、それが結衣やしな
0: ――(間 2秒)2
結衣:こんなボクでも好きでいてくれるかい?
瑠奈:うん、好きだよ
結衣:るなああああああっ! しゅき! しゅきしゅきしゅき!
瑠奈:お、おう
結衣:ちょ、そこはボクに乗っかって感動するところやろ
瑠奈:すまん、乗っかれなかった。正直者のワイやった
結衣:普通なら、ゆいー僕も好きだよームギューちゅっちゅペロペロじゅるじゅるもみもみレロレロ……って流れやろ
瑠奈:なるかっ! どんな流れやねん! しかも途中明らかにおかしい効果音入っとるがな!
結衣:おっといけねえ、思わず願望が出ちまったぜ
瑠奈:欲望ダダ漏れ案件。結衣は、数年たっても結衣なのはわかった
結衣:あはははっ。瑠奈への愛は永遠やからな
瑠奈:もー。照れるからやめて
結衣:えへへ。揉む?
瑠奈:ドコをだ
結衣:おっぱい
瑠奈:言い切んなよ
結衣:ちぶさ
瑠奈:表現変えてもダメ。むしろ音がエロい
結衣:もう、瑠奈のえっちい!
瑠奈:どっちがだ!
結衣:え、瑠奈、興奮して大丈夫? おっぱい揉む?
瑠奈:だから揉まないってば。すぐエロの方向に持っていこうとするんだから。まったくもう
結衣:エロ、それは、ボクの使命だから仕方がないのだよ
瑠奈:え、何に対する使命よ
結衣:全世界の瑠奈結衣ファンのみなさま
瑠奈:そんなんドコに居るん?
結衣:すぐそこ
瑠奈:どこ?
結衣:だから、すぐそこ。おーい!
瑠奈:ドコに向かって手を振ってるの? 怖いからやめて
結衣:はあい
瑠奈:素直だな
結衣:ボクは瑠奈の言うことだったら何でも聞くよ! おっぱいだって差し出すよ
瑠奈:おっぱいを捧《ささ》げよ!
結衣:おっぱいを捧《ささ》げよ!
瑠奈:え、これ、どっかで聞いたことない?
結衣:あーね、なんか皮膚がむけたデカい巨人がモリモリ出てくる……
瑠奈:それ以上言わなくてよろしい
結衣:お、大人の事情ってヤツかい?
瑠奈:それな
結衣:わかる
瑠奈:そのおっぱいを捧げよから、結衣、ずっと自分のおっぱい握りしめてるけどやめな?
結衣:おっといけねえ
瑠奈:とんだ痴女だな
結衣:揉む?
瑠奈:だから揉まないってば、ことごとく揉ませようとしないで!
結衣:いや、これだけ言っておけばワンチャンあるかなって
瑠奈:ないよっ!
結衣:そんな全否定しなくてもおー、お試しとは言え付き合ってるんだしぃ。うぇーん
瑠奈:ごめんて、言い過ぎた。泣かないで
結衣:うっうっ、泣き止むから、揉ませて?
瑠奈:何をだ何を!
結衣:え、揉むと言ったら私の、揉ませてと言ったら瑠奈のおっぱいに決まってるじゃないかー。わかってるくせにー。やだなー
瑠奈:決まってないし、揉ませない!
結衣:ええー。けーちけーち。瑠奈のけーち!
瑠奈:子供か!
結衣:むしろ赤ちゃんの頃に戻って、瑠奈のおっぱいちゅぱちゅぱしたい
瑠奈:欲望丸出しの赤子やな
結衣:かわいいやろ
瑠奈:かわいい通り越して恐怖やわ
結衣:ひど
瑠奈:少なくともお試し期間中はだーめ
結衣:えー。お試し期間って、いつまでなの? いついついつ? マジ待てない
瑠奈:だから結衣の欲望が、落ち着くまでだってば
結衣:落ち着かないよ?
瑠奈:言い切った
結衣:だって、1年後の世界から来たボクの欲望が収まってないんだぜ?
瑠奈:そうだった
結衣:どやっ!
瑠奈:ドヤるな
0: ――(間 2秒)3
結衣:でもさー、私が未来人って言っても瑠奈驚かないね。信じてないの?
瑠奈:んー、どうだろ
結衣:どうだろ、って信じてないの?!
瑠奈:いやいや、そう言う訳じゃなくてさー
結衣:どういう意味?
瑠奈:なんか、どうでも良いって言うか、うん、どうでもいい
結衣:ひどっ!
瑠奈:え、なんで?
結衣:だって、ボクのこと、どうでも良いってことじゅあーん
瑠奈:そうじゃなくてさ、結衣は結衣でしょ?
結衣:へ、どゆこと?
瑠奈:結衣が、未来人だろうが、現代人だろうが、結衣は結衣でしょ?
結衣:え?
瑠奈:私は、結衣が結衣だったら受け入れられるから
結衣:それは、ボクのおっぱいを揉むってことかい?
瑠奈:それは違う
結衣:即否定いただきました。ありがとうございます
瑠奈:いえいえ、どういたしまして
結衣:もしかして、今、ボク感動するところを逃した?
瑠奈:やな、欲望に負けたな
結衣:くそー、キスのチャンスを逃したぜ
瑠奈:今のやり取りの中で、キスのタイミングがどこか教えてくれ
結衣:ないか
瑠奈:ないな
結衣:じゃあ、おっぱい揉まれるの我慢するからキスしよ?
瑠奈:なんだその不安定なトレードオフは
結衣:じゃあボクはどうすればいいんだよぉ!
瑠奈:本当に不安定だった
結衣:瑠奈のおっぱいを揉めない、ボクのおっぱいも揉んでくれない、ボクは一体、どうすればいいんだ!
瑠奈:どうもしなくてええんやで
結衣:そうだった
瑠奈:やな
結衣:瑠奈のガードが固すぎてワイむせび泣く
瑠奈:まーな。鉄壁のガードやからな
結衣:だってー、ボクは瑠奈のいる世界の1年後からきてるんだよ?
瑠奈:そうみたいだね
結衣:ってことはさー
瑠奈:うん
結衣:ボク的には付き合って1年ってことじゃない?
瑠奈:お、そう来たか
結衣:って、ことはだよ?
瑠奈:うん
結衣:ボクたちとしても、付き合って1年ってことになるんじゃないか?
瑠奈:……は?
結衣:わからへんかな
瑠奈:わからへんな
結衣:だーかーら、ボクからしたら瑠奈と付き合って1年で、お試し期間も、とーーーっくに終わってて、ムギューちゅっちゅペロペロじゅるじゅるもみもみレロレロって……
瑠奈:ならんな
結衣:ならんかー
瑠奈:むしろ、そうなる要素がわからんな
結衣:このわからずやっ!
瑠奈:情緒不安定かっ!
結衣:だってさー、せめてお試しくらい取ってもよくない? ……ね?
瑠奈:無理だよー。結衣は1年でも、私には、まだ3日なんだから
結衣:この格差よ
瑠奈:わかる
結衣:だって、お試しって試されてるみたいじゃない?
瑠奈:いや、試してるんだよ?
結衣:え、そうなん?!
瑠奈:そうなん。むしろ、付き合って3日で、お互い呼び捨てしてること自体がミラクル案件だよ
結衣:え、そうなん?!
瑠奈:そうだよ。私、友達のこと呼び捨てで呼んだことないもん
結衣:そ、そうなん?!
瑠奈:だから、そうだってば。そ、そうなん3回繰り返してるけれどコピペかっ!
結衣:作者の怠慢《たいまん》やな
瑠奈:やな
結衣:じゃ、ボクは瑠奈の初めてを奪ったってこと?!
瑠奈:言い方!
結衣:そっかそっかー。えへへへへ
瑠奈:満足した?
結衣:いや全然
瑠奈:真顔やめて
0: ――(間 2秒)4
結衣:ボクは、瑠奈から、性的な初めてを奪いたいんだよ! 性的なっ!
瑠奈:なぜに2回言う
結衣:大事なことですから
瑠奈:欲望ダダ漏れ案件やな
結衣:わかる
瑠奈:少しは否定しなよ
結衣:いややっ! ワイは瑠奈の初めてを奪うんやっ!
瑠奈:……いや、もう奪ったでしょ?
結衣:え、何を?
瑠奈:え、言わせる?
結衣:だって、わからんちん
瑠奈:………………キス(小声)
結衣:え?
瑠奈:だから……………………キス
結衣:え?
瑠奈:もう、聞こえてるでしょ!
結衣:えへへ。バレたか
瑠奈:もー
結衣:じゃあ、次はディープキスだ!
瑠奈:……え?
結衣:ムギューちゅっちゅペロペロじゅるじゅるもみもみレロレロ
瑠奈:おい3回目
結衣:だめ?
瑠奈:ダメでしょ。言葉の途中、おっぱい揉まれてる感あるし
結衣:あはは、バレてた
瑠奈:バレてるよ。もう
結衣:ちなみに言っとくけど、ペロペロは、おっぱいペロペロだからね!
瑠奈:やめなさい
結衣:えー、いいじゃーん
瑠奈:だから、お試し3日目でディープキスは無理だってば!
結衣:やる前に無理って言うの良くないよ! それに結衣は瑠奈と付き合ってから数年だってるもん!
瑠奈:私は3日目なの! それに、もっともらしく言ってるけど、あなた言ってること滅茶苦茶だからね?
結衣:じゃあ、おっぱいにそっと触れるだけでいいから、手のひらで包み込むだけでいいから、ね?
瑠奈:いーや
結衣:ええやん、減るもんじゃなし
瑠奈:ダメだって。もう結衣の思考がおっさんなってる
結衣:実はボク、女の子の着ぐるみの中に、おっさん入ってるねん
瑠奈:わかる
結衣:納得した……!
瑠奈:だって、言うこと、おっさんとしか思えないもん
0: ――(間 2秒)5
結衣:えへへ。ところで、瑠奈って何カップ? ぐふふ
瑠奈:おっさん度増した!
結衣:おっぱい揉めないんだったら、カップサイズ教えてもろて妄想で揉もうかと
瑠奈:変態!
結衣:そんなに誉めんなよ
瑠奈:誉めた要素が全くないのだが
結衣:瑠奈から言われる変態は、最上級の誉め言葉なんや
瑠奈:おかしいおかしい
結衣:恋人同士の慣れ合い最高やな
瑠奈:慣れ合ってないが?
結衣:うそ?
瑠奈:ほんと
結衣:おっちゃん、最上級の譲歩《じょうほ》なんや。お願いや、カップサイズ教えてくれ
瑠奈:必死すぎて引くな……
結衣:いいからおーしーえーてー! 何カップ?
瑠奈:しかたないなあ……
結衣:うんうん、何カップ?
瑠奈:何カップって、競馬《けいば》のレース名じゃないんだから、もう
結衣:じらさないでよー、は、や、く!
0: ――(声がうわずる瑠奈)
瑠奈:うー-----ん、び、B?
結衣:B?!?!?! ほんとに?!
瑠奈:あ、えーー-っと。びー…………よりのA
結衣:あーね
瑠奈:なにそれ?
結衣:BよりのA、よりのA、よりA。と言うことで納得した
瑠奈:段階的に略さないで
結衣:よりA……言い方、可愛くない?
瑠奈:全然可愛くないよ
結衣:まあ、ボクの瑠奈に限って、Bは無いと思ってたから安心したぜ
瑠奈:偏見《へんけん》やめい
結衣:まあ、よりとは言え、Bに近いから良いじゃない? 揉ませて
瑠奈:今、何かドサクサに紛れてなんか言った?
結衣:何も言っていないよ。揉ませて
瑠奈:揉ませないよ?
結衣:あ! ヤバい心の声が漏れていたようだ
瑠奈:大々的に漏れてたね。むしろ叫んでたね
結衣:せっかく漏れてたのに拒否られて悲ぴい。ね、ちょっとだけ、揉ませて、さきっぽだけ、お願い。
瑠奈:マジ、おっさんやん、だーめ
結衣:いいじゃーん、女同士なんだしい! ちょっとした慣れあいだよう!
瑠奈:結衣に女同士と言われても、説得力無いなあ。中身おっさんだしなあ
結衣:ええやん、おっちゃんに揉ませぇや。いくらや? いくら払えばええんや?
瑠奈:金払ってでも揉みたいんか!
結衣:おう、瑠奈のおっぱいを揉むためなら、銀行強盗でも何でもやったるわっ!
瑠奈:私のおっぱいのために犯罪に手を染めないで
結衣:だってさー。おっぱいは安らぎだよ。安らぐよ。母性だよ
瑠奈:母性かあ……まあ、それは確かに
結衣:瑠奈も、安らぎたいときは いつでも言ってね。おっぱい差し出すから。むしろ脱ぐから。生で行って。グイッと
瑠奈:差し出さなくていいってば。もうアルコールの一気飲みみたいになっちゃってるよ
結衣:飲みサー
瑠奈:2人飲みサーとか寂しすぎる
結衣:寂しくないもん! 瑠奈が居たら何もいらないもん!
瑠奈:健気か!
結衣:わかる。健気。ボク、健気!
瑠奈:認めるんかい
結衣:認めるよー、だってボク瑠奈のためだったら死ねるもん
瑠奈:そんな大げさな笑
結衣:いや、ほんとだってー
瑠奈:死ぬな、生きろ
結衣:生きゆ!
瑠奈:そう言うところ可愛いよね
結衣:わーい、瑠奈にほめられた! もう死んでもいい
瑠奈:死ぬな、生きろ
結衣:生きゆ!
瑠奈:この流れ、どこかで……
結衣:デジャヴ
瑠奈:なんとっ!
0: ――(結衣語、思うの短縮形おも)
結衣:だけど死ぬなら、瑠奈のぺったんこの胸の中で死にたいとおも
瑠奈:ぺったんこは余計だ
結衣:ごめん、思わず本音でちった。てへ
瑠奈:おい、少しはフォローしろ
結衣:ちっぱい最高! ちっぱおっぱい!
瑠奈:全然フォローになってないよ?
結衣:ボクの最大の愛情表現だお!
瑠奈:はあ、まったくもう
結衣:てへぺろ
瑠奈:久しぶりのてへぺろ頂いた
結衣:久しぶりにてへぺろ出してみた
瑠奈:かわいいな
結衣:いやん照れる
瑠奈:あっ! 結衣、前見て! 水たまり! 危ない!
結衣:うきゃあ!
瑠奈:さっ……と。ほら、気をつけなさいよね
結衣:うわ、瑠奈、咄嗟《とっさ》に支えになってくれるとかイケメン、きゃ!
瑠奈:まあな。ほら、手!
結衣:ありがちょ。……あれ? よろり
瑠奈:……え?
結衣:……あ
瑠奈:触った?
結衣:触った……
瑠奈:不可抗力なら仕方ないか……まったくもう
結衣:お、おう……と言うか瑠奈?
瑠奈:なあに?
結衣:あんね。瑠奈のおっぱいから無機質な感触があったのだけども
瑠奈:え?
結衣:……え?
瑠奈:ま、まさか
結衣:瑠奈せんせー、異物混入事件です! おっぱいに異物混入してます!
瑠奈:そ、そんなバカな!
結衣:おっぱいのそれとは違う感触が、まだボクの手のひらに!
瑠奈:き、気のせいだよ!
結衣:いや、おっぱい研究歴20年のボクが言うからには間違いない!
瑠奈:そうか、結衣は私より1つ上だった
結衣:未来人やからな
瑠奈:わいの秘密が未来人にバレるとは……不覚!
結衣:ええんやで。そう言う見栄っ張りなお前が好きなんや
瑠奈:はあ、結衣が そう言うなら、もういいか。そうなの、いつもブラにパッド入れてるの
結衣:ってことは?
瑠奈:何?
結衣:BよりのA,ならぬ、AよりのAA、もしくは、AAよりのAAA《えーえーえー》
瑠奈:やめてー! どこかのパフォーマンスグループみたいになっとるやん!
結衣:略して、よりのAAA《とりぷるエー》……瑠奈、長いよ。A多すぎて、これじゃ略した感が何もないよ
瑠奈:うるさいうるさいうるさい!
結衣:あははっ! でも好き
瑠奈:もう! 好きって言えば何でも許されると思って!
結衣:だって、ボク、瑠奈が許してくれなくても瑠奈が好きだからな
瑠奈:男前か!
結衣:わかる
瑠奈:まったくもう
結衣:えへへ
0: ――(間 2秒)6
瑠奈:ほーんと、結衣には驚かされてばかりだよ
結衣:そっかなー?
瑠奈:そうだよ。ホントに悔しい
結衣:あははっ! 悔しがる瑠奈が可愛すぎてつらい
瑠奈:そんなこと言われたって嬉しくないんだからね!
結衣:あはははっ! ウケる
瑠奈:ねえ、結衣?
結衣:なあに?
瑠奈:結衣って、ホント小さくてかわいいよね
結衣:突然なにさー! 可愛くなんてないよ!
瑠奈:可愛いかどうかは、結衣じゃなくて私が決めるのだよ
結衣:突然、瑠奈がイケメンなってる。どした?
瑠奈:何でもない。何となく思っただけ
結衣:ちなさー。ボク、ちっこいから瑠奈の顔見るのに、ずっと上向いてなきゃいけなくて疲れるんだよ
瑠奈:別に顔なんて見なくていいよ
結衣:イヤ! みたい!
瑠奈:仕方ないなあ。じゃあ、上向いて歩いて。危ないから手繋ごう
結衣:わーい!
瑠奈:ガン見すんなし
結衣:いや、こんな機会、滅多に無いから良く見とかないと
瑠奈:まったく……じゃあ、背伸びでもする?
結衣:おう!
瑠奈:少し近くなった?
結衣:うん! めっちゃフラフラして不安定だけど(笑)
瑠奈:不安定か……じゃあ
結衣:ん?
0: ――ちゅは口頭でOK。リップ音は不要・
瑠奈:腰をかかえて……よいしょっと(間1秒)ちゅ
結衣:え、え?
瑠奈:えへへ
結衣:ええー?! なに? なに? 何が起こったの?
瑠奈:なーんも起きてないよ-
結衣:いや、なんも起きてなくなくない。あれ、あれ?
瑠奈:混乱している結衣が、可愛い事案発生中
結衣:瑠奈の唇と、私の唇がくっついて……ぷにゅって柔らかくて……これって、キス?!
瑠奈:あはははっ! ウケる
結衣:ふわわわわわ。まだ、恋人お試し期間中だから、そう言うサービスはやっておりませんって瑠奈言ってたのに! これじゃ、2話の逆パターンじゃないか!
瑠奈:2話?
結衣:あ、いや、何でもない
瑠奈:なんそれ
結衣:と言うことは、お試し……
瑠奈:期間だよ?

結衣:おいこらちょっと待て。
瑠奈:待つ。
結衣:いやいやいやいや、違うでしょ。
瑠奈:何がよ。
結衣:だって、この流れは当然……
瑠奈:当然?
結衣:お試し期間終了の流れでしょ!
瑠奈:うーーーん、どうだろ。
結衣:どうだろ。ですって?! って?!
瑠奈:だって、だって、まだ3日目だよ? たった3日間だけでお試し期間終了はちょっと……

結衣:僕にとっては何年もたってるんだよ! もう待てないよ!
瑠奈:そんなこと言われてもなー。
結衣:……はっ! そうだ!
瑠奈:なんだ?!
結衣:ちょっと前に、お試し期間終了って、ムギューちゅっちゅペロペロじゅるじゅるもみもみレロレロ、解禁ってストーリー展開だった気がするけど気のせい?
瑠奈:う、うん。気のせい……だよ。
0:
0:――裏情報(ここから)>
0: 某配信アプリのサービス終了に伴って、お試し期間終了、正式にお付き合いするストーリー展開に
0: なっていたことがありました。題名「ゆりふわ the Final」
0: つまり某配信アプリに合わせて、ゆりふわは一旦、最終回を迎えた訳です。
0: そして、この時の記憶のカケラが瑠奈、結衣に残っているのですが、瑠奈は無かったことにしたようです。
0:――裏情報(ここまで)>
0:
結衣:そっかー。そうなのかー。なんか納得いかないけどしゃあないか。
瑠奈:うむ、しゃあない。
結衣:しゃあなくない!
瑠奈:精神不安定かっ!
0:なきそうになる
結衣:だってーだあってー! りゅなー!!
瑠奈:今回は私からキスしたでしょ。少しずつ、少しずつやっていこ? ね?
結衣:そうだった! キスしてもらったんだった! わあいっ!
瑠奈:まったくもう。笑
結衣:って、ことで。
瑠奈:って、ことで?
結衣:きちゅのアンコールを強く要求する!
瑠奈:え? アンコールなんてないよ?
結衣:やだやだー! さっきのは突然だったから忘れちゃったー! アンコール!アンコール!
瑠奈:アンコールはございません。本日1回限りのサービスとなります。
0:京都弁ぽく
結衣:いややいやや、キッスしてえなあ!
瑠奈:いや、もう恥ずかしすぎて無理だってば。
結衣:じゃあ、僕からだったらいーい?
瑠奈:あーーー、うん……いい、よ?
結衣:よっしゃあああああああああああ!!!!!
瑠奈:こらこら。力入りすぎ。怖いよ?笑
結衣:いいからいいから、瑠奈、かがんで?
瑠奈:あ、うん……なんか照れちゃうな。
結衣:やーん。目を閉じてる瑠奈もかわいいー!
瑠奈:やーめーて!
0:イケメン風に
結衣:じゃ、いくよ。瑠奈
瑠奈:う、うん。
結衣:えへっ。うーーーん、れろっ
瑠奈:んっ?! え?! なにっ?! 何が起きたの?!
結衣:てへへ。おいちかった。レロレロ
瑠奈:ちょっとー?! 舌入れてくるとか聞いてない!!!
結衣:あははっ、入れないとも言ってないぞよ?
瑠奈:そういうことじゃなくて、もー!
結衣:まあまあ、今日はこれで勘弁してあげる。笑

瑠奈:付き合って3日目なのに、ペース早すぎでしょ
結衣:僕にとっては遅いくらいだよー。待ちに待ったレロレロちゅっちゅだよー。
瑠奈:まったくもう……
結衣:で、どうだった?
瑠奈:何が?
結衣:おい、とぼけるな!
瑠奈:とぼけてないよ? 何が?
結衣:このうそちゅきが! 僕とのレロレロちゅっちゅどうだった?! って言ってるの!
瑠奈:あ、あーーーね。うん。
結衣:何が、うんなの?
瑠奈:うーーーん、気持ちよかった……かな。
結衣:気持ちよかったとな?!
瑠奈:な、なによ?
結衣:えへへー。瑠奈のえっちー!
瑠奈:なによー! 結衣には負けるわよ!
結衣:えへへ。瑠奈を僕色に染めてあげるね!
瑠奈:それ恐怖しかないんだけど。
結衣:俺についてこい!
瑠奈:なんか、かっこいい!
結衣:だろ?
瑠奈:でもキスの件があるから素直に喜べない。
結衣:あははっ! 瑠奈かわいいな。

瑠奈:まったくもう。ゆっくり長く仲良く付き合っていこ?
結衣:そっか。そだね。ボクも瑠奈とは、長く付き合いたい
瑠奈:ゆっくり長くだからね!
結衣:わかってるよー。
瑠奈:まだ、お試しなんだからね!
結衣:はいはい。
瑠奈:はいはい。って、ちゃんと聞いてるの?!
結衣:はいはい。聞いてるよ。
瑠奈:はいは、1回!
結衣:はいはい。はい。
瑠奈:もう、3回になってるじゃない笑
結衣:えへへ。瑠奈、だーーーい好き!
0:(間1秒 エンディング)
結衣M:と、言う訳で、不本意ながら、依然お試し期間は続いています。
結衣M:まだお試し3日目と聞いたときは、めまいがしたけれど。
結衣M:でも、瑠奈とだったら長くながーーーく付き合えると思うんだ!
結衣M:みんなも僕と瑠奈のこと応援してね!
結衣M:じゃあ、いつものいくよ!
0:間1秒 心をこめて
結衣M:瑠奈、だあいすきっ!
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【百合】【2人用声劇台本】ゆりふわ3!~ゆるゆるふわふわ百合物語~
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ニクキューP
ライター情報
猫と初音ミクを溺愛しているライターです。
コメディ、日常、メンヘラ、そして百合&ライトBL
ゆるふわ台本多め
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