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ゆりふわ THE FINAL ~ゆるゆるふわふわ百合物語~【女声2名】
written by ニクキューP
  • 百合
  • 癒し
  • 告白
  • からかい
  • カップル
  • ラブラブ
  • 学校/学園
  • 甘々
  • お姉さん
  • 同級生
公開日2024年02月24日 18:00 更新日2024年02月28日 22:47
文字数
11260文字(約 37分32秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
2 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
やっほー! 結衣です! みんな、久しぶりだね! 前作の公開が2021年2月。

え、これが最終回?!
いやもーやめてよねー。久しぶりの登場が最終回って、ありえなくない?
とりま、この話を見たことが無い人は、いないと思うけど、もし居たらシリーズ1作目から読んでね!

~~~

「彼氏いない歴=年齢」の瑠奈と「ダメ男ホイホイ」の結衣の仲良しJDゆるふわ会話劇
久しぶりに会った瑠奈と結衣。感動の涙を流す結衣ですが、瑠奈はいたって冷静でした。果たして彼女たちに何が起きたのでしょうか。

・本シナリオは、ほぼ長ゼリフが無いので、噛み辛い作品となっていますが、時々トラップがあるので気をつけましょう。
・瑠奈、結衣、2人の掛け合いをテンポ良く、そして、楽しんで演じて頂けたら嬉しいです。
・何ヶ所か(エセ)関西弁が入りますが、2人とも東京の人間です。彼女たちに騙されないようにしましょう。
・途中、間を2秒ほど取るタイミングがありますので、そこで一息ついて、次の会話に備えましょう。
・物語中に、ほんの少し百合表現、性的描写がありますので苦手な方はご注意ください。

瑠奈《るな》
大学一年生
「彼氏いない歴=年齢」
初めての彼女(お試し)が結衣。ボーイッシュでサバサバした性格。
スレンダー体形(カップサイズは秘密)
結衣とはお試しで付き合っている(恋愛経験がないため、暫くお試しで付き合いたい)

結衣《ゆい》
大学一年生?
恋愛が長続きしないゆるふわ天然キャラ、そして「ダメ男ホイホイ」
男よりも瑠奈と付き合いたい。瑠奈のことが大好きで、グイグイと、そして可愛く誘惑する。

そして、男が振り返って二度見するほどの巨乳を持つ
瑠奈とはお試しで付き合っている(瑠奈のことが好きすぎて早くお試しを脱したい)
本編
結衣M:ゆりふわ ザ ファイナル
結衣M:ゆるゆるふわふわ百合物語

結衣M:プロローグ

結衣M:やっほー! 結衣です!
結衣M:みんな、久しぶりだね! 元気にしてた?

結衣M:前作の公開が2021年2月14日バレンタインデー。
結衣M:時のたつのは早いですね。

結衣M:ようやく私たちの新しい物語が始まります。

結衣M: ――(間)
結衣M:って、この話が最終回?!
結衣M:いやもーやめてよねー。久しぶりの登場が最終回って、ありえなくない?

結衣M:ところで、この物語、見たことも聞いたこともない人は、まーさーか居ないと思うけれど、
結衣M:もし、もし初見の方がいらしたら、シリーズ1作目から見てもらえたら、もっと楽しめると思うよ!
結衣M:たくさんのキャストさんが、いろんな結衣、瑠奈を演じてくれてるんだ!

結衣M:おっと、ただの独り言なのに、うっかり宣伝しちまったぜ。ごめんごめん。

結衣M:ところで、ボクの最愛の恋人、瑠奈。

結衣M:会ってない間、浮気とかしていないかな?
結衣M:瑠奈のことだから大丈夫だとは思うけれど、ボクのことを忘れちゃってるんじゃないかって心配だよー。

結衣M:お試しの付き合いとか言ってるレベルの話じゃないよ。
結衣M:お試しで終わらせる気?
結衣M:そんなのボク許さないからね。まったくもう!

結衣M:放置プレイにもほどがあるよ。ぷんすこ。

結衣M:あ、瑠奈がキャンパスを歩いてる!

結衣M:会いたかったよー!
結衣M:と言う訳で、皆様、お待たせいたしました。

結衣M:ゆりふわ ザ ファイナル
結衣M:ゆるゆるふわふわ百合物語

結衣M:本編、始まります。

: ――(間:泣きながら瑠奈に駆け寄る)
結衣:「うわあああんっ! るなー!」

: ――(間: 反応薄い瑠奈)
瑠奈:「あ、結衣。おはよ、どしたの?」
結衣:「うすっ! 反応うすっ! どしたの、え、そんだけ? どんだけ? 反応薄すぎだよ」

瑠奈:「反応薄い? 何の話?」
結衣:「ちょ、ちょちょちょ……ちょいちょいちょい! 久しぶりに会った彼女に対して冷たくない?」

瑠奈:「久しぶり、何が?」
結衣:「え、ええええええっ?! な、何が……だと?」

瑠奈:「だって、本当にわからないんだもん。私と結衣に久しぶりな要素が見つからない」
結衣:「ボク! まさに久しぶりな要素はボク、このボクだよ!」

瑠奈:「へ?」
結衣:「へ? じゃないよ! お試しとはいえ、1年以上も会えなかった彼女に、やっと会えたんだよ?」

瑠奈:「1年以上って、何が?」
結衣:「だーかーら! お試し2日で、それ以来会っていないってこと!」

瑠奈:「へ?」
結衣:「へ?」

瑠奈:「何言ってるの? 今日が3日目じゃない」

結衣:「へ?」
瑠奈:「へ?」

結衣:「待って待って待って?」
瑠奈:「うん、待つ」

結衣:「待つな! むしろ、これ以上待てない」
瑠奈:「自分で待ってって、言ったんじゃない。結衣ってば情緒不安定?」

結衣:「ちな、昨日、私たち何してた?」
瑠奈:「昨日……? 私のファーストキスを結衣に奪われ……って、何を言わせるのよ!」

結衣:「え? ファーストキス」
瑠奈:「そう。ファーストキス。何回も言わせないで恥ずかしい」

結衣:「ちな、私たち大学何年生?」
瑠奈:「1年生」

結衣:「え、もしかして留年?」
瑠奈:「ちょっと冗談やめてよ! 結衣はともかく、私は留年なんてしないわよ」

結衣:「ひどいっ!」
瑠奈:「さっきからどうしたのよ?」

結衣:「どうやら瑠奈の時間が止まってたみたいだ」
瑠奈:「うっそ?!」

結衣:「じゃなきゃこの状況説明つかないよ!」
瑠奈:「私の時間が止まっていたんじゃなくて、結衣の妄想が進んだだけでしょ?」

結衣:「妄想とかひどい!」
瑠奈:「きっと夢でも見ていたんじゃない?」

結衣:「なんでだー」
瑠奈:「余程リアルな夢でも見ていたのかな。落ち込みが激しい(笑)」

結衣:「そんなあああああ……」
瑠奈:「まあ、留年してなかったんだから良かったじゃない」

結衣:「そう、よかったー。……って違あうよー!」
瑠奈:「結衣、ノリツッコミがキレッキレだね」

結衣:「嬉しくないよ!」
瑠奈:「そか」

: ――(間 2秒)1

結衣:「ちな、昨日会ったばかりって、私たちお試し何日目?」
瑠奈:「だから、3日目って言ってるじゃない」

結衣:「な、なんですと?!」
瑠奈:「何が?」

結衣:「ちな、今日何年何月何日?」
瑠奈:「何よ? どっかのタイムスリップ系のSFみたいなこと聞かないでよ」

結衣:「いいから!」
瑠奈:「2021年2月15日」

結衣:「うおおおおおおおおーーー! ちょとおおおおおっ?!?!?!」

: ――(冷静な瑠奈)
瑠奈:「んー。結衣、スマホ見せて?」

結衣:「何を言っているんだい瑠奈、いくら、お試しの恋人同士だと言ってもプライバシーってものがあるんだぜ?」
瑠奈:「違うよ、そう言うことじゃなくて、スマホの時計を見たら今の時間がわかるでしょ?」

結衣:「なんだ、ヤキモチかと思って喜んじまったぜ」
瑠奈:「どこをどう解釈したら、この状況からヤキモチって発想になるのよ」

結衣:「ちぇー」
瑠奈:「いいから、スマホ」

結衣:「はい」
瑠奈:「そうそう、最初から素直に渡せばいいのよ」

結衣:「えへへへへ」

: ――(スマホを結衣に差し出す)
瑠奈:「っと。……ほら、これでどう?」

結衣:「ああー--っ! 2021年2月15日なってるやんかー!」
瑠奈:「どう、納得した?」

結衣:「スマホの時計が、一年以上前に変わっとる……ありえん」
瑠奈:「スマホは嘘をつかないよ(笑)」

結衣:「なんだよー。一年ぶりに瑠奈に会えた感動を味わってるのは、ボクだけってことかー。泣ける」
瑠奈:「え、もしかして結衣、未来から来たとか言う?」

結衣:「あ、そうかも」
瑠奈:「それはすごい!」

結衣:「え、なんで?」
瑠奈:「だってさ、それって未来のことがわかるってことじゃない?」

結衣:「まあ、そう言うことになるかな」

: ――(興奮する)
瑠奈:「ってことは、今から上がる株とかさ、競馬《けいば》の万馬券とかさ、ボロ儲けじゃないっすか」

結衣:「なななんと?! ぐへへへへ」
瑠奈:「そのゲス顔、キモいからやめなさい」

結衣:「おっと、いけねえ」
瑠奈:「ついに結衣もお金持ちだね!」

結衣:「まかせろ! ちゃんと瑠奈にも山分けするね!」
瑠奈:「やった! で、次に行われる競馬《けいば》の着順は?」

結衣:「え。ボク競馬《けいば》に興味なかった。しょぼんぬ」
瑠奈:「おいこら、じゃあ、株は?」

結衣:「株も興味なさげ」
瑠奈:「おい政経学部、しっかりしろ」

結衣:「ほら、大学は瑠奈に会いに来てるから」
瑠奈:「ごまかすなっ! 他に何かないの?」

結衣:「うーーーーーーーん。わからん」
瑠奈:「なぜ?! たのむよ未来人!」

結衣:「ボクの頭に未来の情報が全くなかった」
瑠奈:「おいっ! それ未来人の意味ないな」

結衣:「未来人の意味無かった。むしろ1年、年取っただけだった」
瑠奈:「切ねえ」

結衣:「ボクは瑠奈より仮想的1つ年上やん」
瑠奈:「年上の女」

結衣:「色気たっぷりやな」
瑠奈:「1年分の色気が全く感じられへんな」

結衣:「え、ひど」
瑠奈:「しゃあないな。まあ、それが結衣やしな」

: ――(間 2秒)2

結衣:「こんなボクでも好きでいてくれるかい?」
瑠奈:「うん、好きだよ」

結衣:「るなああああああっ! しゅき! しゅきしゅきしゅき!」
瑠奈:「お、おう」

結衣:「ちょ、そこはボクに乗っかって感動するところやろ」
瑠奈:「すまん、乗っかれなかった。正直者のワイやった」

結衣:「普通なら、ゆいー僕も好きだよームギューちゅっちゅペロペロじゅるじゅるもみもみレロレロ……って流れやろ」
瑠奈:「なるかっ! どんな流れやねん! しかも途中明らかにおかしい効果音入っとるがな!」

結衣:「おっといけねえ、思わず願望が出ちまったぜ」
瑠奈:「欲望ダダ漏れ案件。結衣は、1年以上たっても結衣なのはわかった」

結衣:「あはははっ。瑠奈への愛は永遠やからな」
瑠奈:「もー。照れるからやめて」

結衣:「えへへ。揉む?」
瑠奈:「ドコをだ」

結衣:「おっぱい」
瑠奈:「言い切んなよ」

結衣:「ちぶさ」
瑠奈:「表現変えてもダメ。むしろ音がエロい」

結衣:「もう、瑠奈のえっちい!」
瑠奈:「どっちがだ!」

結衣:「え、瑠奈、興奮して大丈夫? おっぱい揉む?」
瑠奈:「だから揉まないってば。すぐエロの方向に持っていこうとするんだから。まったくもう」

結衣:「エロ、それは、ボクの使命だから仕方がないのだよ」
瑠奈:「え、何に対する使命よ」

結衣:「全世界の瑠奈結衣ファンのみなさま」
瑠奈:「そんなんドコに居るん?」

結衣:「すぐそこ」
瑠奈:「どこ?」

結衣:「だから、すぐそこ。おーい!」
瑠奈:「ドコに向かって手を振ってるの? 怖いからやめて」

結衣:「はあい」
瑠奈:「素直だな」

結衣:「ボクは瑠奈の言うことだったら何でも聞くよ! おっぱいだって差し出すよ」

瑠奈:「おっぱいを捧《ささ》げよ!」
結衣:「おっぱいを捧《ささ》げよ!」

瑠奈:「え、これ、どっかで聞いたことない?」
結衣:「あーね、なんかデカい人皮《ひとかわ》むけたのがモリモリ出てくる……」

瑠奈:「それ以上言わなくてよろしい」
結衣:「お、大人の事情ってヤツかい?」

瑠奈:「それな」
結衣:「わかる」

瑠奈:「そのおっぱいを捧げよから、結衣、ずっと自分のおっぱい握りしめてるけどやめな?」
結衣:「おっといけねえ」

瑠奈:「とんだ痴女だな」
結衣:「揉む?」

瑠奈:「だから揉まないってば、ことごとく揉ませようとしないで!」
結衣:「いや、これだけ言っておけばワンチャンあるかなって」

瑠奈:「ないよっ!」
結衣:「そんな全否定しなくてもおー、お試しとは言え付き合ってるんだしぃ。うぇーん」

瑠奈:「ごめんて、言い過ぎた。泣かないで」
結衣:「うっうっ、泣き止むから、揉ませて?」

瑠奈:「何をだ何を!」
結衣:「え、揉むと言ったら私の、揉ませてと言ったら瑠奈のおっぱいに決まってるじゃないかー。わかってるくせにー。やだなー」

瑠奈:「決まってないし、揉ませない!」
結衣:「ええー。けーちけーち。瑠奈のけーち!」

瑠奈:「子供か!」
結衣:「むしろ赤ちゃんの頃に戻って、瑠奈のおっぱいちゅぱちゅぱしたい」

瑠奈:「欲望丸出しの赤子やな」
結衣:「かわいいやろ」

瑠奈:「かわいい通り越して恐怖やわ」
結衣:「ひど」

瑠奈:「少なくともお試し期間中はだーめ」
結衣:「えー。お試し期間って、いつまでなの? いついついつ? マジ待てない」

瑠奈:「だから結衣の欲望が、落ち着くまでだってば」
結衣:「落ち着かないよ?」

瑠奈:「言い切った」
結衣:「だって、1年後の世界から来たボクの欲望が収まってないんだぜ?」

瑠奈:「そうだった」
結衣:「どやっ!」

瑠奈:「ドヤるな」

: ――(間 2秒)3

結衣:「でもさー、私が未来人って言っても瑠奈驚かないね。信じてないの?」
瑠奈:「んー、どうだろ」

結衣:「どうだろ、って信じてないの?!」
瑠奈:「いやいや、そう言う訳じゃなくてさー」

結衣:「どういう意味?」
瑠奈:「なんか、どうでも良いって言うか、うん、どうでもいい」

結衣:「ひどっ!」
瑠奈:「え、なんで?」

結衣:「だって、ボクのこと、どうでも良いってことじゅあーん」
瑠奈:「そうじゃなくてさ、結衣は結衣でしょ?」

結衣:「へ、どゆこと?」
瑠奈:「結衣が、未来人だろうが、現代人だろうが、結衣は結衣でしょ?」

結衣:「え?」
瑠奈:「私は、結衣が結衣だったら受け入れられるから」

結衣:「それは、ボクのおっぱいを揉むってことかい?」
瑠奈:「それは違う」

結衣:「即否定いただきました。ありがとうございます」
瑠奈:「いえいえ、どういたしまして」

結衣:「もしかして、今、ボク感動するところを逃した?」
瑠奈:「やな、欲望に負けたな」

結衣:「くそー、キスのチャンスを逃したぜ」
瑠奈:「今のやり取りの中で、キスのタイミングがどこか教えてくれ」

結衣:「ないか」
瑠奈:「ないな」

結衣:「じゃあ、おっぱい揉まれるの我慢するからキスしよ?」
瑠奈:「なんだその不安定なトレードオフは」

結衣:「じゃあボクはどうすればいいんだよぉ!」
瑠奈:「本当に不安定だった」

結衣:「瑠奈のおっぱいを揉めない、ボクのおっぱいも揉んでくれない、ボクは一体、どうすればいいんだ!」
瑠奈:「どうもしなくてええんやで」

結衣:「そうだった」
瑠奈:「やな」

結衣:「瑠奈のガードが固すぎてワイむせび泣く」
瑠奈:「まーな。鉄壁のガードやからな」

結衣:「だってー、ボクは瑠奈のいる世界の1年後からきてるんだよ?」
瑠奈:「そうみたいだね」

結衣:「ってことはさー」
瑠奈:「うん」

結衣:「ボク的には付き合って1年ってことじゃない?」
瑠奈:「お、そう来たか」

結衣:「って、ことはだよ」
瑠奈:「うん」

結衣:「ボクたちとしても、付き合って1年ってことになるんじゃないか?」
瑠奈:「……は?」

結衣:「わからへんかな」
瑠奈:「わからへんな」

結衣:「だーかーら、ボクからしたら瑠奈と付き合って1年で、お試し期間も、とーーーっくに終わってて、ムギューちゅっちゅペロペロじゅるじゅるもみもみレロレロって……」
瑠奈:「ならんな」

結衣:「ならんかー」
瑠奈:「むしろ、そうなる要素がわからんな」

結衣:「このわからずやっ!」
瑠奈:「情緒不安定かっ!」

結衣:「だってさー、せめてお試しくらい取ってもよくない? ……ね?」
瑠奈:「無理だよー。結衣は1年でも、私には、まだ3日なんだから」

結衣:「この格差よ」
瑠奈:「わかる」

結衣:「だって、お試しって試されてるみたいじゃない?」
瑠奈:「いや、試してるんだよ?」

結衣:「え、そうなん?!」
瑠奈:「そうなん。むしろ、付き合って3日で、お互い呼び捨てしてること自体がミラクル案件だよ」

結衣:「え、そうなん?!」
瑠奈:「そうだよ。私、友達のこと呼び捨てで呼んだことないもん」

結衣:「そ、そうなん?!」
瑠奈:「だから、そうだってば。「そ、そうなん」3回繰り返してるけれどコピペかっ!」

結衣:「作者の怠慢《たいまん》やな」
瑠奈:「やな」

結衣:「じゃ、ボクは瑠奈の初めてを奪ったってこと?!」
瑠奈:「言い方!」

結衣:「そっかそっかー。えへへへへ」
瑠奈:「満足した?」

結衣:「いや全然」
瑠奈:「真顔やめて」

: ――(間 2秒)4

結衣:「ボクは、瑠奈から、性的な初めてを奪いたいんだよ! 性的なっ!」
瑠奈:「なぜに2回言う」

結衣:「大事なことですから」
瑠奈:「欲望ダダ漏れ案件やな」

結衣:「わかる」
瑠奈:「少しは否定しなよ」

結衣:「いややっ! ワイは瑠奈の初めてを奪うんやっ!」
瑠奈:「……いや、もう奪ったでしょ?」

結衣:「え、何を?」
瑠奈:「え、言わせる?」

結衣:「だって、わからんちん」
瑠奈:「………………キス(小声)」

結衣:「え?」
瑠奈:「だから……………………キス」

結衣:「え?」
瑠奈:「もう、聞こえてるでしょ!」

結衣:「えへへ。バレたか」
瑠奈:「もー」

結衣:「じゃあ、次はディープキスだ!」
瑠奈:「……え?」

結衣:「ムギューちゅっちゅペロペロじゅるじゅるもみもみレロレロ」
瑠奈:「おい3回目」

結衣:「だめ?」
瑠奈:「ダメでしょ。言葉の途中、おっぱい揉まれてる感あるし」

結衣:「あはは、バレてた」
瑠奈:「バレてるよ。もう」

結衣:「ちなみに言っとくけど、ペロペロは、おっぱいペロペロだからね!」
瑠奈:「やめなさい」

結衣:「えー、いいじゃーん」
瑠奈:「だから、お試し3日目でディープキスは無理だってば!」

結衣:「やる前に無理って言うの良くないよ!」
瑠奈:「もっともらしく言ってるけど、あなた言ってること滅茶苦茶だからね」

結衣:「じゃあ、おっぱいにそっと触れるだけでいいから、手のひらで包み込むだけでいいから、ね?」
瑠奈:「いーや」

結衣:「ええやん、減るもんじゃなし」
瑠奈:「ダメだって。もう結衣の思考がおっさんなってる」

結衣:「実はボク、女の子の着ぐるみの中に、おっさん入ってるねん」
瑠奈:「わかる」

結衣:「納得した……!」
瑠奈:「だって、言うこと、おっさんとしか思えないもん」

: ――(間 2秒)5

結衣:「えへへ。ところで、瑠奈って何カップ? ぐふふ」

瑠奈:「おっさん度増した!」
結衣:「おっぱい揉めないんだったら、カップサイズ教えてもろて妄想で揉もうかと」

瑠奈:「変態!」
結衣:「そんなに誉めんなよ」

瑠奈:「誉めた要素が全くないのだが」
結衣:「瑠奈から言われる変態は、最上級の誉め言葉なんや」

瑠奈:「おかしいおかしい」
結衣:「恋人同士の慣れ合い最高やな」

瑠奈:「慣れ合ってないが?」
結衣:「うそ?」

瑠奈:「ほんと」
結衣:「おっちゃん、最上級の譲歩《じょうほ》なんや。お願いや、カップサイズ教えてくれ」

瑠奈:「必死すぎて引くな……」
結衣:「いいからおーしーえーてー! 何カップ?」

瑠奈:「しかたないなあ……」
結衣:「うんうん、何カップ?」

瑠奈:「何カップって、競馬《けいば》のレース名じゃないんだから、もう」
結衣:「じらさないでよー、は、や、く!」

: ――(声がうわずる)
瑠奈:「うー-----ん、び、B?」
結衣:「B?!?!?! ほんとに?!」

瑠奈:「あ、えーー-っと。びー…………よりのA」
結衣:「あーね」

瑠奈:「なにそれ?」
結衣:「BよりのA、よりのA、よりA。と言うことで納得した」

瑠奈:「段階的に略さないで」
結衣:「よりA……言い方、可愛くない?」

瑠奈:「全然可愛くないよ」
結衣:「まあ、ボクの瑠奈に限って、Bは無いと思ってたから安心したぜ」

瑠奈:「偏見《へんけん》やめい」
結衣:「まあ、よりとは言え、Bに近いから良いじゃない? 揉ませて」

瑠奈:「今、何かドサクサに紛れてなんか言った?」
結衣:「何も言っていないよ。揉ませて」

瑠奈:「揉ませないよ?」
結衣:「あ! ヤバい心の声が漏れていたようだ」

瑠奈:「大々的に漏れてたね。むしろ叫んでたね」
結衣:「せっかく漏れてたのに拒否られて悲ぴい。ね、ちょっとだけ、揉ませて、さきっぽだけ、お願い。」

瑠奈:「マジ、おっさんやん、だーめ」
結衣:「いいじゃーん、女同士なんだしい! ちょっとした慣れあいだよう!」

瑠奈:「結衣に女同士と言われても、説得力無いなあ。中身おっさんだしなあ」
結衣:「ええやん、おっちゃんに揉ませぇや。いくらや? いくら払えばええんや?」

瑠奈:「金払ってでも揉みたいんか!」
結衣:「おう、瑠奈のおっぱいを揉むためなら、銀行強盗でも何でもやったるわっ!」

瑠奈:「私のおっぱいのために犯罪に手を染めないで」
結衣:「だってさー。おっぱいは安らぎだよ。安らぐよ。母性だよ」

瑠奈:「母性かあ……まあ、それは確かに」
結衣:「瑠奈も、安らぎたいときは いつでも言ってね。おっぱい差し出すから。むしろ脱ぐから。生で行って。グイッと」

瑠奈:「差し出さなくていいってば。もうアルコールの一気飲みみたいになっちゃってるよ」
結衣:「飲みサー」

瑠奈:「2人飲みサーとか寂しすぎる」
結衣:「寂しくないもん! 瑠奈が居たら何もいらないもん!」

瑠奈:「健気か!」
結衣:「わかる。健気。ボク、健気!」

瑠奈:「認めるんかい」
結衣:「認めるよー、だってボク瑠奈のためだったら死ねるもん」

瑠奈:「そんな大げさな(笑)」
結衣:「いや、ほんとだってー」

瑠奈:「死ぬな、生きろ」
結衣:「生きゆ!」

瑠奈:「そう言うところ可愛いよね」
結衣:「わーい、瑠奈にほめられた! もう死んでもいい」

瑠奈:「死ぬな、生きろ」
結衣:「生きゆ!」

瑠奈:「この流れ、どこかで……」
結衣:「デジャヴ」

瑠奈:「なんとっ!」

: ――(結衣語、「思う」の短縮形「おも」)
結衣:「だけど死ぬなら、瑠奈のぺったんこの胸の中で死にたいとおも」

瑠奈:「ぺったんこは余計だ」
結衣:「ごめん、思わず本音でちった。てへ」

瑠奈:「おい、少しはフォローしろ」
結衣:「ちっぱい最高! ちっぱおっぱい!」

瑠奈:「全然フォローになってないよ?」
結衣:「ボクの最大の愛情表現だお!」

瑠奈:「はあ、まったくもう」
結衣:「てへぺろ」

瑠奈:「久しぶりのてへぺろ頂いた」
結衣:「久しぶりにてへぺろ出してみた」

瑠奈:「かわいいな」
結衣:「いやん照れる」

瑠奈:「あっ! 結衣、前見て! 水たまり! 危ない!」
結衣:「うきゃあ!」

瑠奈:「さっ……と。ほら、気をつけなさいよね」
結衣:「うわ、瑠奈、咄嗟《とっさ》に支えになってくれるとかイケメン、きゃ!」

瑠奈:「まあな。ほら、手!」
結衣:「ありがちょ。……あれ? よろり」

瑠奈:「……え?」
結衣:「……あ」

瑠奈:「触った?」
結衣:「触った……」

瑠奈:「不可抗力なら仕方ないか……まったくもう」
結衣:「お、おう……と言うか瑠奈?」

瑠奈:「なあに?」
結衣:「あんね。瑠奈のおっぱいから無機質な感触があったのだけども」

瑠奈:「え?」
結衣:「……え?」

瑠奈:「ま、まさか」
結衣:「瑠奈せんせー、異物混入事件です! おっぱいに異物混入してます!」

瑠奈:「そ、そんなバカな!」
結衣:「おっぱいのそれとは違う感触が、まだボクの手のひらに!」

瑠奈:「き、気のせいだよ!」
結衣:「いや、おっぱい研究歴20年のボクが言うからには間違いない!」

瑠奈:「そうか、結衣は私より1つ上だった」
結衣:「未来人やからな」

瑠奈:「わいの秘密が未来人にバレるとは……不覚!」
結衣:「ええんやで。そう言う見栄っ張りなお前が好きなんや」

瑠奈:「はあ、結衣が そう言うなら、もういいか。そうなの、いつもブラにパッド入れてるの」
結衣:「ってことは?」

瑠奈:「何?」
結衣:「BよりのA,ならぬ、AよりのAA、もしくは、AAよりのAAA《えーえーえー》」

瑠奈:「やめてー! どこかのパフォーマンスグループみたいになっとるやん!」
結衣:「略して、よりのAAA《とりぷるエー》……瑠奈、長いよ。A多すぎて、これじゃ略した感が何もないよ」

瑠奈:「うるさいうるさいうるさい!」
結衣:「あははっ! でも好き」

瑠奈:「もう! 好きって言えば何でも許されると思って!」
結衣:「だって、ボク、瑠奈が許してくれなくても瑠奈が好きだからな」

瑠奈:「男前か!」
結衣:「わかる」

瑠奈:「まったくもう」
結衣:「えへへ」

: ――(間 2秒)6

瑠奈:「ほーんと、結衣には驚かされてばかりだよ」
結衣:「そっかなー?」

瑠奈:「そうだよ。ホントに悔しい」
結衣:「あははっ! 悔しがる瑠奈が可愛すぎてつらい」

瑠奈:「そんなこと言われたって嬉しくないんだからね!」
結衣:「あはははっ! ウケる」

瑠奈:「ねえ、結衣?」
結衣:「なあに?」

瑠奈:「結衣って、ホント小さくてかわいいよね」
結衣:「突然なにさー! 可愛くなんてないよ!」

瑠奈:「可愛いかどうかは、結衣じゃなくて私が決めるのだよ」
結衣:「突然、瑠奈がイケメンなってる。どした?」

瑠奈:「何でもない。何となく思っただけ」
結衣:「ちなさー。ボク、ちっこいから瑠奈の顔見るのに、ずっと上向いてなきゃいけなくて疲れるんだよ」

瑠奈:「別に顔なんて見なくていいよ」
結衣:「イヤ! みたい!」

瑠奈:「仕方ないなあ。じゃあ、上向いて歩いて。危ないから手繋ごう」
結衣:「わーい!」

瑠奈:「ガン見すんなし」
結衣:「いや、こんな機会、滅多に無いから良く見とかないと」

瑠奈:「まったく……じゃあ、背伸びでもする?」
結衣:「おう!」

瑠奈:「少し近くなった?」
結衣:「うん! めっちゃフラフラして不安定だけど(笑)」

瑠奈:「不安定か……じゃあ」
結衣:「ん?」

: ――「ちゅ」は口頭でOK。リップ音は不要・
瑠奈:「腰をかかえて……よいしょっと(間1秒)ちゅ」
結衣:「え、え?」

瑠奈:「えへへ」
結衣:「ええー?! なに? なに? 何が起こったの?」

瑠奈:「なーんも起きてないよ-」
結衣:「いや、なんも起きてなくなくない。あれ、あれ?」

瑠奈:「混乱している結衣が、可愛い事案発生中」
結衣:「瑠奈の唇と、私の唇がくっついて……ぷにゅって柔らかくて……これって、キス?!」

瑠奈:「あはははっ! ウケる」
結衣:「ふわわわわわ。まだ、恋人お試し期間中だから、そう言うサービスはやっておりませんって瑠奈言ってたのに! これじゃ、2話の逆パターンじゃないか!」
瑠奈:「2話?」

結衣:「え、いや、何でもない」
瑠奈:「なんそれ」

結衣:「と言うことは、お試し……」
瑠奈:「うん、卒業……でいいかな」

結衣:「え、え、うそ?! ホント?! ウソ?!」

瑠奈:「ほーんーと。イヤ?」
結衣:「イヤじゃないよう。うわあああああんっ!」

瑠奈:「泣かないでよ」
結衣:「だってー。だってー。もう一生、お試しだと思ってたー。うわーん」

瑠奈:「一生お試しってどんなよ(笑)」
結衣:「だって、いつも瑠奈がダメって言うから―。うわーん」

瑠奈:「ほら、いい子だから、いい加減に泣き止みなさい?」
結衣:「エグエグ、ふにゅふにゅ」

瑠奈:「驚いた?」
結衣:「驚いたよぅ。サプライズだよう」

瑠奈:「やったね。仕返ししてやったぜ」
結衣:「るなー。ってことは、お試し終わりで本会員だよね」

瑠奈:「そだね。まあ、そう言うことになるかな」
結衣:「ってことはー、ムギューちゅっちゅペロペロじゅるじゅるもみもみレロレロ、解禁?!」

瑠奈:「まさかの4回目!」
結衣:「5回目だって出す用意は出来てるぜっ」

瑠奈:「こらっ、調子に乗るな」
結衣:「えへへ。」

瑠奈:「5回目は出さなくていいからね」
結衣:「そっかー。残念」

瑠奈:「ゆっくり長く仲良く付き合っていこ?」
結衣:「そっか。そだね。ボクも瑠奈とは、長く付き合いたい」

瑠奈:「ゆるーくフワっとね」
結衣:「今までも、これからも、ゆるゆるふわふわの百合かあ」

瑠奈:「そうだね。ゆるゆるふわふわの百合、略してぇ」
結衣:「お、略してぇ」

: ――(瑠奈のカウントに出来るだけ合わせて瑠奈結衣、同時に)

瑠奈:「さーん、にー、いち、せーの」

瑠奈:「ゆりふわ!」
結衣:「ゆりふわ!」

: ――(間 2秒)エピローグ

結衣M:ゆりふわ ザ ファイナル
結衣M:ゆるゆるふわふわ百合物語

結衣M:エピローグ

結衣M:ようやく正式なお付き合いが始まったボク達。
結衣M:みんなのお陰で付き合えることになりました。
結衣M:本当に、心からありがとう。

結衣M:瑠奈とは、これからも色々あると思うけれど、少しずつゆっくりと進んで行こうと思います。

結衣M:とりあえず、ゆりふわは、ここでおしまい。

結衣M:正直、ちょっぴり寂しいけれど、みんながボクたちのことを覚えていてくれたら、また、別の場所で会えるかもしれないね。

結衣M:瑠奈と結衣は、いつでも、どこでも、みんなの心の中に居るからね!

結衣M:これからも色んなボク達を、たくさん演じてくれたら嬉しいな。

結衣M:本当に、ありがとね。
結衣M:またどこかで。

結衣M:ばいばーい
瑠奈M:ばいばーい

結衣M:え?!
瑠奈M:あはははは……!

結衣M:えええええええー?!

結衣M:るなーっ!
結衣M:ボク、瑠奈がエピローグに出てくるとか聞いてないんですけどー!
結衣M:どうせ出てくるんだったら、ムギューちゅっちゅペロペロじゅるじゅるもみもみレロレロしようよーっ!

結衣M:るなーっ!
結衣M:待ってよー!

: ――(走りながら)
結衣M:じゃあみんな、またねっ!

結衣M:るなー! 待てー!!

: ――(間 2秒)

終演:
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ゆりふわ THE FINAL ~ゆるゆるふわふわ百合物語~【女声2名】
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ニクキューP
ライター情報
猫と初音ミクを溺愛しているライターです。
コメディ、日常、メンヘラ、そして百合&ライトBL
ゆるふわ台本多め
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