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【病み】【闇】ヤンデレガールの甘い罠~愛の証~
written by ニクキューP
  • ヤンデレ
  • ツンデレ
  • 告白
  • 学校/学園
公開日2023年05月18日 21:40 更新日2023年05月24日 21:26
文字数
1183文字(約 3分57秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
ヤンデレ少女
視聴者役柄
ヤンデレ少女が好きな男の子
場所
指定なし
あらすじ
ヤンデレちゃんは男の子から告白されました。
ヤンデレちゃんも満更でも無い様子。
そして、彼が自分を好きであることを証明して欲しいと要求します。
ヤンデレちゃんの出した条件とは……?
本編
★「――(ト書き)」の後ろは、男役のセリフなので(想定)音声化不要。
 ただし、言葉分の間をあけてください。
 
★間と書いてあるところも間をあけて演じてください。

~~以下、本文~~

ふーん……
あなた、私のことが好きなの。

本当に?

 ――恥ずかしそうに頷く
 
そうなんだー?
じゃあ、私のためだったら死ねるのかしら?

 ――もちろん

ふふふっ
嬉しいこと言ってくれるじゃない。

でもね。
ワタシには好きな人が居るの。

どうしようかしら。
アナタは、その男を超えることができる?

 ――君のことが他の誰よりも一番好きな自信がある!
 
そう?
ワタシはそう思えないわ?

だって、きっと私の好きな彼は、アナタなんかより
私のことが好きに違いないもの。

何?
何か言いたそうね。

じゃあ、アナタは私のためなら何でもできる?

 ――できる!
 
ありがとう、嬉しい!
ワタシね、悩みがあるの。

聞いてくれる?

 ――もちろん!
 
ありがとう!

あのね……
ああ、でもアナタに、こんなこと言うの申し訳ないわ。

ごめんなさい。
聞かなかったことにして?

 ――大丈夫、何でも言ってくれ! 君の力になりたい。
 
んーでもなー
ふふっ、どうしようかしら?

(間 少し考える)

……この話、アナタと私だけの秘密にしてくれる?

 ――もちろん、誰にも言わない

(言いにくそうにしながらも楽しそうに)

そう、じゃーあー……

ワタシね、苦手な女の子がいるの。
いや、嫌いとかじゃないの。
なんと言うか、人って、特定の人と、そりが合わないとかあるじゃない?

 ――悩みと言うから何を言うかと思ったけどそんなことか。
 
そうなの。
大した話ではないの。

でもね、その子がワタシの視界に入るだけでね、鳥肌が立つの。
脳みそが煮えくり返るような怒りが湧き上がるの。

わかってくれる?

 ――強く頷く
 
嬉しい!

じゃあ、お願いなのだけれど……

私への愛の証(あかし)として、
その女の子を私の視界に入らないようにしてくれる?

あえて、どうやって、とは言わないけれど、
私のことを愛してくれているアナタならわかってくれるわ、よ、ね?

 ――恐怖に震える男
 
あら、どうしたの?
私のこと愛してないの?

まーさーか、できないなんて言わないわよね?
ワタシの秘密を無理矢理聞いといて、でーきーなーいなんて
言えないわよね?

 ――か、勘弁してくれ

勘弁してくれ?

そんな寂しいこと言うんだあ……

そう、そうよね……
わかったわ。

この話、聞かなかったことにして?
ごめんなさいね。

 ――ありがとう(ホッとする男)
 
あーでも。
ワタシは良くても、ワタシの下僕たちが、
どう思うかは彼らにしか、わからないわ。

 ――再び震えだす男

あとは、アナタにお任せするわ。

話は、それだけ。

じゃあ、帰り道に気をつけてね。
例えば、横断歩道、とか、駅のホームとか。

 ――か、勘弁してくれ

勘弁してくれ?
それは、さっきも聞いたわ。
だって私には、どうにもできないことだもの。

もし、心配なら、あの気に入らない女を何とかしてくださる?

それでは、ごきげんよう
さ、よ、う、な、ら。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【病み】【闇】ヤンデレガールの甘い罠~愛の証~
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ニクキューP
ライター情報
猫と初音ミクを溺愛しているライターです。
コメディ、日常、メンヘラ、そして百合&ライトBL
ゆるふわ台本多め
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