ヤンデレ女子(演者)が、好意を持つ男の子に後ろから手で目隠しをしました。
男の子の反応は……？

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　――男の子に対して、両手で目隠しする女の子（楽しそうに）

だーれだ！

　――間を取る

……え？
誰それ？

誰よ、その女？

は？！
何よ、その顔？

明らかにガッカリした顔してるじゃない！

　――間を取る
　
いやいやいや、そんなことない！
気のせいなんかじゃない！

あなたは、私の顔を見て残念そうな顔をしてたの。

そんなに私ブサイク？
あなたに、そんな顔をさせてしまうくらいにブスなの？

　――強めに
　
私は……！
こんなにも、あなたのことを愛しているのに
そんな顔されちゃうわけ？

ホント泣けてくるわ。

寂しいよ。
私の気持ちが通じないのだもの。

私、何かした？
アナタに残念そうな顔をさせてしまうこと何かした？

教えて？
私、なおすから。

アナタの言う通りの女になるから。

　――間を取る
　
はあっ？！
「そう言うことじゃない」って、どういうこと？
意味わからない。
ホント意味不明。
どう言うことなの？！

ねぇ、どう言うことなのよ？！

黙ってないで何か言いなさいよ。

　――つぶやくように
私の何が気に入らないのよ

　――間を取る

まあ、いいわ。
それで、その子、誰よ？

いいから教えて？
どこの誰なの？

私の知っている人？
知らない人？
どこの人？
何歳？
年上？
年下？

答えて。
早く答えてよ！

　――間を取る
　
「何で？」って、何でもよ。
何もないわ

と言うか、アナタ認めたわね。
他の女の存在を認めたわね。

あーあ。
わかっちゃった。

今さら否定したって遅いわよ。
ちょっと揺さぶっただけなのにね。
ホントわかりやすい。

そのスグ気持ちが顔に出ちゃう性格、何とかした方が良いわよ。

　――意地悪そうに
まあ、私には好都合なんだけれどね。

　――間を取る
　
ところで、誰？
だから、私と誰を間違えたの？

いいから言いなさい？

どうせスグにバレるんだから、
自分から言ってしまった方が楽になるわよ。

どうしたの？
そんなにブンブン首を振って。

何も違くないわ。
違うわけないじゃない。

私にはアナタの考えていることが、手に取るようにわかるの。
ホントよ？

だって、私はアナタのことを愛しているのだから。
言ったでしょ？

だから、わかっちゃうの。

で、誰？
自分で言っちゃったほうが、良いと思うけどな～

　――間を取る
　
　――諦めのため息

はあ……
まあ、いいわ。

ホント強情《ごうじょう》な人ね。

　――「ね？」のところは、男の子に可愛く同意を得るイメージ
　
まあ、そう言うところも好きなのだけれど、ね？

え？　なんで、そんなに知りたがるのか。って？

ああ、そんなの簡単よ。
その子と、少しお話してみたいと思ったただけよ

それだけ。

それ以外の何でもないわ
何でも。

それ以上でも、それ以下でもないわ。

ええ、アナタが心配することは何もないわ。

何も、ね。

　――怪し気に笑う
　
ふふふふふふふっ……！

名残惜しいですが、今日の所は、この辺で失礼しますわね。

　――間を取る
　
さようなら。また、明日。
それでは、ごきげんよう。

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・台本（ゆるボイ！）
【女声１名】【病み／闇】ヤンデレガールの甘い罠～だーれだ～
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