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教習所の女教官が、ドSな上にヤンデレだった
written by 犬アキラ
  • ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2009文字(約 6分42秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
教官
視聴者役柄
生徒
場所
指定なし
あらすじ
あなたは、免許を取りたい男の子。
教習所に通っていましたが、どうも、
自分の担当の教官は毎回同じ女性で、
しかも、毎回際どい服装で現れて…?
本編
そこ、左に曲がって。ちゃんとウィンカー出してね。

反対車線にふくらまないように…そう…

うん、オッケー。

じゃあ、このまま、教習所に戻って。

…はい、路上教習、お疲れ様。

今日はまあまあだったよ。じゃあ、次は…

明日は私が休みだから…あさってだね。

それじゃあ、また。

学科の方も、ちゃんと、サボらないように…

え?
ハンコ?

何言ってんの。あげるわけないでしょ?

いい?

キミが今日、運転中に、私の方をチラ見した回数、25回。

こんなに注意力散漫(さんまん)な状態で、ハンコをあげられるわけないでしょう?

そうだね。

もう、最近は、ずっとハンコをあげてないね。

でも、それは、キミが悪いんだからね。

キミが事あるごとに私の方をチラチラ見るから。

そんな集中力の無い人に、免許をあげるわけにはいかないの。

分かる?車は危険な乗り物なの。運転をナメないで。

(少し間を空ける)

…そんな際どい服で毎回来るから…?

うん、そうだね。

確かに私は、毎回キミの時は際どい格好(かっこう)で来てるよ?

うん。だから何?

それは、キミの教習に関係ないよね?

私が、こっちを見て下さいって一度でも言った?

言ってないよね?キミが勝手に私の方見てるんだよね?

そうでしょ?

うん、だから、ハンコはあげられません。

じゃあ、またあさって。お疲れ…

…何?

今日は、しつこいね。

何か、早く免許が欲しい理由でもあるの?

…え?

彼女を、ドライブに連れていきたい…?

…ふ~ん…そっか…なるほどね…

分かった。

じゃあ、チャンスをあげる。

いい?

運転に大切なのは、いかなる時にも冷静さを失わないこと。

今から、5分間、冷静さを保てたら、ハンコをあげる。

声を出しちゃったら、キミの負け。分かった?

じゃあ、行くよ…

ふーっ…(耳に息を吹きかける)

あはっ、ビクっとしちゃった。

へぇ~…よく、声を我慢できたねぇ…

でも、やっぱり思ったとおり…

キミは、耳が弱いみたいだねえ…?

顔が赤くなってきた…

ねぇ、エンジン、かかっちゃった…?(耳元で囁く)

きみのボディ、どんどん熱くなってくる…

ほら…1速…2速…3速…4速…(耳元で囁く)

必死に声を我慢して、えらい、えらい。

静かな車は、人気が高いからね…

そうそう…教官の言う事は、標識(ひょうしき)と一緒だからねぇ…

しっかり守らないとねぇ…?

逃げようったってダメだよ…?

ほら、シートベルト、ちゃんと閉めて…?

じゃあ…最後に…私が、運転席の方に移動して…

きみに、またがって、抱きついちゃうね…?

ぎゅー…

あはは…きみの心臓の鼓動、早すぎじゃない?

はい…スピード違反で、減点。(耳元で囁く)

免許も持ってないのに、点数引かれちゃったね…残念…

そりゃあねぇ…

こんなせまいとこで、こんなに密着されたら、
ドキドキしちゃうよね…?

でも、狭い道を走らなきゃいけないことだってあるんだから、
ちゃんと、集中力を保っていかなくちゃダメだよ…?

あはは。心臓が、口から飛び出しちゃいそうな顔してるよ?

飛び出しは、良くないなぁ…

さぁて…きみのクラクションはどこかな…?

首筋なんてどう?

あれ…目が泳いでるねぇ…

当たり、かな?

あーむっ…(首を噛む)


あはははははっ!!声出しちゃった!!

きみのクラクション、情けなく鳴っちゃったねえ!!

残念、きみの負け。これじゃあ、ハンコはあげられないな。

じゃあ、出直しておいで。


ふふっ…情けない顔…

しょうがないなぁ…。

最後のチャンスをあげる。

明日、特別教習をしてあげる。

それに合格できたら、今まであげなかったハンコ、全部あげるよ。

うん。明日は私は休みだよ。

誰も、教習所でやるなんて言ってないよ?

はい。

明日の夜、このホテルの、この番号の部屋に来て?

そこで、特別教習してあげるから。

やっぱり、上手い人の運転を見ないと、コツが分からないでしょ?

私のドライビングテクニック、たっぷり味あわせてあげる…

そう。車は、キミ自身…

私は、全部知ってる…

キミのエンジンのかけ方も、キミのハンドルの握り方も、
キミのクラクションの鳴らし方も…

ちゃーんと、自分の体で覚えるんだよ…?

だいじょーぶ。

キミのシフトレバー…ちゃーんと、6速まで入れてあげるから…(耳元で囁く)

まぁ、安全運転とは、いかないだろうけどねぇ…?ふふっ…

そうして、ちゃーんと、私の言うこと、全部守れたら…

その時は、体中に、好きなだけハンコ押してあげる。

私の口で、ね。

うん、そうだよぉ…

今までハンコをあげてこなかったのは、キミをずっと、私の手元に置くため…

キミのことをずーっと、助手席で監視するため、だよ…

あぁ、もし逃げたり、他の教官を指名したりなんかしたら、退学にして、
二度と免許が取れないようにしちゃうから、そのつもりでねぇ。

…欲しいんでしょ?免許。

いいよ。本当は、一生ハンコあげないつもりだったけど、
特別教習しちゃえば、もうそんなこと関係なくなっちゃうからね…

まぁ…免許を取るころには…

彼女の事なんか忘れて、私の事しか考えられない体になってるだろうね…?

安心しなよ…

私がしっかり、キミというポンコツな車を、乗りこなしてあげるからさぁ…!!

だから、私には、キミを支配する免許をちょうだいねぇ…!!

あははははっ!!
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
教習所の女教官が、ドSな上にヤンデレだった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
犬アキラ
ライター情報
 犬アキラと申します。
 pixivにてフリー台本を書かせて頂いております。
 ヤンデレ、ボクっ娘、ダウナーなどを主に書いております。
 よろしくお願い致します。
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