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近所に住んでるダウナーなお姉さんが、しっかりヤンデレで狙われていた
written by 犬アキラ
  • お姉さん
  • ヤンデレ
  • ダウナー
公開日2021年06月05日 18:00 更新日2021年06月05日 18:00
文字数
2099文字(約 7分0秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
お姉さん
視聴者役柄
少年
場所
指定なし
あらすじ
あなたは、とある普通の男の子。
ささいなことで親とケンカして、家出をしました。
行くあてもなく、さまよっていたところに、
近所に住んでるお姉さんが現れて…?
本編
おー、少年。

こんな時間に会うなんて珍しい。

もう夜も遅いよ~。

いい子は早く家に帰って、ジュースでも飲んでなー。

私ー?

私は、大人だからいーんだよー。

それに、私は夜になんないと、テンション上がんないからさー。

ん…?

てか、どした?

ひどい顔だよ、少年。

もしかして、さっきまで泣いてた?

…あー、なんかごめん。

聞いちゃいけなかった?

うん、無理に言わなくていーよー。

そんなに興味もないしねー。

…うそうそ。どしたの、お姉さんに言ってみ。

私ときみの仲じゃないか。

昔はお風呂で体を洗ってあげたりしたでしょー?

あはは、かお赤ーい。

もう、いろんな感情で、意味わかんない顔になっちゃってるよー。

(少し間を空ける)

うんうん。

………え?

お母さんとケンカしたの?

ほぁー。

なんで、また。

あんなに優しい人なのに。

何があったのー?

(少し間を空ける)

…え?勉強しなさすぎて…?

いや、まぁ…それはー…

きみがぁー、悪いんじゃないかなぁ…

うぅん、そういや、昔から、きみが勉強してるとこは見たことなかったね…

でも、あの人がそんだけ怒るってことは、よっぽどやんなかったんでしょ。

あんね、ちゃんと勉強して、ちゃんとしたとこ就職しないと、将来大変だかんねー?

お母さんは、100パーきみのためを思って言ってるんだよ。

わかったら、早く帰って、ちゃんとお母さんに謝りなー。


…え?家出してきた?

えぇ~…

どう考えてもきみが悪いのに…

帰る気はないの?…そうなんだ…


う~ん……

見つけちゃった以上、ほっといて、なんかあったら、
若干私のせいにもなるよなぁ…

ひぇぇ…だる~…

うーん、わかった。じゃあ、ウチくる?

うん、別にいいよ…

本気で帰んないつもりならね…

しょーがないから、一日くらい、面倒見てあげるよ…

(少し間を空ける)

はい、ジュース。とりあえず、喉でもうるおしときなー。

私、お酒飲むから、そのへんのもの勝手に食べていーよ。

気が済んだらかえんなー。

すぐそこなんだから。


映画でも見る?

2時間もすれば、気が変わるでしょ。

(少し間を空ける)

あ~、普通につまんなくて草。

てか、普通にえっちなシーンあったね。

少年にはまだ早かったね。ごめんよ~。

…で、まだ帰らないの?

ふーん。。あ、そ。

何?

もしかして、泊まる気?

ふーん……。。。


ま、大人としては、無理やりにでも帰すべきなんだろうけど…。

まぁー、私は、きみの味方だからねー。

きみが帰りたくないって言うなら、いつまででもここに置くけど。

お母さんも、私なら安心だろうし。

(少し間を空ける)

…ね、本気で家に帰るつもりがないなら…

私が、養ってあげよっか。(耳元で囁く)

どういう意味って…

そのままの意味だよー。

私が、ずっと、きみの面倒みてあげるってこと。

生活には不自由させないよー。

それに、勉強なんか、しなくたっていい。

就職する必要なんかないよ。だって私が養うんだからねー。

私は、頑張って働いてくるから、きみは洗濯でもしててよー。

どぉ?

最高の生活っしょー。

そんかわり、ひとつだけ、約束。

私の言うことは、ちゃーんと聞くこと。

他は、ぜーんぶ、自由にさしたげる。

自分の家より、快適でしょ。

どうする?

(少し間を空ける)

ん。おっけー。

じゃあ、スマホ貸して。

ん?

何?

うん、スマホ貸して。

はよ。

言う事聞くって言ったべ。

ん。

どれどれ。

あー、やっぱりね。

女の子の連絡先、いっぱいだぁ。

はーい、これ、全部消しまーす。

はい、アプリも消しまーす。


ハイ。もういいよ。

…何?

なんか文句ある?


いーじゃん。どうせ、いずれは全部消すことになってたんだしねー。

だって、どっちにしろ、いつかは、きみは、私のモノにする予定だったし。

いやー、別に、君の意思とかは関係ないんよー。

私が欲しいって思ったから、私のもんなのー。それだけー。

だいじょーぶ。予定よりはだいぶ早かったけど、もう、お金もだいぶ貯まったし。

あとは、もう、きみのおかーさんに、いつ話を通そーかなー、って状態だったし。

そしたら、きみの方から飛び込んできてくれたんだもん。

もう、逃げられないよー…

そうだよねー。そろそろ眠くなってきたよねー。

さっききみに飲ませたジュースに、睡眠薬いれといたからねー。

眠らしてどうするのかって?

さあねー。それは、起きてからのお楽しみー。

ほら、早く寝ちゃいな。(耳元で、低い声で囁く)

ふーっ…(耳に息を吹きかける)

(少し間を空ける)

おはよー。よく眠れたみたいだねー。

んー?なにー?

寝てる間に、縄で手足でも縛られてると思ってたー?

ははっ、そんなめんどい事、私がするワケなくねー?

問題になったらどうすんのさー。


ん~?まあ、確かにそうだねー。

今んとこ、別に、きみを縛りつけるものは、何もないからねー。

逃げられたら、そこでおしまいだよー。

当分の間はねー。

でも…しばらくしたら、戻って来ざるを得なくなるよー。

何でかってー?

そりゃ、寝てる間に、きみのこと、襲っちゃったからねー。

もう、きみには、見えない鎖がついちゃってるってわけだよー。

縄なんかよりも何倍も重い、一生離れられない鎖がねー。

なんか言われたら、きみに襲われたって言えばいいだけだからねー。

これが、大人の、女のやり方ってわけだよー。

勉強になったねー。

次は気をつけなー。少年。

ま。

次なんかないんだけどね…(耳元で、低い声で囁く)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
近所に住んでるダウナーなお姉さんが、しっかりヤンデレで狙われていた
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
犬アキラ
ライター情報
 犬アキラと申します。
 pixivにてフリー台本を書かせて頂いております。
 ヤンデレ、ボクっ娘、ダウナーなどを主に書いております。
 よろしくお願い致します。
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